[ROCK'N ROLL DIARY]
2001.3.2更新
2001年2月25日

 ドラッグ・ストア・カウボーイと、大槻くんの特撮と、プラが出るイベントを見に行く。
不思議な組み合わせのイベントだなと思ってたんだけど、結構、お客さんはお 目当てのバンド以外のステージもちゃんと見ていて、全体的に盛り上がってるいいイ ベントだった。プラも、他のバンドに刺激されたのか、いつも以上にキレてるライヴ だったよ。

2001年2月22日

 Gacktくんの取材
実は、この日の取材、3度目の正直だったの。2月8日の 日記で、「インタビューは来週」って書いてあったのに、次の週の日記に彼が登場していないのは、Gacktくんの体調が悪くて取材が延期になってしまったからだったの。この日に聞いたら、悪性のインフルエンザから肺炎と気管支炎を起こして、入 院してたんだって!でも、「その話って、書いてもいいの?」と聞いたら、「もう 治ったから、別にいいよ。治ってなかったら、まずいけどね」と、笑ってた。まだ気管支炎が完治してないので歌うことはできないけど、取材と平行してレコーディング 作業も始めてるといってたよ。でもね〜、「このままで行くとツアー中に倒れるなっ ていうのが僕の予定だったんだけど、それが早まってよかった。今、倒れておけば、 ツアー中はきっと大丈夫だからね」なんて、まるで他人事のようにニコニコしながら 話すのはやめてほしー。「うん、よかったね」とはいえないし、返事に困っちゃう じゃないの〜っ!

2001年2月21日

 12月までLa’cryma Cristiとやっていたラジオ番組「スイート ・トランス・ジェネレーション」と同じ時間帯の「ホット・ジェネレーション」に、 J*Jeniusがゲスト出演することになり、その収録。初めてのラジオ出演なの でみんな緊張するかなと思ったんだけど、意外にスムーズにDJさんの質問にもそつ なく答えていた。ディレクターからは「スタジオのブースが狭いので、二人くらい来てくれれば」といわれてたんだけど、4人で押しかけたら、「せっかく来てくれたん だから、全員に出てもらいましょう」と、めでたく全員の出演となった。オンエアは 3月7日で、茨城放送と栃木放送だよ!! 4月からはわたしも「スイート・トラン ス・ジェネレーション」に復帰するので、またよろしくね。

2001年2月20日

 J*JeniusとNEEDとACブランディッシュのライヴ。
NEED、カッコいいのに、しばらく地下に潜ってしまうそうで、残念だな〜!

2001年2月19日

 HEATHとJO:YAくんの取材。
JO:YAくんに会うのは初めてだったんだけど、曲を聞いた印象通り新人とは思えない余裕を漂わせている人だった。彼らのデビュー・シングル「GLOW」はすごくカッコよくて、取材の最後にHEATH「俺は、これがやりたかったんだ!」と力強くいっていたのが、とても印象的だった。でもね、HEATHったらJO:YAくんの前で、「去年の今頃、大島さんのとこに電話して、『誰かいいヴォーカル、いない?』って聞いたら、『××とか、△△ とか、うまくていいヴォーカルだよ』なんていわれたんだよ」なんて、ペラペラしゃ べっちゃうの。結構、地下に潜っていたHEATHとはたまに会ったり電話で話したりしていて、去年の初め頃からは話をすると必ず「いいヴォーカル、いない?」っていう会話が交わされていたんだ。でも、その話をにこにこと聞いてたJO:YAくん は、「へぇ、そうなんですか」とやっぱり余裕たっぷりだったよ。  実は、最近も紹介業は繁盛していて(別に、お金になるわけじゃないけど……くすん)、某ギタリスト××に某ヴォーカリスト△△を紹介したり、某ヴォーカリスト ○○に某ギタリスト◎を紹介したり。○○と◎は何回か会ったあとにスタジオに入っ て、「一緒にやっていくことに決めました」と、報告があったばかり。まだ名前はいえないけど、楽しみなバンドが増えそうで、嬉しいな〜。

2001年2月18日

 夜、初の全国ツアー一本目の名古屋ミュージック・ファームでのライヴを終えたJ*Jeniusから、電話があった。初めての東京以外でのライヴに、メンバーはみんなボルテージが上がってる感じ。しっかりと手応えを得たようなので、これからが楽しみ!


