Ｖｅｒｓａｉｌｌｅｓのイベントを見に、Ｏ−ＥＡＳＴに行く。またまた約５時間、冷蔵庫の中って感じだった。知らないバンドもいくつかあったけど、楽しかった。特に、ビックリしたのは、Ｓｕｇｅｒ。ギタリストの不思議な動きと不思議なリズム感に、目が釘付けだった。

　この日はＳＨＵＳＥがゲスト出演して、オリジナルを４曲披露した。ＳＨＵＳＥのオリジナルはとてもロックな感じで、「ベースを持って、センターで歌ったのは初めて」といってたけど、さすがに堂々としたステージだった。仲良しのｙａｓｕが、プラッと遊びに来ていたよ。

　Ｖｅｒｓａｉｌｌｅｓは結成間もないのに、既に貫禄十分。イベント前に会場にリムジンで乗り付け、レッドカーペットを歩いて楽屋に入ったという。「あの衣装で階段を上るのは、大変でしたよ〜」と、Ｊａｓｕｍｉｎｅ　Ｙｏｕはいってたけどね（笑）。

　ＳＣＲＥＷの取材。ＳＨＯＸＸのロックンロール日記に、「真っ赤なＴシャツが似合ってるゆうとくん」と書いたら、この日はシャツだけじゃなくてパンツもスリッパも赤だった。そっかー、赤が好きだったんだね。なるほど、それで似合ってたわけかと、納得。

　その後、Ｏ−ＥＡＳＴであるイベント取材。The DUST'N'BONEZ／DUSTAR-3／ギルガメッシュ／杉本善徳／lynch. ／ＭＡＣＨＩＮＥと盛りだくさんなうえ、ファッション・ショーまである豪華版。けど、２階席の冷房は寒すぎた。５時間も冷風に吹かれて、身体の芯まで冷えちゃったよ。

　イベントが終わってから、深夜のニッポン放送へ。先週、ゲスト出演したミュー・コムに、東京でのラスト・ライヴを終えたばかりのＫＩＳＡＫＩくんが生出演するので、番組終了後に吉田アナウンサーと緊急対談することになったのだ。

　わたしは行けなかったけど、昼間のフリーライヴに行った友達から「すごかったよ〜」というメールが入ってたので、ＫＩＳＡＫＩくんの生の声はとても興味深かった。引退は残念だけど、彼にはキラキラな夢があると聞いて、ホッとしたよ。ＫＩＳＡＫＩくん、これからも頑張ってね〜！

　午前中から、ロケロケロケ。昨日に劣らず強い日差しの中、わたしはメンバーの分まで日光を吸収してるみたいだった。撮影が全部終わって取材をした時、メンバー全員の腕と色を比べてみたんだけど、わたしの方が二段階くらい黒かったよ（涙）。

　昨日に引き続きカメラをぶら下げて、メンバーのオフショットやら風景などを撮りまくっていたら、将くんに「大島さん、最近、カメラマンみたいですね」といわれる。つい嬉しくなって、「ＳＨＯＸＸにカメラマンとして、名前が出たこともあるんだよ」と自慢したら、生真面目に「どこのバンドさんを撮ってるんですか？」といわれてしまった。わたしはたまにオートでオフショットみたいなの撮ってるだけなので、将くんの真面目な対応に嬉しいやらちょっと困ってしまうやら……。

　この日は朝早くから夜遅くまでずーっとメンバーと一緒だったので、いろんなこぼれ話がいっぱい。それは、10月29日発売のアリーナスペシャル12月号にいっぱい書くから、みんな楽しみにしててね〜!

　午前中の新幹線で京都へ。明日は、アリーナ37°C恒例のアリス九號.遠足企画で、初の京都ロケなのだ。今日はロケハンなんだけど、巨匠が仕事で来られないので、優秀な助手のわたし（？）が一眼レフで写真を撮っておくことになった。

　今回の京都企画は、京都が大好きなヒロトくんにおススメの場所を聞いて、そこを中心にロケの計画をたてることになってる。でもね、ヒロトくんのいちばんの希望は、「大文字山に登る」ということなの。真夏の京都で、山登り？　ヒロトくんはまだしも、そんなことしたら他のメンバーは死んじゃうかも。てか、ちょっと歩いただけでわたしたちが早くも死にそうになったので、却下！　こんなことしてたから、わたしはウルルン滞在記になっちゃったんだよ〜!

