[ROCK'N ROLL DIARY]

2002年10月31日
 Janne Da Arcがラジオの公開番組に出演するので、そこに声のメッセージを送ることになり、その録音をする。「デビューして、あんたたちも変わったわね〜」というメッセージなんだけど、yasuのことをあんまり「アホ」といいすぎて、録り直しになる。無念。
2002年10月29日
 Dope HEADzのAXライヴ。韓国パワー爆発(?)のとてもいいライヴだったよ。機材トラブルがあったけど、その時のHEATHのキレ方も(ベースをぶん投げて、開き直って客をあおってた)すごくてカッコよかった!
2002年10月27日
 韓国三日目。写真撮影があるDope HEADzのメンバーとスタッフ以外は、みなさん帰国。早起きし一人で買い物に行こうとエレベーターに乗ったら、帰り支度のCHIROLYNとバッタリ会う。「もう今日からは遊びだと思ってるんでしょ。昨日と全然顔が違うよ〜」といじめられるが、みんなを送り出してからふらふらと買い物を楽しむ。撮影は夕方からスタートしたが、とにかく寒いのなんのって。そんな極寒の撮影の中、屋台での買い食いを楽しんでいたのはI.N.A.ちゃん。彼は結構チャレンジャーで、なんだかわからない食べ物でもどんどん買って食べていた。わたしも地元の屋台食大好き人間なので、二人で一緒にいろいろ探索した。謎の韓国版アメリカン・ドッグ(ソーセージの回りの生地がさつま揚げみたいな感じのもの)や、謎の繭っぽいお菓子はおいしかったよね! でも、I.N.A.ちゃんはそれから1時間もしないうちに、ヘアメイクの宮城くんと一緒にもう一本同じ韓国版アメ・ドッグを食べていた。よっぽど気に入ったのかも……。
 そのうちさらに気温が低くなってきたので、待ち時間に近くにあったお土産物屋さんの中で、買い物をするふりをしながら暖をとることになる。でも、わたしが見ているうちについいろんなもの買ってしまっていたら、「姿を見かけるたびになんか買ってる」(PATA)「目があうたびになんか買ってる」(HEATH)とみんなに笑われてしまった。Shameくんにいたっては、「同行してた大島暁美さんは本気で買い物に夢中でした」とHPで暴露してしまっているほど。お店の人がみんなを追い出さないようにと、自腹を切ってお買い物してたわたしの愛を、みんなはわかってくれないのね……(涙)。でも、寒さの中で頑張って撮影したかいがあって、写真はとてもカッコよかったよ!
2002年10月26日
 韓国二日目。いよいよイベント当日だ。集合時間ピッタリにホテルのロビーに下りると、誰もいない。まぁ、あのメンバーが予定よりも早く出発するなんてことはまずないだろうと思い、まったく心配もせずにホケーッとみんなを待つ。でも、20分くらいたってもスタッフの姿も全然見えないのでさすがに不安になり、レコード会社某T氏の携帯に電話をすると「あ、一人、忘れてきた!」と絶句。なんでも早く支度ができてみんな揃っていると思ったから、予定よりも5分前に出発しちゃったんだって。異国の地でいきなり置いてきぼりを食らってしまったわたし……くすん。仕方ないから一人でタクシーに乗って会場に向かうが、運転手が超遠回りをしたので喧嘩をしつつ、それでもなんとか無事にたどり着く。でも、Dope HEADzもhideバンドも韓国のキッズに温かく迎えられ、とてもいいステージを見せてくれたよ。
 両バンドのライヴが終わり、楽屋にホッと安堵の空気が流れる中、事情通某ゴッド氏が「トミー・リー・バンドの一曲目は、『シャウト・アット・デビル』(モトリー・クルーの代表曲)だよ」と教えてくれる。実は、昨日判明したことなのだが、このイベントにはトミーがヴォーカルとギターをやっているバンドが出演することになっていたのだ。あわてて楽屋を飛びだし、会場へとひた走るShame&RYU&オーシマのモトリー大ファン組。スタジアムの楽屋ってたいていステージや会場とは相当離れているんだけど、この時は途中で息切れしてしまい、普段の運動不足を呪った。元気に前を走るShameくんの若さが、うらやましかったわ(涙)。イベント主催者Seo Taijiの圧倒的なライヴ・パフォーマンスも満喫し、無事にイベントは大成功のうちに終了。
 その後、ホテルで華やかな打ち上げパーテイが催される。わたしよりちょっと遅れて会場に来たShameくんは、開口一番「トミー、来てます?」。トミーはまだ来ていなかったのでわたしは別の人たちと話をしてたんだけど、しばらくしてスタッフが「おーしまさんっっ、トミーが来たよ!」って教えに来てくれる。それでわたしは真っ先にShameくんに「トミーが来たよ」って教えてあげたら、彼はすごーい自慢げな顔をして「もうサインもらって、ツー・ショットの写真も撮りました」だって。もぉぉぉ、何て薄情なヤツぢゃ! それから、わたしはRYUさんと二人でトミーの周りをウロウロするあやしい二人組と化し、結局、ツーショット写真とサインをゲットした。しかも、名前入り! やーい、Shameくん、うらやましいだろー! ←あまりにも嬉しかったので、久しぶりに写真をアップします。ちなみに、シャッターを切ってくれた名カメラマンはRYUくんです。
2002年10月25日
 韓国へ出発。空路たった2時間半でソウルの空港に到着し、そこからバスで会場のソウル・オリンピック・スタジアムに直行する。バスの中で点呼をしている時、なぜかHIROSHIさんに「大島さんはいますよね?」と名指しでいわれる。わたし、そんなに団体行動が苦手なタイプに見えるのかしら?と思うのだが、それが翌日の悲劇の予兆だとは……(涙)。Dope HEADzとhideバンドのリハーサルを見学し、会場の中をうろうろ探検したりしたのち、ホテルにチェック・インし、全員で焼き肉屋ヘ繰り出す。やっぱりなんたって、韓国に来たら焼き肉でしょー! もちろん、みんな大喜びで食うわ飲むわ……。特にミノがすごくおいしくて、大好評だった。食事の後は、みんな通訳さんに韓国語を習ったりして、即席語学教室のようだったよ。