2001年2月17日

 今日は、ウランちゃんの満2歳の誕生日。
「ケーキをあげなきゃ」とルンルンしてるわたしに、周りの人の目はやっぱり冷たい。とくに、ケーキを買う時に一緒だったMくんは、不思議な生物を見るような目でわたしを見ていた。別にいーんだもん、誰にどう思われようと、ウランが喜んでくれれば……と思っていたら、去年はすごい勢いでケーキをたいらげたウランなのに、今年はほとんど食べないの。同じケーキなのに(ウランの好物だと思って、わざわざ去年と同じ店で買った)、どうしてなんだろう???ウランも大人になったのかなぁ……。

2001年2月16日

 昨日に引き続き、ジャンヌの取材があった。
今日は、雑誌。昨日、yasuに「ロックンロール日記の2巻と3巻をください」といわれていたので、ちゃんと忘れずにもっていく。そしたら、取材中、読み耽っているの。お〜い、読書の時間ぢゃないんだぞぉ(涙)。それにしても、この日はみんな晴れやかな顔してたな。だって、ここんとこ取材っていうと誰かが大風邪引いてて、マスクしてて声がよく聞き取れなかったり、取材用テープに鼻をかむ音が入っていたり……っていうような状態ばかりだったんだもん。やっとアルバムが完成して、みんなホッとしたんだろうね。
 さて、取材が終わってからわたしはアイスクリームを食べながら車を運転して家に帰ったんだけど、その姿をバッチリJanne Da Arcのメンバーに目撃されてしまっていたらしい。他にも運転中に知り合いの編集者さんから携帯に電話がかかってきて、「今、青山通りを運転してるでしょー。たった今、僕の車が追い越したんですよ」なんて、いわれた。車を運転してる時も誰に見られているかわからないなんて、 油断してあんまり変なことできないってことなのね。トホ。


2001年2月15日

 J-POP STREETで、Janne Da Arcのインタビュー。
テレビカメラが3台あって、照明もかなり暑かったんだけど、yasuったらインタビュー中ずっと分厚いコートを着てるの。「そんなの着てて、暑くないの?」って聞いた ら、「実は、この下、袖なしなんですよ。失敗したなと思ったんだけど」だって。 まぁ、スタジオは暑かったけど、外は真冬だから別におかしくはなかったけどねー。 オンエアは30分なんだけど、取材時間は1時間もらってて、昔話とかメンバーのキャ ラクターとか真面目に目指す音楽の話とか、ちゃんと時間を振り分けようと思ってい たのに、メンバーのキャラクターの話になったら盛り上がっちゃって、時間をオー バーしちゃった(笑)。どんな風に編集されるかわからないけど、かなり濃い内容で 面白かったから、お楽しみにー。  ニュー・アルバムの「Z−HZRD」も、とってもよい仕上がり。実は、先月取材した時(1月17日)、「今、どのくらいできてるの?」って聞いたら、youくん が「1曲……」って口をモゴモゴさせるのよ。「あと1曲なの?」って聞いたら、申 し訳なさそうに「いえ、まだ1曲しかできてないんですぅ」っていうから、「そんなの、絶対に間に合うわけないじゃない」っていってたんだけど、ちゃんと間に合ったねー(笑)。「D.N.A」は昨年のわたしのベスト3に入る大お気に入りのアルバ ムだったけど、今度のアルバムもヘビー・ローテーションになりそう。発売は、2月 28日だよ!

2001年2月13日

 プラの取材。
この日、竜太郎TADASHIくんは出雲大社の支店(?)のような伊豆の神社にお参りに行っていて、取材は夜だった。どーやら一日に3つか4つの 神社に行くというハード・スケジュールだったらしいけど、竜太郎は「一度にあんな にたくさんお参りに行って、果たしてご利益があるものなのかなぁ」と、首をかしげ ていた。「やっぱ、冷たい滝にでも打たれてこないと、ご利益はないんじゃない?」 といったら、ブルンブルンと顔を横に振って、「絶対にイヤ!そんなことしたら、 風邪をひいて死んじゃいます」といっていた。たしかに、この寒さじゃ、お参りに行くだけでも風邪引きそーだもんね−。

2001年2月11日

 SHINJIくんのいるLAIDのラスト・ライヴ。
この息のあった5人をステー ジ上で見られなくなるのはちょっぴり残念だけど、LAIDらしく暖かい笑いに包ま れたラスト・ライヴだった。RYOくんがMCでジョークをいいながらも、SHINJIくんをたてているのが印象的だったな。終わってからみんなとごはんを食べに 行ったんだけど、SHINJIくんは意外とケロっとしていて「まだ大阪があるか ら、あんまり実感が沸かない」といいながら、友達たちが「お疲れさま」と買ってく れたビデオデッキの箱を、「嬉しい」といいながら撫でていたよ。LAIDもSHINJIくんも早くも次に向けて走り始めているので(詳しくは、21日発売のSHOXXを見てね)、みんなも今まで以上に応援してあげてね。


2001年2月10日

 J*JeniusのYUJIの誕生日。
この日、メンバーが企画して、サプライズ ・パーティが開かれた。TAKUYAくんがYUJIを「バンドの用事がある」といって呼び出し、ゲーム・センターや居酒屋に連れ回している隙に、他のメンバーや友達はパーティ会場に。なんでも前日に店の下見をして、歩く道順まで決めて、綿密な計画を立てていたらしい。時間つぶしのためにちょこっとだけ入った居酒屋で、何も知らないYUJIがたくさんつまみをオーダーしてしまい、慌てたTAKUYAくんが必死に食べまくったりと小さなハプニングはあったものの、作戦は大成功「今日はみんな忙しくて、TAKUYAくんしかバースデーを祝ってくれない」とちょっぴり寂しがっていたYUJIは、知らずに入ったお店にみんなが集まっていて、クラッカーで迎えてくれたのでとても喜んでいたよ。そーそー、わたし、J*Jeniusのメンバーに、「酔っ払うと、眉毛がなくなる」(←酔うと、ゴシゴシこするらしい)っていじめられているんだけど、この日はちゃんと途中で書き足したりして(笑)、眉毛と共に記憶も朝までしっかりしてたのだ、エライ?