　仲直り大復活の筋肉少女帯の取材。最近、若いバンドの取材をすると、ときどき言葉が通じなくて困ることがあるんだけど（情けなか……）、筋少くんだとそういう心配がないのがいい。クイーンとかデヴィッド・ボウイはもちろんのこと、デフ・レパードとかスティックスなんていってもさらっと会話が続いていくのは、超嬉しい。

　彼らが24日に大阪でイベントに出るというので、「わたし、その日は仕事で京都にいるんだよー」といったら、大槻くんに「誰の取材？」と聞かれる。「アリスナイン」と答えたら、大槻くんはすごく嬉しそうに「あ、知ってる、そのバンド。アリス十九號.って書くんでしょ」だって。間違いを指摘したら、急にしょぼんとして「やっぱり知ったかぶりは、いけないなぁ」とうなだれていた。その仕草は、大槻くんがよく描くネコのイラストみたいだったよ。

　Ｋｒａの取材。ちょうど撮影が終わったところだったＫｒａさん、取材場所である雑誌社の応接室でいきなり着替えを始める。女性関係者(一応、わたしも)がいることも、窓が開いてることも、まーったく関係なし。その建物の向かいには小学校があって、普段だったら教室からその応接室はまる見えなのね。ちょうど夏休みだったから良かったけど、教室に生徒たちがいたら問題になっちゃったんじゃないかなぁ〜。Ｋｒａさん、おおらかすぎです（笑）。

　その後、ＴＩＮＣのワンマン・ライヴへ。椅子を用意してもらってたのに、熱いライヴだったので、あまり座って見られなかった。もふもふくんの声が、かなりイメージと違ってたけど、誰が声優さんをやってたのか、気になるな……。

　ニッポン放送ミューコム「ビジュアル系祭り」に、ゲスト出演。アナウンサーの吉田さんに、ビジュアル系の歴史とか定義とかをレクチャーする。てか、前半はほとんどビジュアル系都市伝説のお笑い話で終わっちゃったけどね。だって、ジングルがなぜか「紅だぁ〜」なんだよ。やっぱ、このMCって、ビジュアル系を代表する言葉なんだな〜と、妙に感心する。

　後半は、ツアー中の雅くんが電話でゲスト出演。ライヴが終わってマッサージを受けてたという雅くんはちょっと眠そうだったけど、話し始めたら一気に真面目なトークを展開。世界を見つめる雅くんの視線は、鋭かったよーっ!

　夕方、目黒通りを車で走っていたら、黄色いT シャツを着て数人のスタッフに囲まれて、ヨロヨロと武道館に向かって進む24時間テレビのマラソンランナー、欽ちゃんに遭遇した。「欽ちゃん、がんばって〜!」と声をかけたかったんだけど、ちょっと車のスピードを落としただけで、沿道にいたスタッフに「しっしっ」と追い払われてしまった。残念。

　マンションで行われた防災訓練に出て、地震体験車に乗ってみる。震度５で、もう立っていられない。あんなのが突然来たら焦るだろうし、本当に怖いなと思った。わたしは11階に住んでいるので、日常的にエレベーターを使っているし、なんとか対策を考えなければとマジに思ったよ。

☆久しぶりに、完徹した。前日、アリスの取材をした後にスタジオに行き、すべての作業が終わったのが翌日のお昼の12時過ぎ。家に帰ってきたのは、午後２時だった。７時半から予定があったので、「４時間は寝られるな」と思ってたのに、久しぶりの徹夜で興奮したのか、全然寝つけなくて２時間で起きてしまった。変なの〜。

　今月もよく会ってるアリスちゃんのインタビュー。彼らはちょうどわたしの家の近所のスタジオにいたので、うちから50メートルくらいのとこにある「住宅街の中にある静かなカフェ」で取材することにする。その店はランチ時は混んでるけど、それ以外はお客さんもあまりいなくて、のんびりのどかな店なのね（と、わたしは思っていた）。

　編集者に頼まれたので、前日、お店に行って予約をした時も、だーれもいなかった。な、なのに！　当日、行ったら、子供はいるわ、犬はいるわ、工事してるわで、超混んでる＆うるさい！　しかも、メンバーが「芸能人の××が、女の子とデートしてる！」と見つけちゃうくらい、全然地味でのどかなカフェではなかった（涙）。

　うるさい＆狭い席に５人ギュウギュウ詰めだったのに、いつものように楽しいトークをしてくれたメンバーに感謝！

　アリス九號．のＰＶ撮影密着。レーザー光線を使っての撮影で、リハーサル中、ヒロトくんが口をあけてレーザーを食べてたのは、超ウケた。撮影スタッフも、「あれは、新しい！」と話題騒然だったよ。

　沙我くんに「ロックンロール日記で、沙我５ＤＡＹＳをやりたい」「１ページまるごと沙我日記にしたい」と、熱烈なアピールをされる。「面白いネタがあれば、自然にそうなるかもよ〜」と答えたのだが、沙我くんの場合、それが現実になってしまいそうなのが、ちょっとコワイ（笑）。

　そんな沙我くんが、撮影の待ち時間にしてた不思議なことが、これ。なんだか、わかる!?

