2000年2月28日 | |
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一日中、二日酔いで体調すぐれず。夜になってからようやく原稿を書き始めると、 ウランがパソコンの隣にやってきて正座している。それで、「みゃあ〜」と鳴きながら、片手でポンとわたしの頬をたたくの。無視してワープロに向かってると、それを何回も繰り返す。最近、これをよくやるんだけど、もーめちゃくちゃ可愛い。思わずキーボードをたたく手を止めて、「ウランちゃん、大好きですよぉ」といっぱい抱きしめてあげたのに、彼女は全然嬉しそうな表情を見せない。どーせどーせ、食べ物が欲しいに決まってるのだ。ぶぁかものぉぉ。 |
2000年2月27日 | |
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お昼の12時から、Dir en greyの取材。時間ぴったりに撮影場所にフル・メイクで現れた彼らは、なんと朝の6時起きで準備をしてくれたんだって!えらい!!さて、その日、わたしは血を吐いてるジーン・シモンズの顔が全面にプリントしてある超ド派手なロング・スカートをはいていた。前号のSHOXXの表紙でLEVINが着ていたKISSのジャケットに一目ボレして、スタイリストの大原ミカリンに売ってるお店を聞いて、そこに行って購入したというわけ。そしたら、早速、
京くんに「いつも変わった服を着てるけど、どこで買ってるんですか?」って尋ねられた。もちろん、つい自慢しちゃったわよ。でも、そのあとどこに行っても、人々のあつーい(?)視線をいっぱい感じるんだよね。やっぱ、ちょっと目立ちすぎるかなー。
京くんのインタビューのあとは、Dieくんのインタビュー。2ヶ月ぶりくらいに会ったDieくんは、なんだかちょっと印象が違う。本人いわく「昨年、LAから帰ってきた時のいちばん太ってた頃に比べると、10キロ近くも痩せた」んだって!
Dirの撮影が終わったあと、中山加奈子ちゃんのバンドVoo Doo Hawaiansのライヴを見に行く。そしたら、最近よくテレビで見かけるけど本人にはあんまり会ってなかった大槻ケンヂくんと、やはりちょっとご無沙汰してたD.I.Eちゃんにばったり会った。もともと痩せてるD.I.Eちゃんだけど、なんだかさらに痩せて、しかも、背が高くなったような気がする……なわけないか。劇団☆新感線の役者さんで、パッチーというブランドのデザイナーでもあるインディ高橋さんにも会った。でもって、いっぱいいっぱい飲んだ。ふぅ〜。 |
2000年2月26日 | |
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TAKA、HIRO、LEVINと、「magic theatre」作詞チーム (ちょっと無理があるけど)の取材。その中で、TAKAが自分がフラれた時の負け惜しみとして、相手の女の子の悪いとこを思い出すっていう話をしてたの。それで、 「タイプじゃなかったとか、しゃべり方がいやだったとか無理矢理百通りくらいの負け惜しみを考える」なんていってたら、隣でLEVINが「酒癖が悪いとか」「酒癖が悪いとか」って3回も繰り返すの! その言葉がグサッと胸に突き刺さって、思わず「ごめんなさい」と謝ってしまったわ(涙)。「イエ、別に嫌味をいったわけじゃないです」というLEVINちゃんのいいわけも、なんか白白しく……。傷ついたわたしはおうちに帰って、さめざめと枕を涙で濡らしたのであった……なんてわけはなく、その足で飲み会に行ってしまったわ。とほ。 |
2000年2月22日 | |
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夕方、LAIDの取材。イヤー、久々に伏せ字オフレコ話満載のすさまじい取材であった。去年の終わりに最初の取材した時から、「こいつら、今日は初対面だから猫をかぶっているが、絶対にタダモノではない」と思っていたのだが、その予感はテキチューだ。ああ、いいんたろうか、音楽誌であんなこと、こんなことまで……。いや、ヨイのだ。誰もロック・ミュージシャンに、品行方正な真面目人間を望んではいない。それよりも、型破りだったりはちゃめちゃ元気でパワーいっぱいだったりするほうが、ずっと魅力的だと思うんだよね。