夜の１０時半から、Ｄｉｒ　ｅｎ　ｇｒｅｙの取材。
しかも、この時間から全員のソロ取材なのだぁ！　昼間、実家の用事で静岡から４時間車を運転してきたわたしは、ちょっとお疲れくん。でも、午前中から撮影＆取材をしていたディルのメンバーはもっと疲れていたかもしれない。「最近は、朝の８時頃に起きてる」Ｔｏｓｈｉｙａくんや、「夜が苦手」なＳｈｉｎｙａ姫は、睡魔と闘いながら一生懸命取材に答えてくれた。そーそー、この時に薫くんが着てたＴシャツがＫＩＳＳの猿の惑星バージョンで、とてもカッコよかったのね。そしたら、「香港のホテルの近くで買ったんですよ」だって。ついわたしも「このバック、香港で買ったんだよね」といったら、横にいた編集長に「ったく、二人して買い物自慢して」と笑われてしまった。結局、取材が終わったのは午前２時近く。でも、予想していたのより早く終わったので、ホッと胸をなでおろした。みんなも、お疲れ様でした！

　Ｍのバースデー・パーティ。
１２日の誕生日は「頭が痛くて、家で死んでいた」という情けないＭくん、この日は仲間に囲まれてとても嬉しそうだった……と書きたいけど、みんなにバースデー・ソングを歌ってもらった時、「去年もおととしもバースデー・ソングの合唱が、妙に低い声ばかりなのはなんでや（つまり、男ばっかということ）」と、ずっとブツブツいっていた（笑）。その後、みんなでカラオケに行ったんだけど、この時に一つ新発見！　それはね、ＴＡＫＵＹＡくんの歌声が藤井フミヤに似ているということ。つまり、なかなかイケテるってことなんだよね。レコーディングでコーラスやってる時よりも、ピンで歌ったほうがサマになってるかもしれない。今度、是非、ステージで（笑）。

Ｊ＋Ｊｅｎｉｕｓのライヴ・ビデオ〔α〕のＭＡ（ビデオを作る上での最終作業）。
「ライヴであること」にこだわって作ったビデオなので、かなりいい出来ですよぉ！　ステージの様子からツアーの雰囲気、楽屋裏まで、本当に生々しい感じが伝わってくる。オフショットでは「こんなとこまで、出しちゃっていいのぉ〜」というシーンも出てくるけれど、そんなところからも彼らの飾らない普段着な様子が垣間見れると思う。
１１月３日発売なので、みなさん、是非、見てね！さて、スタジオでの作業が終わった後は、レッド・ウォリアーズのライヴへ。終演後に楽屋に行ったら、森重、マッド大内、ＨＥＥＳＥＹ、サポートでドラムをたたいてるＭＩＮＡＴＯが、レッズのメンバーを囲んでビールを飲んでいた。わたしがそこに入っていったら、森重が「なんだか古い仲間が、揃ったね〜」といいながらビールをくれた。「古いっていうのは、なんか聞こえが悪いんじゃない？」といったら、「だって、決して新しくはないだろー」というので、みんな爆笑。そうだよねー。このメンツでお酒を飲んだ回数を考えたら、すごい数だもんね。定期的に会う人もお久しぶりの人も、会えばビールを飲みながら（これが大切）すんなりいろんな話ができるのは楽しい。というより、日本のロックの歴史を作ってきたこのメンバーに「仲間」といってもらえるなんて、とてもとても光栄かも。←まぁ、ただの駄目な酒飲み仲間（ｈｉｄｅちゃんの口調で）っていうだけなんだけどね〜 。

　ＨＯＴ　ＷＡＶＥの収録。この日のゲストは、ＴＡＫＡ。星子さんとは飲み仲間だということで、トークはもぉめちゃくちゃおかしかった。収録が始まる前に、「今日は好きなだけ、星子さんに突っ込んでいいのよ」といったら、「ホントですか？」と目をキラキラさせてたんだけど、いざ収録が始まったら本当にボンボンいろんな（あぶない？）話が飛び出して、星子さんは汗だくだった(笑)。二人の厚い絆の間に入ることはできないので、わたしはいつになくおとなしくしてましたわ。実は、ホントのこというと、カメ・リハの時に何気に３人が並んでいる画面を見たら、わたし、ＴＡＫＡの二倍くらい頭が大きいのよー。もともと顔の小さなＴＡＫＡはさらに髪を切ったばかり、わたしはヘアバンドをしてたので髪がぼわぁぁんと膨らんでしまっていたの。それ見て「ヤバイ」と思ったので、星子さんとＴＡＫＡのバトルには加わらないでいたんだよね。
　さて、この日は収録が終わった瞬間にタクシーを呼んでもらって、日比谷の野音に直行。プラスティック・トゥリーのライヴがあるからである。大急ぎで行ったんだけど、わたしが会場に着いたのはライヴが始まって３曲目くらいの時だった。番組終了後にメイクも落とさずに車で駆けつけたＴＡＫＡは、なんと開演前にちゃんと会場に到着していたんだって。負けてしまった、ちぇ。でも、会場は最後列の柵のうしろまで立ち見のお客さんでいっぱいで、すごい盛り上がり。日が暮れて風も吹き始めて、かなり温度は低かったんだけど、そんなことを忘れさせてしまうくらい熱いライヴだったよ！

　久〜しぶりにラクリマの取材。インタビューをするのは、シングル「ＪＵＮＰ！！」「ＳＴＡＹ」の作曲者であるＳＨＵＳＥとＫＯＪＩ。「ご無沙汰でございます」という挨拶で始まった取材だが、ＫＯＪＩが「ＳＨＯＸＸに取材してもらうの、３年ぶりくらいな気がする」とかいうの。ちゃんとリリースものがあるたびに、取材してるのにぃ（涙）。で、取材が始まったら、今までの地下活動の反動か（？）ＳＨＵＳＥがマシンガンのように話すのだ。ＫＯＪＩが「俺が話すこと、なくなっちゃった」といったら、「じゃ、今、俺が話してこと、半分ＫＯＪＩが話したことにしといて」だって。
　それで、取材の最後に他の３人のメンバーの近況を聞いたら、ＳＨＵＳＥが「ＬＥＶＩＮがハードディスクつきのテレビを買った」というのね。「それ、何のためのものなの？」と聞いたら、「ハードディスクに録画ができるらしい」というので、「なんで、そんなもの、わざわざ買うの？　テレビとビデオがあれば、いいじゃない」といったら、「そんなこというたら、元も子もないやんけ」と怒られてしまった(笑)。
　取材が終わってスタジオから出たら、ロビーにＨＩＲＯとＴＡＫＡがいた。これから、彼らはまだ打ち合わせがあるらしい。ＨＩＲＯは髪を短く切って、別人みたい。なんだか会うたびに髪が短くなって、どんどんさわやかになっていく感じ。いい曲がたくさんできて「アルバム、楽しみにしてて」と口々にいってたので、来年のアルバム・リリースがとっても待ち遠しいなー。