　実は、これ、軽食に用意されてたおにぎりセット。沙我くんがお新香だけを食べちゃって、こんな姿になってしまったの。でも、「そんなお行儀の悪いこと！」なんて、怒っちゃ駄目よ。このおにぎりセット、賞味時間が迫ってたので、もう誰にも振り向いてもらえず、沙我くんが「このまま捨てられたら、もったいない」と愛を持って（？）お新香だけでもと食べたのだ。

　それにしても、お新香の部分だけ穴の開いたおにぎりセットが、ずらっとテーブルの上に並んでいるのは、不思議な光景だったよ（笑）。

Ｖｅｒｓａｉｌｌｅｓ→ｋａｙａと、耽美派ライヴをハシゴ。ずーっと原稿書きで缶詰だったから、ライヴを見ながらのビールは超おいしかった。

　終演後、ｋａｙａくんから「今度、ｋａｍｉｊｏさんも一緒に、薔薇のワインを飲みましょう♪」とのお誘いをいただく。薔薇のワイン！　このメンバーと飲んだら、すごいだろーな。楽しみっっっ。

　ｙａｓｕの取材。会った瞬間、「大島さん、（代々木の）ライヴの時、すぐにわかったよ。『あ、おる』と思ったけど、目があったら笑いそうだったから、なるべくそっちを見ないようにしてた」といわれてしまった。そ、そんなぁ〜。わたしの周りにいたファンのみなさんに、申し訳なかとです。

　河村隆一のツアー・ファイナル。中高の同級生である友達が夫婦で来ていたので（だんな様はフジテレビの黒岩祐治さん）、一緒に打ち上げに参加する。社会派の黒岩さんと話をする時、隆ちゃんが経済とか政治の話をふつーに語っているのが新鮮だった。隆ちゃん、博学だなぁ〜。

　途中、隆ちゃんのバックでウルウルなギターを弾いてる足立祐二ことＹＯＵちゃんとひそかに密談。何を密談してたかは内緒だけど、もっといっぱいＹＯＵちゃんのギターを聞きたいと思ってる人には、きっと嬉しい話だと思うよ。果報は、寝て待て。

　イベントに出るＳｕＧさんを追いかけて、ライヴハウスの近くで取材する。編集者さんが指定したのが、ライヴハウスのすぐ近くの喫茶店。「ファンの人がいるのでは？」と聞いたら、「ぜーったいに大丈夫です！」と胸をはって答えるのね。実際に行ってみて、なるほどと納得。街のおじさんおばさんが新聞を読みながら、ケチャップ味のスパゲティを食べてるような超レトロな店だった。でも、プライベートな服もおしゃれなＳｕＧのメンバーが、妙にその店の雰囲気になじんで、レスカとかオスカ（意味わかる？）を飲んでる姿がちょっとおかしかった。

　３時間ほど空き時間があって、ガイズ・ファミリーのＫｉｇｈｔ＆Ｋａｚｕｔａｋｅコンビの取材。空き時間に原稿を書こうと重いパソコンを持ってきたのに、誘惑に負けてマッサージに行ってしまった。その話をＫｉｇｈｔくんにしたら、「知らない店に、よく行けますね。俺は知ってるとこじゃないと行けないから、つい『てもみん』とかのチェーン店に行ってしまう」と、驚かれてしまった。え〜、すごい意外！　Ｋｉｇｈｔくんなら、どこでもへーきで行っちゃいそうな感じなのに。シャイなのね（笑）。

　大阪のライヴから帰ってきたばかりのＳＣＲＥＷの取材。朝、東京に着いたばかりだというのに、午後３時に事務所に集合というハードスケジュールだ。「仮眠くらいできたの？」と尋ねたら、「シャワーを浴びる時間があるかないか」くらいしか時間がなかったという。でも、５人になってからのツアーがとても手応えあるらしく、疲れているはずなのに全員すごく生き生きとしてたよ！

　夜の10時から、将くんのパーソナル・インタビュー。その前に撮影をしていたので、ファミレスで遅い食事をしながらの取材となった。メニューとにらめっこして、将くんが選んだのはオムライスシチュー。彼は、基本的にお子様ランチ系のメニューが好きで、カレーライスとかスパゲティとかをオーダーすることが多いんだけど、オムライスシチューは好きなメニューが二つ合体していて嬉しいと喜んでいた。

　ロング・インタビュー２本とかなり長い時間しゃべりっぱなしだった将くん、テレコが回ってない時はスタッフも交えて、ひたすら沙我くん伝説で盛り上がっていたよ。