[ROCK'N ROLL DIARY]

2003年6月27日
 49日法要〜納骨。朝7時に起きて準備して、母を迎えに実家に寄ってから、お寺さんに行く。でも、わたしったら、いちばん大切な父の新しいお位牌を実家に忘れてきちゃったの……。持っていくものリストを作って、前の晩に全部紙袋に詰めたと思っていたのに、ほんとに大馬鹿者(涙)。オロオロするわたしに住職さんは、「新盆のときに新しい仏壇と一緒に魂入れをしますから、気にすることはないですよ。よくあることです、みなさん、慣れないことばかりだから。中には納骨なのに、遺骨を忘れてくる人もいるんですから」と、慰めてくれた。ああ……、父もきっと天国で苦笑いをしていることでしょう……。
2003年6月25日
HOT WAVEの収録。この日、わたしは88年に作った「ロックンロール・ピックス」という雑誌をスタジオに持っていった。なんでかというと、わたしたちの次の週のMCをしている本田聡さんを、この本で取材しているからなんだ。当時、彼はG.D.フリッカーズにいて、実はしっかり表紙にも載っているんだよ。興味のある人は、虫眼鏡で捜してみたら〜(笑)。

 番組のゲストは、HAKUEIくんとしゃるろっと。ヴィヴィアンのミルキーウェイTシャツにクロムハーツのつなぎというファッションで登場したお洒落なHAKUEIくん、収録の前にはヴィヴィ子のわたしと王子から「どこで買ったの〜?」等々、質問攻めにされていたんだよ(笑)。

 収録が終わったあとは、都内に戻ってNaB’sの取材。いやぁ〜、平均年齢17.5歳というだけあって、元気いっぱい! インタビューは脱線しまくり(笑)。でもいちばんウケたのが、ディレクターがKARLくんに「明太子ってあのままの形で泳いでいるの、知らなかったの?」といった言葉を、彼がしっかり信じていることだった。そこで、KARLくんに明太子の絵を描いてもらったよ! ね、泳いでるでしょ(笑)。

  さて、大盛り上がりの取材を終えたあと、SHAKEのソロ・プロジェクトであるサイコデリシャスを見に行く。何も余計なことを考えずに、音に身をゆだねられる心地のよい2時間。命の洗濯です。
2003年6月23日
 蜉蝣の取材。彼らに会うのは、2年くらい前にHOT WAVEにゲストで出演してもらって以来。その後、メンバー・チェンジがあり、待ちに待ったアルバムが完成しての取材なのだ。で、インタビューが終わった後、「僕らもロックンロール日記に載せてくださいよ!」という大佑くんに、「ネタがないと、載らないんだよ」という静海くん。←発売されたばっかのSHOXXをチェックしてるね(笑)。で、kazuくんと3人で「取材が終わったら、いきなり脱ぎだすっていうのは、どう?」なんてワイワイやってる横で、おもむろに文庫本を取り出して、読み始めたユアナくん。しかも、その本のタイトルが、「異常快楽殺人」だったんだよね……。いやいや、びっくりしました(笑)。
2003年6月22日
 第七期カリ≠ガリの解散ライヴを、日比谷野音に見に行く。終わったあと、メンバーに挨拶しようと集まった関係者はすごい数で、アオちゃんは「ソールド・アウトだって聞いて喜んでたのに、こんなにたくさんの関係者がただで入ってたのね。悔し〜っ」といってたけど、最後のライヴでこんなに人が集まるなんで、やっぱりカリガリがいいバンドだったからだと思う。正直いって、最後は寂しいバンドもいるからね……。みんなが4人のこれからにとても期待してるからだと思うから、ひがまないでね〜(笑)。
2003年6月20日
 ストレイ・ピック・バンガードのライヴ。昨年の年末、二人に「オーシマさんは、最近、全然、ライヴに来てくれない」と訴えられたので、ちゃんと忘れないようにスケジュール帳にメモっておいたの。先月、渋谷公会堂でのイベントに出演したときも、すんごいカッコよかったからね〜。終わってから楽屋に挨拶に行ったら、なぜかスタッフが誰もいなくて「ブラ・フェチ」のKAZUSHIくんが中打ちを仕切ってた。「ブラ・フェチ」の意味は、この日のライヴに来た人しかわからないだろうな〜(笑)。
2003年6月17日
 SHOXXのイベントを、オンエア・ウエストに見に行く。仕事がちょうど6時に終わったので、最初のバンドから全部見るが、やっぱり5バンド見終わったときには、おなかペコペコだった(関係ないけど、この間、友達に「おなかペコペコ」なんて死語だと、笑われた……)。終わったあと、サイコのマネージャー氏たちと久しぶりに手羽先を食べに行く。
2003年6月12日
 もう一ヶ月、たってしまいました。時間が流れるのは、本当に早いものです。

2003年6月7日
 カメラマンの三浦麻旅子ちゃんの写真とお芝居がコラボレイトした舞台、「満月フィルム」をSHAKEと見に行く。やっぱ、月はいろんな人の感性を刺激する存在なんだなと、あらためて思う。小劇場っぽくない、ほのぼのとした雰囲気の漂ういいお芝居だった。終わったあと、3人で喫茶店に行ってお茶したんだけど、麻旅ちゃんが会場に戻ったあと、SHAKEが「ここはうるさくて話しづらいから、公園にでも行こう」というのね。SHAKEもわたしも最近ちょっとナチュラリスト(?)で、ワサワサしているところが苦手なの。結局、行ったのは花園神社だったんだけど、しっかり二人とも片手に缶ビールを持っていた。夕暮れ時に神社で飲む缶ビールは、まるでリゾート地にでも来ているみたいで気持ちよかったよ。
2003年6月4日
 Schwarz Steinの取材。取材場所に行くと、爽やかな好青年二人がわたしを待っていてくれた。ちょっとビックリしたけれど、この二人がHoraくんとKayaくん。そして、そこには、もう一人黒づくめのお方がいらっしゃった。もちろん、それはプロデューサーのMANAさま。親心(?)で取材に立ち会ってくれてたみたいだけど、「せっかくいるんだから、お言葉をちょーだい」といってしっかりインタビューに参加させてしまった。Schwarz Steinのアルバム、カッコいいからオススメだよ〜!
2003年6月2日
 いっつもツアーばかりやってる、ライヴバンドHUSHさんの取材。インタビューで、前回、「MC、頑張る」といってた高瀬が、今回のツアー中にMCをクビになっていたことが判明する(笑)。章人くんに「前回の取材の時、大島さんに約束したのに、ちゃんとやらなきゃ駄目じゃない」といわれた高瀬、「『お前、もうしゃべるな』っていったのは、章人さんじゃないですか〜」と、悲しそうな顔をしていたよ。

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