[ROCK'N ROLL DIARY]

2000年9月29日
 LAREINEの取材。今回のレコーディング中、KAMIJOくんの息抜きはテレビで野球中継を見ることだったんだって。一緒にレコーディングをしてた仲間たちがみんな野球好きだったんで、食事の時間になるとテレビのスイッチを入れてたかららしいけど、実はKAMIJOくん本人も巨人ファンなんだって。でも、なんか、KAMIJOくんが野球が好きって、ピンとこないなぁ〜←どーもわたしの中には、ひらひらのシャツ着てウイーンの墓地にたたずんでいた王子KAMIJOのイメージが強すぎて……すいませぬ。

2000年9月26日
 11月に発売されるエイト・ビート・ギャグスペシャル企画で、シマアツコさんと柴田亜美さんの対談。柴田さん「ぱぷあくん」ビッグコミックスピリッツに連載してた小室哲哉さんの漫画「TKman」有名な売れっ子漫画家さんだけど、実は、デビューは洋楽誌だった頃のエイト・ビート・ギャグだったんだって。それで、今回、久しぶりに邦楽のアーティストを題材に漫画を書くことになり、それでこの対談をすることになったんだけど、3人で話をしているうちに話題はどんどんアーティストの裏話のほうへ……。柴田さんロックンロール日記を読んでくれていて、「邦楽アーティストの漫画を書くにあたり、彼らの素顔を知りたい」と、もー質問攻めにしてくるの。どっちが取材されてるんだか、わからないくらいだった(笑)。でも、すごく盛り上がって、楽しかったよ。あまりに盛り上がりすぎて、「この続きは、今度、お酒でも飲みながら」ってことになり、記念写真をパチリ。この対談は(どこまで書けるかわからないけれど……)、11月に発売されるエイト・ビート・ギャグで読めるから、どーぞお楽しみにね!

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写真 右から:
大島、シマさん、柴田さん

2000年9月24日
 プラツアー最終日。新曲をたくさんやってくれて、楽しいライヴだった。帰り際、会場でアースシェイカーの甲斐くんを発見。最近、学校でベースを教えていて、その生徒さんたちが「いい」というので初めてライヴに来たのだけれど、「ドラムがすごくしっかりしていて、いいライヴだった」と誉めていた。終わったあとの打ち上げも、いつものように大盛況。かなり大きなお店でいっぱい人がいたんだけど、TAKASHIから「メンバー席は真ん中なんだけど、あとで行くから楽そうなソファ席をとっといて」と指令が出る。それでソファの席に座ってたんだけど、他の席には飲み物やら食べ物がいっぱい出てくるのに、そこにはなーんも出てこないの。友達がしびれを切らして店員さんに尋ねたら、「ここは座るだけの場所で、お料理は出てきません」と、冷たくいわれてしまった。くっそぉ〜(涙)。もちろん、すぐに他の席に移動したけどね。
 帰り際、竜太朗「今日はあんまり話せなかったけど、また日記に載せてくださいよぉ」といわれる。「なんか面白いネタを、提供してくれたらね」といったら、「う〜ん」とテーブルの上を見つめて、醤油のビンをとろうとした。あわてて「いいよ、いいよ。雨でもないのに、レインコートを着てたって書いとくから」(なんだかレインコートみたいな服を着てたの)といったらやめたけど、彼はあの時、醤油のビンで何をやろうとしたのだろうか……謎ぢゃ。

2000年9月17日
 SHOCK WAVE ILLUSIONを、日比谷の野音に見に行く。この日の出演バンドは、超豪華だったなぁ。ジャンヌ・ダルクセックス・マシンガンズルアージュラクリマ・クリスティと、単独で武道館をやれちゃうようなバンドが揃っていたんだもん。わたしはどういうわけか、前から6番目というとても関係者用とは思えないいい席のチケットをいただき、しっかり間近でステージを見させてもらった。だって、今まで何十回も野音に来てるけど、こんなにステージに近い席で見たのは初めてだったんだもんだから、ルアージュの最後で土砂降りの雨が降ってきて、ラクリマの中盤であがるまでちゃ−んとみんなと一緒に雨に濡れながら、見ていたよ。ん〜、やっぱり前のほうの席って、いいもんだね。ファンの方たちが一生懸命いい席をとるのに頑張っているわけが、あらためてわかったわ。もっとも、ステージからもわたしの姿が丸見えで、「なんであんなとこにいんだよ、やりにくいじゃない!」と、いろんなミュージシャンに苦情をいわれてしまったけど……(笑)。いちばん最後には星子さんに呼ばれて、わたしもちょっとだけステージに出たんだけど、その時に観客のみなさまと約束したTAKA情報をお伝えするね。今回のイベントではライヴが終わったあと、各バンドがステージに登場して、司会のこはたあつこさんとトークをすることになってたんだけど、ラクリマが終わったあと、TAKAだけが出てこなかったのね。それでみんなが心配してたんだけど、彼はライヴが終わった直後で酸欠状態になっていたんだって。暑いし、湿気が多いし、ステージの上のコンディションは最低だったらしい。yasuは、「すごく滑って、大変だった」ともいってたしね。ファンの方からいただいたメールの中には、「TAKAに裏切られたような気分」なんていうのもあったけど、そんなこといっちゃあ、久しぶりのステージに全力投球したTAKAがカワイそうだよぉ。トークは、あくまでオマケなんだから、ね。
  終演後は、遊びに来ていた多くのミュージシャンも交えて、大打ち上げパーティ。SHOXX十周年記念も兼ねてのパーティだったから、出演者もほとんど顔を揃えて、盛大だった。セッションもあり、ヒマワリアンチャン+SHUSE+ノイジー(Vo)のオジー・オズボーンshuji+SHUSEアンチャン+yasuアースシェイカーなど、普段は絶対聞けないような演奏を聞くこともできた。このセッションで大活躍していたSHUSEは、なんとジャンケン大会で「アイ・ブック」をゲットしていた!
 あと、ビンゴでka-yuくんも「セックス・マシンガンズ賞」に当たっていたよ。もちろん、TAKAも顔を出して、楽しそうにしていたから、みなさま、どーぞご心配なく。

