[ROCK'N ROLL DIARY]

2004年1月30日
  突然、思い立って、八景島のシーパラダイスに行ってくる。なんだかとっても、水族館に行きたくなったからなの。夕方近くに到着したにもかかわらず、いるかのショーも見れたし、水族館も楽しかったし、美しい夕焼けも見れて、満足。特に人懐こい白いるかと、海を泳ぐ白熊はとっても可愛くて興味深かった。7時過ぎだというのに閑散としていた園内は、とても幻想的でロマンティック。たった3時間だったけど、ちょっぴりゆったりリゾート気分を味わえたよ。
2004年1月29日
 わたしのお仕事は音楽メインなんだけど、なぜか、美容とかファッション関係にも知り合いがいる。この日はヘレナ・ルビンスタインの新製品発表会に呼んでもらったので、行ってきた。実は、新しく発売されるパウダーファンデーションとスパイダー・マスカラに興味があったからなんだけど、しっかり試供品をゲットしてきたこの二つ、かなりいいよ。あ、別にただでもらったから宣伝してるわけじゃないよ。だって、わたし、化粧品はたーくさん試供品をもらえるんだもの。ホントにかなりのスグレなので、早くも愛用品になっているんだ〜。
2004年1月28日
 HOT WAVE収録。番組冒頭の挨拶をするとき、モニターに映った自分の醜さに唖然とし、しょっぱなからサイアクの気分になる。もぉテレビやめて、ラジオの人になろうかしら……。ゲストのShullaは元気いっぱいで、PV撮影の裏話とかを面白く話してくれた。それにしても、スタジオセットだと思っていた「寒空」のPV、ロケ以外のシーンはメンバー自身が手作りしたセットで撮影していたのだそう。えらい〜。紫苑の乱入という驚きのハプニングもあって、盛り上がった収録だった。
 夜は、久しぶりにGacktくんの取材。彼の生き方や考え方を聞く「婦人公論」のインタビューだったのだが、後半に彼の友達が亡くなった話をしてくれて、思わず涙がこぼれてしまった。取材中、笑いすぎて泣いたり、タバコの煙で泣いたり、すっかり泣き虫のオーシマだけど、こういうふうに涙がこぼれてしまったのは初めてのことかも……。プロ失格と、ちょっと落ち込む。でも、「末期癌」とか「余命」とか「生命維持装置」とか、わたしにとって生々しい言葉が次々出てきて、しかもGacktくんのあの話し方だから、ついつい話に引きずり込まれちゃったの。掲載日はまだ決まってないけど、悲しくて美しい話だったから、楽しみにしててね。
2004年1月27日
 第十四帝國の元帥とディスクガレージの社長中西氏と、おそーい新年会。1年に1回ペースの不思議な会合。明日、収録なのに、ワインがおいしかった。
2004年1月26日
 HOT WAVEの新年会。楽しかった。でも……わたし、現在、デブ中。お正月以来、増えた体重が減らないの(涙)。ダイエットしてるわけじゃないから減らないのは当然なんだけど、身体が重いと気分まで重くなってきて、精神的によくない。ああ、なんとかしなくちゃ〜。

2004年1月25日
 RATSのライヴ。昨年12月後半の日記をサボっちゃったんだけど、RATSとはheathとshin(元CRAZE〜ソロの鈴木慎一郎)が組んだ超強力ユニットで、昨年末の29、30日に初ライヴをやったのだ。もちろん、その時も行ったんだけど、すごくしっかりとしたバンドなので、2回目のライヴも行ってきた。今回はギターの室姫深に加え、ドラムにRYUくんが参加していたので、音も厚くて前回よりもさらにパワフルなライヴだったよ。プレゼントとして、ライヴ・ビデオも配っていたしね。RATSの情報やデモ音源などをチェックしたい人は、www.heath.co.jp へ!
2004年1月23日
  BUCK−TICKやLUNA SEA、hideちゃんなどのデザインを手がけるファンキーなデザイナー、サカグチケンさん宅で、牡蠣をおなかいっぱい食べるパーティが開かれる。実は、ケンさんちもブラブラ歩いて10分もかからないほどご近所なの。実家から送られてきた箱詰めの新鮮な牡蠣を、酒蒸しでこれでもか!っていうくらい食べた。超おいしかったよ〜。シ☆ア☆ワ☆セ! で、ケンさんが、今年、たくらんでるおもしろそーな企画の話を聞かせてもらった。自分から何かを発信していこうというパワーを持った人は、やっぱりすごいよ。エネルギッシュ。詳しくは、www.ken-factory.comをチェック! イベント自体は今年の後半を予定してるけど、それまでにもいろいろと楽しそうなことをやるみたいだよ!!
2004年1月22日
 4枚目のマキシ・シングルをリリースするShelly Trip Realizeの取材。今回も途中からプロデュースのYUKIYAくんが顔を出してくれて、取材が終わったあとには出来上がったばかりのジャケットをメンバーに見せていたよ。どうやらほぼ徹夜で、自ら作っていたらしい。麗しき師弟愛(涙)。
 その後、Shullaの出るイベント会場に行くが、出番が8時半からといわれ、ガビーン。某☆子さんが6時半からだというから、時間ピッタリに行ったのにぃぃ。その後CF制作会社や映像関係の人と打ち合わせが入っていたので、泣く泣く会場をあとにする。その時、会場の入り口でTAKUMAくんにバッタリ会った。「お久しぶりです、あけましておめでとうございます」と、挨拶をしてくれたよ。かなり明けすぎちゃってる気もするけど……(笑)。