だいたい、最近のミュージシャンはいい子ちゃんばかりでつまらない。「アーティスト・イメージがあるから、こんなことはしゃべれない」なんて、そんなのミュージシャンじゃなくてマネージャーの考えることでしょーが。もちろん、その中から彼らの本音を引き出すのがわたしたちのショーバイなのであるが、しゃべってて「楽しい!」と思えるアーティストが少なくなってきてたので、LAIDとの出会いはヒットだ。しかし、涙が出るほど大笑いさせてもらったその取材の帰り道、わたしはふと考えた。あんなエッチなこと平気でぽんぽんいうなんて、わたしは女と認めてもらえていないのだろーか。いっくら話が面白いからって、大口開けて笑ってばかりいてはいけないのだわと、反省。 |
2000年2月21日 | |
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夜、AKIRAくんの取材。先月号に引き続き、SHOXXのパーソナル・インタビュー第二弾である。プラ・トゥリはちょうどレコーディングの真っ最中で、都内某スタジオの待合室でのインタビューとなったのだが、ちょうど向かいの席にTADASHIくんもいて、取材中ずーっとお菓子を食べながら絵を描いていた(笑)。取材も 後半にさしかかった頃、扉が開いてボーッとしたRYUTAROが登場。まるで夢遊病者のように「新しいSHOXX、なぁい?」といって、フワフワと部屋を一回りして出ていった。あとで聞いたらちょうど歌録りの最中だったというし、きっとレコーディング疲れに違いない。頑張れ、RYUTARO! |
2000年2月19日 | |
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車を買ってしまった。「もうすぐ車検だから、買い換えようかな」とは思っていたけど、気に入った車種が見つかったのでわざわざ埼玉まで見にいって、即、決断してきちゃったの。なんだか、最近のわたし、中村ウサギみたいになってきたな……。この前も、取材が終わった後、薫くんとToshiyaくんに「これ、買っちゃったのよぉ」ってヴィヴィアンのコートを見せて自慢したら、「本当によく買いますね……」とあきれられた(?)ばかりなのに。 でもねー、なんか一目惚れしちゃったんだよね。あんまりないクルマで、今はもう作ってないコンバーチブル。しかも、限定モデル(わたしは、この「限定」という言葉に、非常にヨワイ)。カーセンサーの編集部で仕事してる知り合いに「××が欲しいんだ」と話したら、「××はほとんど見ない車だから、みんなに自慢できるよ。僕は一度だけクーペに乗ったことあるけど、コンバーチブルは見たことない」といってた。「まず見つからないだろう」といわれたそのコンバチ、しかも色も希望の赤で、年式も新しく走行距離もとっても短い。捜し始めたばかりだったから、超ラッキー!って感じ。でも、でも、とーぜん、予算はかなりオーバー。「とうとう車まで、衝動買いしてしまった……」とぼやくわたしに、 ボーイフレンドくんは「お酒を飲むのやめたら、それくらいのお金、すぐにたまるんじゃない」とそっけない。そーいう問題じゃ、ないんだよーっ!! |
2000年2月18日 | |
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ジャンヌの撮影&取材。猫好きなyouくんと猫談義で盛り上がる。わたしが、昨 日、ウランにケーキをあげたという話をしても、飽きれた表情一つせず、「そうそう、猫ってケーキが好きなんですよね〜」といってくれる。昨日から何人かにその話をして冷たい反応をされていただけに(ま、当たり前なんだけどね)、なんだかホッコリする。つい調子にのってウランの写真を見せたら、「かわいーっ!」と誉めてくれた。うれぴー! youくんが前に飼ってたゲルマニウムくんは、「お手」と「おすわり」をするんだって。どーやってしつけたかをしつこく聞いて、おうちに帰ってからウランにやってみたけど、全然なんのことだか意味を理解してないようだった。 ぶぁかものぉぉ! |
2000年2月17日 | |
