[ROCK'N ROLL DIARY]

2003年11月26日
 今月のHOT WAVEのゲストは、D’espairs RayのHIZUMIくん&Karyuくん、ムックのYUKKE&SATOち。ハッキリいって、両チームともかなりの爆笑モードだった。とくに、オカリナとカスタネット担当の新メンバー(実は、星子さん)も一緒に出演したD’espairs Rayは、「えっ、バンドのイメージはいいの!?」というくらいムチャクチャで、HIZUMIくんは下を向いて笑いをこらえるのに必死でずーっと肩が震えていた(笑)。ムックの収録は、実は一回目が音声の都合でNGになり、2回やっているの。でも、2度目だというのに全然テンションが下がらずまったく同じことをいう芸人(?)SATOちと、完璧に違う話をガンガン進める自由奔放なYUKKEと、二人の個性がよくわかって面白かったよ。で、オン・エアされなかった1回目に、YUKKEが王子に「何で王子って呼ばれてるんですか?」って、質問するとこがあったのね。で、わたしが「本名が王子っていうのよ。風間王子」っていったら、マジに信じて「えっ、そうなんだ! 失礼なこといわなくよかった〜」なんていってるの。だから、一回目は、YUKKEがずーっと王子を本名だと思ったまま、収録が進んでいたのだ。う〜、このシーンを皆様にお見せできないのはとても残念なんだけど、YUKKEくんって意外に素直なんだね(笑)。
2003年11月23日
 明け方、最近、あんまり会ってない某ミュージシャンから電話があった。「あれ、寝てたの?」って、もう4時過ぎだっちゅーの! みんな、わたしは朝まで起きてると思ってるのね(涙)。「なんか昔のこと、急に思い出しちゃってさ〜」っていう彼としばし昔話をしたんだけど、こんな時間とはいえ思い出してもらえるのは嬉しい。時間を元に戻すことはできないけど、また一緒に飲みたいよね!
2003年11月20日
 スタイリストのミカリンのバースデー・パーティが、知り合いのお店を借りきって盛大に開かれた。ちょっと早めの時間からビールなど飲みながら用意をしていたわたしは、パーティが始まる頃には既にいい気分♪ みんなが集まって盛り上がってきた頃には、もーすっかり出来上がって酔っ払いくんになっていた。SHUSE、GARAくん、高井淳くん、松岡太郎ちゃん、YUKIちゃん、東海林のりこさん、あとシルバー・ジュエリーのお店の人とか、ブティックの人とか、モデルさんとか、いろんな人がいーっぱい来ていた。で、わたしもいろんな人と話をしたように思うんだけど、ハッキリいってその内容はほとんど覚えてない。今度会ったとき、「はじめまして」っていっても、みなさん、怒らないでね……。
2003年11月17日
 メジャー・デビューが決まったKagrraの取材。今まで彼らの取材はいつも編集部で行われていたんだけど、この日はレコード会社の応接室で行われた。「メジャー・デビューの感想は?」という質問に、「何にも変わらなくて、実感がないんです」と声を揃えていた彼ら、「取材場所が変わったじゃない!」といったら、「あっ、ホントだ。それがいちばん変わったことかも」だって。(笑)。