2001年2月8日

 Gacktくんの撮影を、スタジオにのぞきに行く。
インタビューは来週の予定なんだけど、しばらく会ってなかったし、ちょうど近くで仕事をしていたんで挨拶しに 行ったの。 白い衣装に身を包んだGacktくんは、相変わらず素適な王子さまぶり。でも、わたし、本当に仕事の合間に顔を出しただけだったんで、「こんにちはー」つていって すぐに「じゃー、またねー」って帰ってきちゃった。「何しに来たんだろう?」っ て、不思議に思われたかも……。
 3月14日にリリースされるシングル「君のためにできること」、とっても暖かいいい曲だよ。なんか幸せになれそうな感じ。うちでテープを聞いていると、いつもはわたしが聞いている音楽にほとんど反応しないウランが、背中を床にスリスリしてウニウニしてるの。ウランにも、この曲のよさがわかるのかしら。それとも、まだ両手に包めちゃうくらいちっちゃかった頃、裸のGacktくんに抱かれて写真を撮ったことを思い出しているのかなぁー。

2001年2月5日

 夕方、Jの取材。
彼はこれから始めようとしているプロジェクトについて、あつーくあつーく語ってくれた。最初、編集者からは「原稿は400行でお願いします」と 頼まれていたんだけど、あまりにも内容が濃くてカットするのが忍びなかったので、 取材が終わったあとに「なるべく削りたくないから、600行くらいにしてほしい」 と、逆にお願いしてしまった。でも、FIRE WIREの終演後に会場出口で配られたYoujeenのテープに、曲が途中までしか入ってなかったといったら、「それは、大島さんのテープだけだよ。俺が頼んで、一本だけ特別テープを作ったんだ」 だって。んなわけ、あるはずないでしょー(笑)。

2001年2月4日

 JURASSICのライヴ。
彼らのライヴを初めて見たのがちょうど1年前だったんだけど(その日は彼らにとっても、東京で初ライヴの日だった)、本当にすくすく伸び伸び成長してきたバンドである。この日、彼らはインストを演奏したんだけど、 簡単なコード進行の曲なのに、グイグイと引き込まれてしまった。歌メロ重視女のわ たしがこんなこというくらいだから、彼らの演奏がいかにカッコいいかわかるでしょ!
 関係者席には、LAIDやwyseのメンバーなど、SHOXX WAVE仲間もいっぱい見に来ていたよ。

2001年2月2日

 大風邪のピークの日、朝5時半に起きて新潟へ。
  この日は、Dir en greyの追っかけ取材が入っていたの。とにかく前の日から熱が引かず、朝起きた時から絶不調だったので、考えられる限りの防寒対策をして出発。午前10時にはもう新潟に着いて、時間があるものだからついついマツモトキヨシでビタミン剤やら風邪薬を買いあさり、会場へ向かう。
でもね、会場入りしたメンバーはみんなわたしの顔を見ると、「あ、酔っ払い」と冷たいの(涙)。実は、NHKホールのあとの打ち上げで飲 み過ぎてベロベロになり、 なんとわたしは最後にラーメンを食べに行ったことを覚えてないの……。
数日前にDieくんと電話で話した時にその事実が発覚し、「えっ、覚えてないんですか?もりもりラーメンを食べてましたよ!」といわれて、胸を痛めていたんだけど。
Toshiyaくんには、「じゃあ、僕と熱く語りあったことも覚えてないんですか? マジに、それはショックだ」といわれてしまうし、
くんには「××さんのバッグと コートを持って、帰ろうとしてましたよ」っていわれてしまうし……(涙)。でもね、なにしろ朝から高熱で、しかも、薬をいっぱい飲んでるもんだから、ボーっとし てて何をいわれてもイマイチ反応が鈍いの。奇行の数々を指摘されても「えーっ、ホ ント−? 覚えてないよぉ」とヘラヘラしてるわたしを見て、メンバーは酔ってる時 よりもアブナイと思ったかも……シュン。
 その日の夜はさすがに食事に行く気力もなく、ホテルに帰ったらバタン! 別に打ち上げに行ったらメンバーにいじめられると思ったからではなく、本当にこの時は熱 とだるさで死にそうだったのよ。あ、でも、この日の約12時間の密着レポートは完璧 (なはず)なので、ご心配なく!


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