2004年1月20日
  正月明けからなんとなくゆったりとしたペースで動いていたけれど、今日はなんと1日にアポが5つ! もっとも3つ目は仕事ではなくて、ソフト・カイロだったんだけどね。新年早々持病のめまいの発作があり、相変わらず病院で調べても原因不明なので、今年は真剣に体質改善をしようと思ったんだ。で、2週間の予約待ちを経て、この日が第一回目。指圧に比べたら対して痛くも気持ちよくもない治療をして、なんとなく身体がポカポカした状態で病院を出たの。でも、そのあと、かなりボーっとなってしまい、ビックリしたよ。次が元NEEDのAKITOくんがDENくんRYOくんとニュー・バンドのプラチナを組んだので、大阪にいる彼に電話インタビューというお仕事。幸い(?)、電話を録音する機械がうまくいかなくて、1時間くらい待たされたのでその間に少し意識をハッキリさせて、取材に臨んだ。そーいえば、HISAYOSHIくんが脱退したあと、大阪のAKITOくんから「いいベース、知りませんか?」なんて電話があったこともあり、「いいバンドが組めてよかったね」なんて、なごやかに取材は終了した。でも、そのあとも頭のボーっと感はとれず、結局、夜の打ち合わせ&飲みはキャンセル。わたしはマッサージ後でも薬を飲んだ後でも、平気でお酒を飲んじゃう人なんだけど、さすがにこの日はヤバイと思ったのだ。でも、施術後にこれだけ普段と違う状態になるということは、効果があるってことなのかも! 二回目が楽しみなのだ〜!
2004年1月19日
 夜、打ち合わせで某誌エディターと飲んでいたら、ギター・テックの兵庫ちゃんから電話がある。それで、「今、懐かしい人と一緒にいるから、替わるね」といわれて電話口に出てきたのは、なんと白田一秀(プレゼンス〜グランドスラム)!! 実は、この間、「次の松田樹利亜のライヴで、ギターを弾くのは白田なんだよ」ていう話は聞いてたの。いやぁぁ、懐かしい! 先週、PATAちゃんと飲んだときにも、「白やん、どうしてんのかな」なんて話題が出ていたくらい。でも、電話で話した白やんは、昔のまんまのマイペースな感じだったよ。「久しぶりに弾いたら、ギターが難しい」なんていってたけど(笑)。ライヴは、2月1日 新宿MARZにて! もち、わたしも行きます(^−^)。

