[ROCK'N ROLL DIARY]
2005.7.6.更新
2005年6月24日
 新人バンドAILEの取材。初々しく、ピチピチの5人組だ。ベースの彩くんのプロフィールに、本名/坂崎、好きなアーティスト/THE ALFEEと書いてあったので、「坂崎さんと、同じ苗字だから好きなの?」と冗談で聞いたら、さらっと「実は、オジサンなんです」とのお答え。実は、彩くん、坂崎さんの実の甥っ子で、彼のラジオに遊びに行ったり、結構仲良くしているらしい。AILEの音もポップでとても聞きやすい曲なので、THE ALFEEみたいに息の長いバンドに成長していってもらいたいな(^−^)。
2005年6月23日
 うちの近所(歩いて30秒)のジャガー専門店に、真矢くんが撮影に来るというので、普段着のまま会いに出かける。店に行く前にコンビニで郵便を出そうと思って違う道を歩いたら、ガラス張りの喫茶店で真矢くんご一行様がごはんを食べているところにバッタリ。わたしもちゃっかり仲間に紛れこんで、お茶をおごってもらった(笑)。この日はミルキーちゃんの撮影で、真矢くんは運転手役で登場するというシチュエーション。久しぶりに会ったミルキーちゃんは夏っぽいさわやかな感じで、可愛かったよ。
2005年6月22日
 蜉蝣の取材。6月の頭に、ドイツで行われたビッグ・イベントに出演した彼ら。この間も海外面白話をたくさん聞かせてもらったので、挨拶代わりに大祐くんに「今回は酔っ払わなかった?」と尋ねた。そしたら、みんな待ってましたとばかり、「それが……」「大変だったんですよ」と口々に。大祐くんがいうには、「実は、酔っ払って(事務所の)社長にからんだらしいんです」だって。「らしい」ってことは、覚えてないのかな。日本だけじゃなくて、海外でも無敵な大祐くんなのね〜(笑)。
2005年6月21日
 杏里さんの取材。わたしはかなり長いことライターをやってるが、今でも初対面のアーティストのインタビューは緊張する。しかも、相手は超ベテランさん。とはいえ、今までテレビや雑誌で知ってる杏里さんはとても気さくな方っぽいし、コンサートも素敵だったので会うのを楽しみにしていた。実際の杏里さんは想像通りきれいで、聡明で、とても素敵な女性。編集Y嬢も含め、みんな同年代だったので、昔の話とかで盛り上がった。ニュー・アルバムをプロデュースしたリー・リトナーのことを、ちょっとテレながら「リーさん」と呼ぶ姿も、とってもかわいかったよ。
2005年6月18日
 来週、初めて取材することになったので、杏里さんのコンサートに行く。ふだんわたしが行くコンサートとはかなり会場の雰囲気が違っていたが、ヒット曲満載で楽しめたよ。杏里さん、細い! スタイルいい! 世界的ギタリストリー・リトナーと婚約したばかりということで、幸せオーラいっぱいのハッピーなライヴだった。
2005年6月16日
 昔、ACTION!のスタッフをやっていたゆうやちゃんに、超久しぶりに会う。彼女は2〜3年前にひょんなことからヨシロウさんに再会し、またACTION!のお手伝いをしているのだそう。昨年、20周年を迎えたACTOIN!だけど、なんと今年はNOVELAが25周年で、秋には記念ベストアルバム&お宝映像満載のDVDを出すという。彼女から当時の貴重なビデオをもらって見たのだけれど、このライヴは四半世紀前……と思うと感慨深いものがあったよ。画質はいかにも古い感じだったけど、やってることは全然古くない! 昔のファンはもちろんのこと、ジャパ・メタの歴史に興味ある人は、是非、ゲットしてほしいレア・アイテムだ。