2000年9月16日
 ジャンヌNKホール。彼らの超テクニカルマニアックな演奏と、MCのぶっちゃけ度のギャップは、ホント、たまりませんわ。あんなエッチな話をバンバンしてたら、エロいバンドと思われても仕方ないと思うんですけど……。でも、Ka-yuくんやyouくんのギャグが、どんどんサムくなってきているように思うのは、わたしだけ?(笑)。
2000年9月13日
 Dir en greyの事務所から、京くん突発性難聴のため、ツアー前半が延期になるというFAXが届いた。実は、9日のライヴのあと、楽屋で京くんと話をしたんだ。そしたら、その時、「舞台効果の音玉のせいで耳がおかしくなって、アンコールではモニターが全然聞こえなかった」といってたの。こちらの話すことがなかなか聞き取れなくて、「病院に行かなくちゃなぁ」ともいってた。でもね、『ザクロ』、CDよりもジーンときたよ」といったら、「ホンマですか? でも、あの曲は自信あるんですよ」って、すごく嬉しそうに答えていた。それで、「もー、京くんったら。誉め言葉はちゃんと聞こえるんだから」なんて、ちょっと微笑ましく思ったりしてたんだ。ファンの人はとっても心配してると思うけど、ツアーの振り替えも決まったし、京くんが一日も早くよくなることを祈っていようね! 

2000年9月11日
 夜の9時半から、SAKURAのインタビュー。彼は昼間はテレビの収録、夜はラジオなので、こんな時間しか取材時間が出なかったの。んでもって場所が銀座なもんだから、大皿料理の居酒屋でウーロン茶を飲みながらの取材となった。でも、相手がSAKURAで、目の前にはSAKURAの夕食がある。どー見てもつまみとしか思えない料理の数々が並んでいるという状況、非常に新鮮であったよ(笑)。この時のインタビューは、ZIGZOのツアー・パンフに載る予定。
2000年9月10日
先月の日記を読んだAKIRAくんが、「AKIRAパパじゃなくて、AKIRAママにして欲しい」といっているという噂を聞いた。AKIRAママのおよロックとか(笑)。
2000年9月9日
 Dir en greyのツアー初日を、座間まで見に行く。メンバー自ら「再現不可能かも」「速くて弾けないかも」なんていってたニュー・アルバムの曲を、ガッツで全曲演奏。カッコよかった。でも、たっぷり2時間半以上のステージが終わったあと、メンバーはほとんど放心状態。Toshiyaくんは、「絶対、今日のステージで、3キロは体重が減ったと思う」といっていた。これから始まるツアー、頑張ってね!!!
2000年9月8日
 午前中に帰国したのに、夜はもうお仕事。お題は、ROLLYと声優の富永みーなさんの対談。取材を始める前に、ROLLY富永さんモノマネ番組に出たVTR を見たのだが、そのインパクトの大きさにはビックリ。富永さんって可愛い声の人だから、声優アイドルって感じのお人形さんみたいな人かと思ってた。でも、実際はかなり面白い人。面白かった
2000年9月2日〜9月8日
 第二の故郷バリ島(わたしの前世は、バリ島の皇女だったらしい)に、新しいお部屋の家具を買いに行く。家具だけじゃつまらないから、木彫りの扉壁を飾る化粧板も注文して作ってもらう。でも、いろんなトラブルがあって、大変だった。一日くらいはプールサイドでゴロゴロできるかなと思っていたけど、そんな余裕はまったくなく、最後の二日間は食事をする暇もなかった。疲れたよぉ……
2000年9月1日
 MALICE MIZERの武道館ライヴ。新ヴォーカリストのKlahaは初ステージとは思えぬ堂々たる歌いっぷりで、観客を圧倒していた。2年ぶりとは思えない、相変わらず凝った演出とセットであった。

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