[ROCK'N ROLL DIARY]

2005年5月31日
 HOT WAVEの取材。今回のゲストは、ISABELLEPlastic Treeだ。実は、今回からセットが変わって、ソファで向かい合ってのおしゃべりとなった。今までよりもさらにフレンドリーな雰囲気で、ゲストからいろんな話を聞くことができそうだよ。
2005年5月30日
 高見沢さん陰陽座のベーシスト瞬火さんの対談。いつもは締め切りギリギリに取材のことが多いんだけど、今回は余裕をもって締め切りまで10日もある時期の取材だ。といっても、どーせわたしのことだから、直前まで原稿を書かないんだろーけど(笑)。この日、高見沢さんは瞬火さんのイメージにあわせて、鬼とか和っぽいテイストの指輪をはめてきていた。対談中、その話題になったので、「わたしも黒猫(陰陽座のヴォーカリストの名前)のピアスをしてきたんですけど……」といったら、「なんだ、それ、猫なんだ。あんまり可愛くないな。クマかと思ったよ」といわれてしまった。たしかに、かなり太めであるけれど、一応、猫グッズ・ショップで購入したんですけど……くすん。

2005年5月27日
 お昼から、La’cryma Christiの取材。会った瞬間、LEVINに「禁煙、続いてる?」といったら、「まだ始めてません!」というので、「あれ、誕生日になったら、また吸い始めるんじゃないの?」といったら、「今の大島さんのひとことで、絶対にやめる決心をさらにしました」と胸を張ってたよ。間接的にLEVINの禁煙を応援する!?心優しいオーシマである(笑)。
 夕方から、YOSHIKI乙武洋匡の対談。すごくなごやかで、面白い話がいっぱい聞けた。乙武さんは普段わたしが聞かないようなことをスバリと聞くので、対談が終わったあと思わず「勉強になりました」といってしまったよ。対談の連載をしている高見沢さんもそうだけど、乙武さんも資料にきちんと目を通して音を聞いてから、取材に臨む姿勢は本当にエライ。見習わなくては!!
 取材が終わったあと、YOSHIKIとちょっと雑談したんだけど、さらっと「そういえば、××がヴァイオレットUKに入ったんだよ」っていうのね。その瞬間、えっ?と耳を疑った。最近はあまり洋楽に詳しくないわたしでも、名前を知ってる今注目の超有名ミュージシャン。それをYOSHIKIは、ホントに「クラスメイトの××がさぁ」みたいな軽い調子でいうのだ。「正式メンバーになるかどうかはわからないけど、レコーディングには参加してもらったよ」って、すごい、すごすぎる〜。毎度のことながら、スケールが大きいなぁ!!
 夜は、池袋のライヴハウスへSHAKEのライヴを見に行く。ちょうど前のバンドの演奏中で、わたしが好きだったドクター&メディックス(誰か彼らのCDの入手方法を教えて!)みたいだなと思っていたら、しっかり女性コーラスが二人いるAKIMA&NEOSだった。今、SHAKEは3つのユニットをやってるけど、この日は富士山近辺に住んでるミュージシャンと組んだpsychodelicious holly mountain jamのライヴ。3人バンドのエキサイティングなグルーヴに、ビール片手に思う存分浸らせてもらったよ。