2002年10月23日
 横浜で、柳ジョージさんの取材。柳さんに会うのは初めてだったんだけど、予想通り大人の雰囲気たっぷりの素敵な方だった。待ち合わせ場所のホテルのロビーに行ったら、静かにビールを飲んでて、その姿が本当にしぶ〜いの! 彼の歌う曲と本人のイメージが、ピッタリって感じだったよ!
2002年10月22日
 NHKホール内にて、Scratch 4 Jaggerの取材。取材場所がなかったので畳の楽屋で、車座に座ってのインタビューとなった。あのルックスの方々が座布団敷いて、その上に座って取材というのも、なかなかミスマッチでおかしいものがあった。でも、場所が場所だけにみんなリラックスしたのか、取材はすごく楽しかったよぉ。
 夜は、La’cryma Christiの取材。メンバーはHIRO、KOJI、LEVINだったんだけど、自称「物忘れトリオ」の3人なだけに、「いつ頃、やってたの?」なんて時期的なことを尋ねると、3人バラバラのことをいうので頭が痛かったわ(笑)。取材が終わったあと、廊下でTAKAに会う。ちょうど映画の撮影が終わったところと聞いていたので、「撮影、どうだった?」と聞いたら、「すっごい楽しかった!」と本当にめちゃくちゃ嬉しそうな顔でいってた。公開はまだ先らしいけど、どんな作品が仕上がるのか、楽しみだね!
2002年10月21日
 ウルトラマン・コスモスのムサシ隊員杉浦太陽くんと弟の太雄くんの兄弟ユニットEx.Boldの取材。いやぁ〜、二人とも超可愛かったぁー。まだ撮影や取材もあまり慣れてないみたいで、その初々しいことといったら。 わたしは、時々、アイドルの取材もしてるんだけど、今まで会ったアイドルくんたちの中でもダントツに素直なヨイコたち(なんかコメントが、母親っぽいなぁ……)。でも、太雄くんは音楽学校に行ってバンドを組んでいたそうだし、太陽くんもギターを弾いてたことがあったとか
で、好きなバンドの話とか最初にコピーした曲の話とか、すごく嬉しそうにしてた。太陽くんが主婦層にメチャクチャ人気あるという話にも、思わず納得だわ。
 その後、Jくんの取材。インタビューの前におもむろにスピード違反票を彼に見せたら、最初は「どうしたの? どこで捕まったの?」なんて聞いてたけど、「Jの曲を聞いてて捕まったんだよー」といったら、この前の自分の発言を思い出してお腹を抱えて笑ってた。この日、彼の別れの挨拶は「運転、気をつけてね」だったよ。トホ。
2002年10月20日
 リハーサル中のスタジオにて、I.N.A&PATA&KIYOSHIの取材。代々木のライヴは終わったけれど、26日に韓国で開かれるイベントにDope HEADzと一緒に出演するからだ。わたしも同行することになっているんだけど、まだ飛行機の便もホテルも聞いてなかったので、メンバーに逆取材。そしたら、I.N.A.ちゃんが「地球の歩き方」を見せてくれた。 「備えあれば、憂いなし」といってたけど、出発までまだ一週間近くあるのに、ちゃんと下調べしてるなんて、I.N.A.ちゃん、エライ。

