[ROCK'N ROLL DIARY]

2005年1月29日
 橘高文彦のデビュー20周年ライヴを、原宿アストロ・ホールに見に行く。彼がAROUGEでデビューしたとき、最初にインタビューしたのはわたしだったという長〜いおつきあいなので、すごく楽しかったよ。AROUGE〜EUPHORIA〜筋肉少女隊〜X.Y.Z.→Aと、どのバンドも思い出深く、感慨に耽ってしまうこともしばしば。橘高ちゃんの結婚パーティではROLLYと一緒に司会もやったし、よく一緒に飲みに行ったもんね。「子供の頃から家庭に問題があって、誉められたい一心でギターを練習してた。子供の頃は恵まれてないと思ってたけど、今、俺は素敵な仲間と応援してくれるみんなに出会えて、すごく恵まれてると思う」とMCで感謝の気持ちを率直に話してた橘高ちゃん。彼は「最後のギター・ヒーロー」といわれているそうだけど、本当に最近は彼みたいに「ギターが大好き!」って感じのギタリストが少ない気がする。だから、これからもとことん壮麗なお城を建てまくってほしい。30周年も一緒に遊びたいから、頑張れ、橘高ちゃん!!
 この日は出演ミュージシャンも昔からよく知ってる人ばかりだったので、久しぶりに打ち上げに参加。開演1時間半押し+ライヴ3時間と長丁場だったので、会場に行ったのが夜中の12時過ぎ! でもって、4時まで飲んでしまった。こーいうパターンも、懐かしいな〜。とーぜん、翌日は二日酔いで絶不調だったけど、ま、いいか(笑)。

2005年1月27日
 NEVERLANDの取材。彼らもステージネームを漢字表記に変えたのだけど、この日の取材は誠くんが暴走してた(笑)。新曲のタイトルにちなんで「赤い糸を信じるか?」という話題になったとき、彰秀くんと日寿くんは真面目に語ってたのに、誠くんは「赤じゃなくて黒だったりして」とか「実は1本じゃなくて5本くらいあったりして」とか、不穏な発言を連発。名前表記を変えたら、キャラまで変わっちゃったのかな。いっぱい笑わせてくれたから、いいんだけどね(笑)。
2005年1月26日
 超久しぶりに大正谷隆くんと、飲みに行く。彼は歯を抜いた直後で、待ち合わせを決める電話も浮遊感漂うフニャフニャ語。「そんなんで、飲めるの〜?」といったら、「歯を抜いたあとって、酒飲んじゃいけないのかな? そういう経験ない?」と聞かれ、「覚えてないなぁ〜」と答える。そしたら、「じゃあ、抜いた後も飲んでんだよ。もし、飲めなかったら、絶対に覚えてるって」と笑われ、納得する。まー、隆くんも飲み始めたら普通に戻って、すぐに歯を抜いたことなんて忘れちゃうくらいだったから、関係ないのかもね。いろんな話ができて楽しかったけど、久しぶりの焼酎ロックはきつかったわ
(笑)。
2005年1月25日
 SHUSEの取材。会った瞬間、「あれ、風邪? メチャクチャ風邪っぽいじゃん」といわれる。実は、わたし、ぼったくりエステに行った帰りで(詳しい話はSHUSEがZyの付録DVDで解説してるらしい)、すげー高い金を払わされたのにドライヤーもなくて、髪が半乾きだったからそんなふうに見えたらしい。で、そのいきさつをブツブツ話してたら、「そんなん、2000円のお試し券につられていくのが、甘い」と指摘されてしまった。たしかにね〜、SHUSEのいうとおりだよ。自らの意志の弱さに、かなり、自己嫌悪。
 先週、風邪でほとんど死んでいて、ようやく立ち直ったばかりなのに、また風邪をひいたらたまらないと、取材後に撮影のSHUSEにバイバイしてとっととおうちに帰る。で、日付が変わって寝ようとしたとき、突然、「あ、今日ってyasuの誕生日じゃない?」と思い出す。「そんなこと思い出すなんて、わたしって天才じゃーん」と浮かれておめでとうメールを出したら、即、「残念! 誕生日は明日です。でも、ありがとね」という返事が返ってきた。ガーン。SUGIZOに続いて、フライングおめでとうメールは二度目だよ。あのとき、メールを出す前に、ちゃんと確認しなくてはって心に誓ったというのに、このていたらく。ぼったくりエステ+フライングメールで、自己嫌悪×2の一日だった。しょんぼり。
2005年1月24日
 Shelly Trip Realizeの取材。今年になってからメンバーのステージ・ネームを本名に変えたシェリーさん。「たくまくん」とか「けんたくん」とか名前を呼ぶたびに、「なんか変ですね」「テレちゃいます」なんていいながら話すところが、おかしい。たくまくんに「なんか男らしい名前だよね。武士とか、侍っぽい」っていったら、一緒にいた純三さんが「侍らしくしゃべれ」なんていうもんだから、たくまくんは質問のたびに、とってつけたように「……でござる」とか「拙者は……」とか一生懸命侍っぽく(?)話そうと頑張ってくれた。そのたびに、みんな大爆笑だったんだけどね。すごく仲がよくて、仕事じゃないときもほとんど一緒にいるシェリーの4人。謎のお医者さん純三さんと一緒に、シーンにさわやか旋風を巻き起こしてほしいな。