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Dir en greyの薫くんとToshiyaくんの、取材。今日は酒も残っておらず、快調だ(笑)。昨年の12月のライヴ以来、ずーっとスタジオに入っていた彼ら。「時間を気にせずにずーっとスタジオで曲作りができるなんて、とても楽しい」なんて、ちょっと大人の発言が飛び出す。「えーっ、今まではレコーディングが嫌いだったじゃない!」と驚いたら、二人して「僕たちも大人になったんですよ」と 余裕の笑顔を見せていた。 その後、渋谷にイベントを見に行く。チャコール・フィルターという新人バンド (スカ・コア系なんだけど、元気で勢いがあってなかなかよいバンド。なによりもこのジャンルのバンドにありがちな突っ張った感じとか、汚い感じがないのがヨイ) と、ZIGZOが出ていたのだ。イベントだからZIGZOも演奏時間が短かったけど、これくらいのサイズのステージもカッコいいなと思った。 終演後、「まだ開いてるといいな」と思いながらケーキ屋に急ぎ、プチ・ケーキを購入。うふふ、そうだよ、今日はウランの満一歳の誕生日なのさ。果たしてウランがケーキを食べるかどうか疑問だったけど、中に生クリームが入ってるスポンジ・ケーキをお皿に入れてあげてみる。最初はクンクンと匂いをかいでいたウランだけど、不安げに一口なめたあとはものすごい勢いで食べ始めた。いやぁ、その早いことといったら。結局、「ちょっと多いかな」と思ってたケーキを、中に入ってたキウイを残してペロリとたいらげてしまった。そーか、ウランは甘党だったのね。でも、デブ猫にはしたくないから、ケーキは一年に一度にしなくちゃ……だわ。だけど、わたしがせっかくケーキを買ってきて、ハッピー・バースデーを歌って、いっぱい抱きしめてあげたのに、ウランは「ヘコ?」って表情。「この人、何やってんのかな〜」って目で、見てる。でも、その間抜けな表情がまた可愛いんだけどねーっ。
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2000年2月16日 | |
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朝の10時に、担当編集者のF嬢のモーニング・コールで起こされる。ベッドから這いずるように出てみると、二日酔いなんてもんじゃなく、まだしっかりと酔っているの! 夕方、アリーナの編集部で待ち合わせ。以前、アリーナ誌上でカレーの連載をやってた元イースト・リバーの大熊くん主催(?)の謎のカレー飲み会をやったと日記にも書いたけど、今回はその続編なのだ。出席者は大熊くんと、ROLLY(前の日までレコーディングをやってたのに、出来上がらなかったから開き直ってやってきたといっていた)、TAKASHI(プラ・トゥリは現在レコーディング中なんだけど、 ドラムは録り終わったので出席)と、その他大勢のスタッフという相変わらず謎の顔ぶれだ。そして、相変わらず謎の盛り上がりを見せたこの会合、終わったのは深夜の2時であった。 |
2000年2月15日 | |
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夕方の6時から、某誌編集長とジャパメタ談義に花を咲かせながら、飲む。二軒目の店に行ったら、偶然、ラクリマのスタッフY嬢とスタイリストの大原ミカリンが店にやってきた。今日は早くから飲み始めたので、終電で帰ろうと思っていたのだが、10時過ぎにノリでついジャパメタ大好きな某事務所の社長に電話してしまう。「俺はまだ仕事をしてるんだ!でも、終わったら行くから」といわれて、ハッと我に返 る。明日は、お昼の12時からジャンヌの取材なのだぁ〜。「まずいなぁ」と思いつつも身から出たサビ。結局、12時過ぎにやってきた彼とワインを3本空けたとこまでは覚えてるんだけど(某誌編集長は既に二回くらい死んでいて、ビールを飲んでた)、そのあとの記憶は霧に包まれたロンドンの夜明けのよう……。 |
2000年2月12日 | |
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世の中は、連休だ。でも、風邪っぽいので、ずーっと家にこもっている。本当はスキーに行きたかったのだけど、ウランのことを考えるとなんとなく気が進まず、自分から友達に声をかける気にならない。来週の17日は、ウランの満一歳の誕生日。
「ケーキでも、買ってあげようかな」というわたしを見る親の目は、なんだかとっても冷たい。う〜っ、さぶっ!