2005年5月26日
 久しぶりにROLLYと電話で話したら、車の話題になった。わたしが「赤の新型エクリプスは、たぶん、日本に10台くらいしかないんだよ」と新車自慢をしたら、「僕もまたクルマを買ったんです。今度はキイロの×××です」というのね。「え、黄色??」と聞き返したら、「違います。金色。ゴールドです!」といわれた。おお、さすがROLLY!! 前から乗ってるピンクのアメ車も健在だというし、相変わらず派手な車をブリブリ運転してるのね。また街で運転してるの発見したら、携帯に電話しちゃおーっと(笑)。 
 その後、天照の取材。音資料を聞く限り、もっと物静かな人たちだと思ったのだが、実際の二人はとっても明るい好青年。ライヴではMCも笑いが多いそうで(本人は、失笑といっていたが)、なんだか意外で楽しかったよ。 
2005年5月25日
 来月、ニュー・アルバム「JOKER」をリリースするyasuにインタビュー。久しぶりに会うヤチュリンは、お肌の色が真っ白。年末に会ったときも「色が白くなったんじゃない」といった覚えがあるが、さらに雪国の女性みたいに透き通るような?肌の白さになっている。「ずーっとスタジオにこもりっきりで、いかに太陽を浴びる生活をしてなかったということの証明ですね」と苦笑していたけどね。さらに、「今年の夏はずーっとツアーだから、また日に焼けないんだろうなぁ」とぼやいていた。でも、ニューアルバムは、メチャカッコいい仕上がり。特に「風にのって」という曲にはジーンとしてしまって、最初に聞いたとき、涙が出そうになってしまった。(その理由は、FREE TALKに書いてあるよ)。6月15日を、お楽しみにね!
2005年5月21日
 THE ALFEEのライヴに行く。先日、高見沢さんと対談したyouちゃんも来ていて、3時間以上のライヴを見て、「すげ〜、俺たち、あんなにやったら、ヘロヘロになっちゃいます」と感嘆していた。ALFEEのライヴは二回目だけど、本当にいろいろサービス精神旺盛で楽しませてくれる。終演後、王子に「『夜汽車』の後半は、ツェッペリンみたいですね」といったら、即座に「だから、ギターをレスポールに持ち替えてるんだよ!」と返してくれた。←ロックファンだったら、この意味、わかるよね!噂のフォー・バスも迫力満点で、すごく気持ちよかったよ!!

2005年5月20日
 La’cryma Christiの取材。スタジオに行ったら、いきなりLEVINの禁煙話で盛り上がっている。彼は6月3日の誕生日を機に、禁煙するつもりらしい。「どーせだったら、たった今から禁煙すれば?」といったら、「それは無理です」なんていってたけど、ホンマにやめられるのかな? 興味シンシン。ちなみにわたしは10年前に煙草やめて、それ以来全然吸いたいと思わない。やめるときも苦労は全然なかったので、みんなの苦労がイマイチわからないんだよね。6月3日以降に、LEVINに会うのが楽しみだな!!
 取材が終わって帰ろうとしていたら、メンバー車からベースを担いだSHUSEがわたしの車に移ってきた。ご近所さんだから、こっちの車で帰ったほうが早いんだよね(笑)。でもって帰りはずーっと、クルマ談義。ふふふ、わたし、車を買い換えたんで、もうすぐ新車が来るのさ♪♪ 初めてカーナビつけたし、いろいろSHUSEに教えてもらったよ。
2005年5月17日
 ドレミ團のライヴに行く。この間のHOT WAVEのときも、収録が終わったあとに大阪帰りだった彼ら。この日もライヴが終わったら、即、大阪に帰るといってた。でもって、マコトくんはその二日後に「アラジンとスターオーシャン」の顔合わせのために、また東京に来るんだって。なにしろ元帥はマコトくんが大阪に住んでるのを知らないで、舞台に誘ったといってたからな〜。行ったり来たりで大変だろーけど、頑張ってね!!
2005年5月13日
 HOT WAVEの潜入レポートで、NEVERLANDのレコーディング・スタジオに行く。機会音痴なわたしがビデオカメラ片手に撮影&インタビューをしたので、どんな風に撮れたかかなり心配。このときの様子は、来月のHOT WAVEでオンエアされる予定だから、お楽しみにね! おおしまの名カメラマンぶりを、堪能していただけると思うよ。
2005年5月10日
 ソロ・シングルをリリースする大士くんの取材。前日もリハでバリバリ歌ってたという彼は、取材に答える声もちょっとガラガラでいつもよりハスキーだ。その取材場所にツアー用の衣装があったんだけど、なんと彼は自分で鋲打ちしたり、ワッペンつけたりして、メンバーの衣装もすべてリメイクしたんだって!! そのプロ並みのセンスに、取材陣は「すご〜い!」を連発。でも、本人は「自分で作ったっていうとみんな驚くけど、なんで?」と、わたしたちの反応が逆に意外そうだったよ。初ライヴだったスタイリッシュ・ウエイヴのときは、前日徹夜で衣装を作っていて、なんと入り時間に遅れたそう(笑)。それにしても、大士くんにこんな才能があったとは……。驚きです。
 夜は、YURAサマ元帥に取材。もちろん、「アラジンとスターオーシャン」のインタビューなのだが、すべて手作りの今回の公演、取材も本人たちと直接やりとりして、近所のファミレスで行った。写真の手配等もすべて本人経由で行わなくてはならず、大変だけどその手作り感が楽しい。脚本が遅く稽古をほとんどしないので有名な元帥は、まだ本を書いてないどころか、構想も二転三転してるみたいだったけど、アイデアはいろいろあるらしく、どんな舞台になるのかますます楽しみになったよ。