2005年1月19日
 HOT WAVEの収録。今回は、wyse大特集。なんと今まで14回もHOT WAVEに出演してくれてる彼らの懐かしいVTRを、スタジオでメンバーと一緒に見ながらトークという特別企画だ。彼らの5年間の歴史がわかって、すごく興味深かったよ。それに対するメンバーの反応もね。最後はちょっとしんみりしちゃったけど、「Colors」という素晴らしいアルバムを作った彼らは本当にカッコいいロックバンドだったと思う。写真2でみんながしているVサインは、実は「チョキ〜ン」という意味なんだよ。この意味が知りたい人は、番組を見てね!!
2005年1月18日
 Kagrra,のインタビュー。今回も、取材のアイドル?真くんが、みんなを笑わせてくれた。いや、別にたいしたことをしたわけじゃなくて、ただ取材部屋で煙草を吸い始めたら煙が充満してしまって、それを手で払ってただけなんだけど。マネージャー嬢、レコード会社宣伝嬢、編集M嬢がまるで連鎖反応のように、取材するわたしの横でプッと吹き出していくの。ちゃんと気を使っていたのに、それすら笑いのネタに昇華させてしまう真くんは、ホントに大物かも!?
2005年1月12日
 妹に二人目の子供が生まれた。名前は、勇宇俐くん。これで、わたしも二人の男の子のオバサンだわ。この子もわたしのことを「きれいなおねーさん」と呼ぶよい子に育てなければ……(笑)。
2005年1月7日
 演劇系の友達中心の新年会を、うちでやった。最初に来てカウンターで飲んでた劇団☆新感線の吉田メタルくん第十四帝國の元帥が、つらつら世間話などをしてるうち、同い年だということが判明。で、さらにいろいろ話をしていったら、共通の知人がいて、10代の頃にかなリニアミスしていることが発覚! しかも、その頃、メタルくんが出演したお芝居を、元帥が見に行ってたということまでわかり、もうびっくりの連続だった。1分ごとに新しい発覚があるというその展開は本当にドキドキモノで、これをそのままお芝居にしたらちょ〜面白い脚本になるんじゃないかと思ったよ。それにしても、出演:吉田メタル+元帥、観客:わたし一人って、かなり豪華なお芝居だよね。
 全然関係ないけど、この日のヒット発言→「ヨン様よりYURAサマ」(BYユラママ)

2005年1月6日
 今年の外での仕事始めは、1月26日にニュー・アルバム「Kiss」をリリースする遠藤一馬くんの取材。インタビュー中、中高時代の話になり、「すごく田舎だったから楽器屋なんてまったくなかった」とか「とにかく田舎なんでロックが好きな人なんてあんまりいなかった」と、故郷の田舎度をすごくアピールするのね。それで、取材が終わったあと、「田舎ってどこなの?」と聞いたら、西伊豆のうちの母方の実家のすぐ近くの町だった。「周りに、海と山しかない」といってたけど、本当にのんびりしたいいところなの。「××に深海魚博物館っていうのがあるの、知ってる?」なんて、思い切りローカルな話で盛り上がっちゃったよ。
2005年1月2日
 妹夫婦と甥の征宇真くんが母の家に来て、家族揃っておせち料理を食べる。征宇真くんはもうすぐ3歳になるんだけど、生まれたときから「きれいなお姉さん」と呼ばせるように訓練してきたので、いつもわたしのことをそう呼ぶよい子に育った。←妹夫婦は、「美的感覚が損なわれる」と頭を抱えているけれど(笑)。特に、このお正月は、「お姉さん、好き! きれいだから」を連発し、わたしもついついお年玉を奮発しちゃったよ。
2005年1月1日
 あけましておめでとうございます。今年は元旦早々、YOSHIKIの原稿を書いていた。ここ数年、「年末年始は休む!」と宣言していたので、仕事に追われるお正月は久しぶり。その分、お正月が明けたら、ゆっくりしようかな……あ、「−18−」があるから、無理だ(笑)。今年もよろしくお願いします。

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