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2000年2月6日 | |
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J-POP STREETのLAIDのライヴ取材を行うため、イベントが行われている川崎のチッタに行く。これは、結構、貴重な映像だと思うよ〜。ライヴ直前の突撃インタビュー(?)では、楽屋で半分しか髪を立てていないJunichroの姿が見れたり、ライヴ直後の汗だくのメンバーのコメントが聞けたりする。もちろん、ライヴ・シーンもたくさん放映されると思うから、みなさん、チェックしてね。(放映日時などの詳しい情報は、NEWS参照)それで、ライヴが終わってから、楽屋でRYOくんが「僕の頭、どんぐりみたいじゃありません?」と聞くの。少し立ててたからあんまりそんな感じはしなかったんだけど、実は、昨日の夜中に突然、自分で切ってしまったんだって。そーいわれてよくよく見ると、切り方がちょっと雑のような気が……(笑)。RYOくんのどんぐり頭も、テレビでチェックしてね! |
2000年2月5日 | |
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池袋のサイバーに、SHOXXのイベントを見に行く。中2階の関係者席に行くと、隣にLAIDのTAKAくんがいた。今日、出ているバンドのいくつかは友達らしく、いろいろ質問したらたくさんバンド情報を教えてくれた。隣に専門解説員がいるみたいで、バンド通になれた。ありがとー。 |
2000年2月4日 | |
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ちょっと資料を捜そうと思って、本屋の絵本コーナーに行った。それで、何気なく手に取った一冊の絵本。短い言葉と可愛いイラストで構成されたとってもシンプルな本だった。ところが、3〜4ページ読んだら(ものの30秒)、じわーっと目に涙が浮かんできちゃったの。「これは、まずい」と思って、あわててその本を購入。だって、本屋で絵本を立ち読みして泣いてたら、カッコ悪いことこの上ない。帰りの電車の中でまたページを開いたら、やはり5〜6ページめくったところで、今度は本当に涙があふれてきた。あせって本をしまい、必死に涙をこらえる。夜、ベッドの中で最後まで読んだら、もうボロボロ。翌日、目がパンパンにはれるほど泣いてしまった。どーしてだろー。別に悲しい話じゃないのに……。最近、涙を流すことがなかったから、たいしたことないのに涙が出てきたんだろうか。とにかくすごく不思議。感動したっていうのとも違うんだけど、とにかく読むたびに涙がでてきちゃうの。この不思議な絵本、読んだ人がいたら、是非、感想を聞かせてくださいな。 |
2000年2月3日 | |
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赤阪プリンスホテルで、東海林のり子さんと対談する。さすが東海林さんは話がうまくて、インタビューのどこをとっても記事にできるって感じ。面白かったな〜。そのあと、ちょっと時間があいていたので、前にいっぱい買い物してしまったヴィヴィアンの服がたくさん置いてある店にふらりと寄ってしまった。でもって、いっぱい 買っちゃったのよぉ〜。今年は絶対にバーゲンには行かないと決意して、ずーっと我慢してたのに……。くすん。 |
2000年2月2日 | |
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レコーディングをしていると思ってた某アーティストから、電話があった。昨日、 旧友のお墓参りに行ってきたんだって。その時の様子とか、自分の生き方とか死生感を語った後、彼はポツリと「僕が死んだら、僕のこといっぱい書いてね。みんなに忘れられたくないから……」といった。なんだか……胸の奥が痛かった。 |
2000年2月1日 | |
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GEORGEから、メールが来た。以下、コピー。 『さて、3月11日にロフトでG-3主催の「INVENTOR
OF ROCK」っていう、たいそうな名前のイヴェントが繰り広げられます。 という謎のメールだった。××××の部分は、秘密なんだって。何が起こるか、興味のある人は、新宿ロフトへ! |
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