2005年5月9日
 高見沢さんの対談、今月のゲストはJanne Da Arcのyouちゃんだ。まったくの初対面という二人だったけど、最初にyouちゃんに「今日の対談の成功は、すべてyouちゃんのトークにかかっているから」とプレッシャー(?)をかけておいたら、とっても楽しそうに盛り上がっていたよ。
 高見沢さんはツアー中で、この日も福岡からの戻り日だったんだけど、対談前に楽屋に挨拶に行ったら、「これ、持ってきてあげたよ」と一枚のCDをくれた。それは、なんとALFEE明治学院大学の校歌を歌ってる貴重な音源だった(わたしは明学の後輩なのだ)。この間、エンタメTVで一緒になったとき、「そういうCDがあるっていう噂を聞いたんですけど……」っていったら、「たしかに、昔、やったことあるけど、今では入手不可能だから、今度焼いてあげるよ」といってくれたの。でも、まさか忙しいのに、ちゃんと覚えててこんなにすぐにくれるとは……。しかも、ツアー中! いろんな人に「今度、××してあげるよ」っていいながら、なかなか実現しない口だけ大将のわたしとしては、もー大感激!! うちに帰ってすぐ聞いたら、島崎藤村作詞のとっても仰々しい(学生時代はそう思ってた)校歌が、ギターのギュイーンで始まるポップスになっていた(笑)。なにしろ明学の校歌って5分くらいあるのに繰り返しが全然なくて、途中で転調するという校歌らしくない曲なんだよね。たぶん、ちゃんと聞いたのは卒業して以来のことかもしれない。ありがとう、高見沢さん! 家宝にします(涙)!!
 その後、ヘアメイクの友達とタイ料理を食べようと恵比寿を歩いていたら、突然、ハーレーに乗ったいかつい男から「暁美さんじゃないっすか〜!」と道の真ん中で声をかけられる。でかい声の主は、お久しぶりの橋本さとしさんだった! 「よくわかったね」といったら、「遠くからそのヘアスタイルを見て、『暁美さんみたいだな』と思ってたら本人だった」といわれた。最近は、「ミス・サイゴン」で主役をやったり、大活躍のさとしさん、とっても元気そうだったよ!
2005年5月1日
 イベント「渋谷の大乱」の渋谷公会堂で、司会をする。いろんな人に会えて、楽しかったよ〜。HOT WAVEでの「電波にのってしまった公約」を、R*A*PWaiveもきっちり守ってくれたしね。もっとも、当の星子さんは前日までWaiveとの約束を忘れてたんだよ。わたしが「もしや」と心配になってメールを入れたら、即、「なんか約束したっけ?」という電話がかかってきた。公約の話をしたら、「今から、善徳に電話してみる」とあわててた。でも、本番は堂々たるもんだったけどね(笑)。
 さて、この日のMCでも話したけれど、わたしは星子さんのイベントで何回も司会をさせてもらってる。もう10年くらい前になるんだけど、渋谷公会堂でL’Arc〜en〜CielとGLAYが出たときもあった。この二つの超メジャー・バンドが一緒にイベントに出てたなんて、今思うとビックリだけど、当時はこの日と同じくたくさんのバンドと一緒に、幕間のトークにも出てくれたんだよ。そう思うと、すごく歴史のあるイベントだよね。今回は4つの会場で新進のバンドもいっぱい出てたけど、先輩バンドに負けないようにどんどんビッグに羽ばたいていってもらいたいと思ったよ。

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