2003年11月16日
 いろんなミュージシャンがバンドの垣根を超えて、ロックのクラッシック・ナンバーを演奏するイベント「クラッシック・ロック・ジャム」を見に行く。いやぁ、楽しかったでしゅ。演奏曲目が70年代80年代のハードロック中心だったので、知ってる曲ばかりだったからね。18曲のうちでタイトルがわからなかった曲は1曲だけという、ほとんど「イントロ当てクイズだったら、よかったのにね」状態。あとでリストを見たら、知らなかったのはいちばん新しい曲で、アリス・イン・チェインズの90年のヒット曲だった……。で、終わってから楽屋に行ったら、恩ちゃんとかMASAKIくんとか大槻くんとか大橋くんとか寺田恵子ちゃんとかミッタンとか、久しぶりに会うミュージシャンがいっぱいいて、「久しぶり! 元気?」という挨拶を10回以上はしたように思う。その中に全然久しぶりじゃない(笑)SHAKEとSHUSEがいて、例の「ヤカンをハイターで洗った事件」をSHUSEがSHAKEに話してたのね。そしたら、SHAKEが「インドに旅行に行った時、服を洗濯してくれるっていうから白いシャツを頼んだら、ピンク色になって返ってきたことがある。自分のピンクのシャツと、一緒に洗っちゃったからなんだよね」と、もう8年も前のわたしは時効だと思っていた事件をしっかり覚えていて、みんなの前で暴露するの。そしたら、部屋の隅のほうから「ぐふふふ……」という笑い声が。振り返ると、鏡の前でLEVINが静かに笑っていて、「いやぁ、ありそうな話だなと思って」といわれてしまった……。ガックリ。LEVINの隣にはPANTHERが物静かに座っていたので、「今週、AnchangとHIMAWARIくんに会ったから、一週間のうちに3人もマシンガンズに会ったことになるよ」といったら、「そりゃ、嫌でしょー。身体によくないんじゃない?」といわれた。いえいえ、みんなに会って、なんか元気になった感じだよ(笑)。
2003年11月13日
 すごい久しぶりに母校の明治学院大学に行く。「白金通信」という大学の機関紙に卒業生をインタビューするページがあって、在校生に取材してもらったの。5〜6年ぶりに足を踏み入れた大学は校舎が総入れ替えっていうくらい新しくなっていて、本当にビックリした。学食なんて「ここはニューヨークのカフェテラス?」って思うくらい、おしゃれできれいだったし。わたしが通ってた頃の学食は、狭かったしきれいでもなかったし、ホントに「食堂」って感じだったもんな〜。でも、学生時代の思い出を話したら、在校生たちに「すごく楽しそうですね。今はきっとそういう学生生活を送っている人はいないと思う」といわれて、「そぉかぁ」と思ってしまった。振り返って冷静に考えると、いい加減だったしハチャメチャだったけど、大学生活は楽しかったもんな〜。「大学時代はまったく勉強しなかったし、今の仕事に役立っていることなんて一つもない」と公言しながらも、進路に迷っている人たちには「行けるチャンスがあるなら、大学は行ったほうがいいと思うよ」とアドバイスするのは、自分の大学生活が楽しかったからなんだろうなと、あらためて思ってしまった。わたしの知ってる建物が、チャペルくらいになってしまったのは、ちょっと寂しかったけどね。
2003年11月13日
 Janne Da Arcのプレミアム・シークレット・ライヴを、ZEPP東京に見に行く。それにしても、ka〜yuくん、黒のスーツが似合いすぎっ! yasuが「お台場ホストクラブ、Janne Da Arcへようこそ」なんてMCで挨拶してたけど、ka〜yuくんはどー見てもその道のプロにしか見えなかった(笑)。一方のyasuは慣れない服を着たせいかMCで声がひっくり返ったり、「靴があわなくて足が痛い!」と悲鳴を上げたり、ちょっと大変そうだったよ。楽屋に行ったらLA帰りのHIMAWARIくんがいて、またまた昔のロック話をする。相変わらず、元気なHIMAWARIくんだったよ〜♪
2003年11月12日
 AnchangとESP学園の生徒さん5人というちょっと変わった対談が行われる。この時の様子は先月の「WANNA BE!」でちらっと紹介しているので、読んでね。ためになるよ〜。ライターや音楽業界を目している人たちと話をする機会が多いわたしも、思わず大いにうなずいてしまう話がたくさんあった。もしかして、参加者の中でいちばんAnchangの言葉に共感してたのは、進行役のわたしだったりして(笑)。

2003年11月10日
 KAZUSHIくんの取材。インタビューが終わってから「こうやってきちんと取材するのは、すごく久しぶりだよね」という話になった。「最後は、桜の花を見ながら取材したときだっけ」といったら、KAZUSHIくんは「ああ、ゴキブリが出たときね」というの。昔のロックンロール日記にも書いたように思うけど、彼は大のゴキブリ嫌いでそのときはほとんど取材にならなかったくらいだった(笑)。それから、ひとしきりゴキブリねたで盛り上がる。それにしても、わたしは「桜の花」を思い出したのに、「ゴキブリ」を思い出すKAZUSHIくんは……やっぱ、ユニークだね。
2003年11月7日
 Ra:INのライヴ。30分押しだったので、始まる前にとっととビールを飲んでしまったわたしに、ギター・テクニシャンの兵庫ちゃんが新しいビールをおごってくれた。で、コップが空になるたびに新しいビールを買ってくれたので、ライヴが終わるまでに4杯くらい飲んでしまったよ。まぁ、メンバーもステージの上でも飲んでるし、お酒飲みながら聞くとさらに気持ちのいいロックだから、ビールもすすむということかな〜(いいわけ)。
2003年11月2日
 SHUSEが、超ご近所に引っ越してきた。夕方、ミカリンと高井淳くんが掃除を手伝っているというメールが来たので、新居を見学しに行くことにする。出かけようとしたら「来るときに、サッサを買ってきて」というメールが来たのでいやな予感はしていたが、おうちに着いたらみんなが一生懸命片づけや掃除をしていたので、気がついたらわたしもキッチンでヤカンを磨いていた。でもって、「ハイターでヤカンを磨いたら、あかんで」とSHUSEに怒られた(トホ)。前日の夜はyasuが来て、ものすごい数のCDをきちんと片づけてくれたのだそう。でも、わたしはSHUSEの荷物の中からアンティーク風のキッチュな時計を見つけて、「これ、可愛い〜」とクレクレ光線を全開にしたら、ヤカン磨きのギャラの替わりにくれたので、かなりハッピーな気分になれた。しかも、yasuが引っ越し祝いにくれた豪華なコーヒーメーカーで、ミカリンが持ってきた「ノエル」というネーミングのコーヒーをSHUSEが入れてくれて、しっかりそれも飲んで帰ってきた。引越し中のミュージシャンの家に押しかけて、どさくさにまぎれて物をもらってくるわたしって……(笑)。

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