2004年1月17日
 DIAGO STARDUSTのライヴ。のっけから宝塚も真っ青の大きな羽根をつけて、ステージに登場したDAIGOにビックリ! 銀ラメの衣装といい、フリンジつきの上着といい、彼でなければ絶対着こなせないファッションと華麗なステージに圧倒された。終わってからは関係者限定のスペイシー・ハグ会があり、わたしもご利益がありそうなスペイシー・ハグをしてもらったよ。
 その後、yasuとSHUSEと、昔、Xのメンバーとよく一緒に行った餃子屋に行く。たしか2年くらい前にheathと来て、「味が落ちた」とがっかりしたような覚えがあったけど、なんかもーただの餃子屋になっていて、さらにがっかりだった。で、帰る前にトイレに行ったら、男の人がいて、パッと目が合った瞬間、同時に「あ゛〜!!!」とすごい大声を上げてしまった。なんとレッド・ウォリアーズのKIYOSHIだったの。それから、二人して意味もなく大笑い。お店の人に、「どうかしました?」と不審そうに尋ねられちゃうくらいだった(笑)。
 お店を出てから、yasuとSHUSEと「どうしようか?」と相談した結果、岡野ハジメ宅を襲撃することに決定。途中で「お土産を買っていこう」とコンビニに寄ったのだけど、yasuがプリンやらアイスクリームやらのデザートお菓子を棚ごと買う勢いで、かごに放り込んでいる。その豪快な買いっぷりを見て、「蟹もこうやって、買ってくれたのかな〜」と思ったよ。それで、結局、朝まで討論会(笑)。2年くらい前にもこのメンバーで似たようなことがあったような気がするけど、岡野さんとSHUSEの話はマニアックすぎて、わたしとyasuはアイスクリーム食べながら二人の話を観戦している感じだった。それにしても、長い夜だったにゃん、お疲れ様!
2004年1月16日
 Waiveのライヴを見に行く。初ホール・ワンマンだったので、メンバーはみんな気合が入っていたみたいで、スピード感のあるライヴだった。アンコールでの善徳くん爆弾発言には、ビックリしたけどね。でも、ずいぶん前から「絶対にいおう」と心の中で決めていて、ライヴ当日はそのことで朝からかなり緊張していたといっていた。受け取り方によっては深刻に思えちゃうかもしれないけど、善徳くんの決意の表れと前向きに考えるのがいいんじゃないかな。新曲もトテモいい曲だったので、新しい音源も楽しみだよね。ちなみにわたしの隣の席には星子さんが座っていて、始まる前に「孝介くんの声よりも星子さんの歌声のほうが大きいとヤだから、バラードで一緒に歌わないでね」と釘をさしておいたのに、演奏が終わると必ず隣から鼻歌が聞こえてきて、結構、笑えた。
 ライヴが終わってからは、一緒に行ったミカリンとYU−KIちゃん(TRF)とごはんを食べに行く。YU−KIちゃんはすごくゴージャスなムートンのコートを着ていて、「たかそー。きっと×十万はするんだろうな」と思っていたら、さらりと「古着で1000円だった」といわれ、ビックリ!!! 新年会のときにミカリンが着ていたムートンのコートもすごく素敵で、古着と聞いて驚いたのだけど、二人とも着こなしうまいし、買い物上手だな〜。バーゲンでお金を使うより、センスを磨かねばと、反省。

2004年1月13日
 ストレイ・ピック・バンガードのライヴをAXに見に行く。昨年12月にここでやったとき、KAZUSHIくんの声が全然出なくなってしまい、急遽、リベンジ・ライヴを行ったのだ。でもって、RAYZIくんがSPVとしてステージに立つのは、正真正銘、今夜が最後。でも、二人ともすごく楽しそうに、生き生きとライヴをしてた。KAZUSHIくんがあまりにもずーっと笑顔だったので、一緒に行った友達は「あのKAZUSHIさんって、昔、こおーんなメイクして怖い人だったKAZUSHIさんですよね?」と首をかしげていたくらいだったよ。わたしは二階のいちばん前で見ていたんだけど、途中で一階の最前列に白髪のおばあちゃんがいるのを発見!  最前列で、しかも、KAZUSHIくんとRAYZIくんの間というすごくいい場所。でもって、4回のアンコールが終わるまで、ずーっと立ちっぱなしで楽しんでいた。うーむ、えらい、えらすぎる。最近、立ち見のライヴがしんどくなってるオーシマは、すっかり感心しておばーちゃんのファンになってしまった。わたしも、見習わなくちゃだわ。
2004年1月12日
 打ち合わせを兼ねて、PATAと飲みに行く。でもって、なんかいっぱい昔話をした。なにしろ、90年代は、毎年、年末からお正月にかけて、一緒だったかんね〜。いっぱい遊んだし、いろいろ迷惑もかけたなぁ。お正月はゆっくりしてたPATAちゃんは、1月中旬にツアー・ファイナルで沖縄に行くといってた。海好き女としては、ちょっぴりうらやましい。今年も、お互いにガンバローね!
2004年1月4日
 今年は喪中なので、地味なお正月を過ごした。でも、バーゲンには行きまくったよ。こんなに買って、どうするよ?ってくらい。まぁ、お正月だから、いっか。
2004年1月1日
 2004年。今年もどうぞよろしくお願いします。
そーいえば、ロックンロール日記は、今年で15周年を迎えるのだ。SHOXXが創刊されたのは91年の11月なんだけど、実はロックンロール日記は同じ音楽専科社から出ていた「P−5」という雑誌に90年10月から連載をしていたの。15年ということは、日記を連載し始めた頃に生まれた赤ちゃんはもう高校生。もしかしたら、読者の中には、生まれてなかった人もいるかもしれない……うぎゃあ〜!! だから、一志くんに「小さい頃から、ずっと読んでました!」なんていわれちゃうんだろーなぁ……。しっかし、よくもまぁ、15年間もあんまり変わらない生活を続けてきたもんですねぇ。我ながら驚いてしまうというか、呆れてしまうよ(笑)。まぁ今年もあくせくせずにマイペースで、好きなことやっていくので、テキトーにおつきあいくださいませね。 

ロックンロール日記目次へ 大島暁美サイトトップへ