2002年10月18日
 東名高速にて、スピード違反でつかまる(涙)。実は、運転しながら、もらったばかりのJのニュー・アルバムを、カー・ステレオでガンガン聞いていたんだ。この前の取材の別れ際、わたしが「Jがいいアルバム作ってくれないと、車の中で聞く曲がなくなっちゃう」といったら、彼は「運転しながら俺の曲を聞くと、スピードだしすぎちゃうかもよ」といってたんだよね。あ〜、まさにドンピシャ。だけど、罰金1万8000円はかなり痛いよぉ(涙)。
2002年10月17日
 Scratch 4 Jaggerがイベントに出ているので、赤坂BLITZへ。みんなうまいし、オリジナリティがあって、すごくいいバンドだよ。 さて、そのあと、YOSHIKIの取材をしに小室さんのスタジオへ。GLOBE加入の話とかいろいろ聞いたんだけど、思わず納得しちゃう話をしてくれた。この時のインタビューはMUSIC PRESS次号に掲載される予定なので、要チェック! そのあと、YOSHIKIが新しいヴァイオレットUKの曲を聞かせてくれたんだけど、5年くらい前に聞いたのとはまったく違う雰囲気なのにビックリ。「なんか、ロックの血が騒いできちゃったんだよね」といってたけど、根っからハードロックなわたしが思わず喜んでしまうような曲だった。かなり楽しみだよ。
2002年10月15日
 Janne Da Arcの取材。アルバムのレコーディング中の彼らは、ちょっとお疲れくんの様子。ka−yuくんがオリオン事件の話を連発するから、記事には書けないし、困ったよ。この時の取材でka−yuくんの発言が少ないのは、彼が無口だったからではなく、書けない発言ばかりをしていたからですぅ〜。
2002年10月14日
 YOSHIKIがCF撮影しているので、その合間をぬって雑誌の撮影をするためにスタジオに行く。お久しぶりのYOSHIKIはとっても元気で、「こんなとこで何やってんの?」と肩をもむ真似をしてくれた。やくとく〜♪
2002年10月12日
 代々木第1体育館に、hideのライヴを見に行く。このメンバーをこの場所で見るのは、実に6年ぶり。 やっぱり、懐かしい。終演後、久しぶりに会ったKIYOSHIに、いきなり「あけぴー、男、できた?」といわれる。ビックリしてたら、彼はニヤニヤしながら、「今の言葉、天から降りてきたんだ」という。思わず、わたしもニヤリ。そういえば、飲むたびにこーいうセリフ、聞いてたような気がするもんなぁ……(笑)。

2002年10月7日
 うちにお友達で代官山でイタリア料理をやってるシェフが来てくれて、いっぱい料理を作ってくれる。友達もたくさん集まって、ハッピーな夜。わたしはシェフの料理テクを盗もうと思ってたんだけど、ワインを飲み始めたらただの酔っ払いくんになってしまった。食べ過ぎて、体重が増えたかも。
2002年10月5日
 TUSKから「ツアーで九州に行ってきまーす」というメールが来たので、「焼酎を飲み過ぎないようにね」と返事を書いたら、律儀にも大分の打ち上げの席から電話をくれた。しかも、すご〜い久しぶりにSEIICHIくんとも話ができた。元気にライヴやって、いっぱいおいしいものを食べて帰ってきてね!
2002年10月2日
 10月30日にマキシをリリースするJの取材。当初の予定だと既にアルバムのレコーディングも終わり、余裕を持ってマキシのインタビューを受けるはずが、結局、予定が押してレコーディング真っ最中にプロモーションもすることになってしまったらしい。 ちょうどその前日に都内某スタジオに行くと、Jと書かれた機材が山積みになってた。スタジオの人に聞くと、「とにかくずーっとレコーディングしてますよ」とのこと。実際に会ったJはさすがに疲労の色が隠せなかったけれど、気力は充実してる感じでなんだか言葉も力強かった。前回のレコーディングでは7キロも痩せたといってたけど、今回はあまり痩せないように気をつけてね!

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