2005年6月14日
「アラスタ」最終公演。千秋楽ということで、アドリブの嵐で、舞台は初日より30分以上長かったんじゃないかな。座長&プロデュースで大活躍だったYURAサマは、最後に感極まってめずらしく大粒の涙。感動的なラストだった。終演後、「取材したとき、『見ている人が最後に『YURAサマ、カッコいい!』って思ってくれたら、舞台は成功です』といってたけど、きっとみんなそう思ったと思うよ」といったら、「本当ですか? 嬉しいです!」と、とびきりの笑顔を見せてくれた。実は、アラスタ誕生秘話を知ってる(この日記に書いてあるけど)ファンの人から、「2回目もやるように、大島さんがセッティングしてあげてください」とお願いメールをいくつももらってるんだけど、実は初日終演後に「次もやったほうがいいよ」と早くも催促しているのだ。てか、フールズメイトのレポで、誌面でしっかり書いている(笑)。次も是非、見てみたいと思わせる楽しい舞台だったということだよね!!
 夜、そろそろ寝ようかなと思ってたら、携帯が鳴り、出たらいきなり「おめー、顔、白いぞ」といわれた。いた電かと思って切ろうとしたが、どーも聞き覚えのある声。なんとそれは、夜中にテレビを見ていたらわたしが出てたので、電話をくれたPATAちゃんだった。もぉ、いかにもPATAらしい発言だなと、笑ってしまったよ。でも、前回の収録のとき、メイクさんに会った瞬間、「日に焼けてますね」といわれたわたし。新車が来たので天気のいい日に江ノ島に行って、結構、日焼けしちゃったみたいなのだ。もしかして、顔と首の色が違いすぎてたってことなのかしらん???

2005年6月13日
 NEVERLANDの3人と、某所に行くため、ぬかるみの山道を歩く。結構、歩きにくかったのだが、前を歩いていた誠くんが「よかった、俺、スニーカーを履いてきて」というので、彼の足元を見たら、どう見ても革靴なのね(しかも、白!)。「それ、スニーカーじゃないじゃん」といったら、あらためて自分の足元を見て、「あ、ホントだ。スニーカーを履いてこようと思って、忘れたんだ」と、大ボケ発言。もちろん、彼のひとことで、その場にいた全員がひっくり返って大爆笑したのはいうまでもない。最近、マイペース・キャラに磨きがかかってる誠くん、このままスクスクみんなをなごませるキャラを育てていってほしー。
2005年6月7日
 声優の鈴木達央くんの取材。なんと21歳!! 結構、クラクラしながら会いに行ったんだけど、意外にしっかりしてて、大人びた感じの真面目な青年だった。
 夜は、「アラジンとスターオーシャンの秘宝」初日。本当に面白くて楽しくて、よくできてる舞台だと思ったよ。セリフは初めてのミュージシャン達のたどたどしさを、逆手に使うとこなんか、あっぱれ。Psycho le Cemuネタとか音楽業界ネタ満載で、ファンも楽しめたんじゃないかな。終演後、楽屋で元帥に「脚本がよくできてると思ったよ〜」と感想をいったら、「ようやくわたしの才能に気がついてくれましたか」といわれてしまった(笑)。そんなの、ずーっと前からわかってたってばぁ〜!

2005年6月6日
 新宿のロック喫茶ローリングストーンで、DJをする。あちこちで書いてるけど、わたしは10代の頃にこの店でDJのバイトをしていた。ホントに昔からあやしい店で、ロックが好きな不良がたむろう、普通の人はまず入れないいかがわしい雰囲気プンプンの店だった。今もその面影をまったく変えずに残っているのがすごいのだが、33年の歴史に終止符を打ち、今月18日に閉店となってしまうので、リターンDJをすることになったのだ。ゲストDJのG.B.Bくん(Karma Tribal)中山加奈子ちゃん澄田くん狂平JIMMYheathのミュージシャン友達、昔の従業員仲間や常連さんも遊びに来てくれて、楽しかったよ〜!! 最近はあんまり行くことはなかったけど、やっぱりストーンがなくなってしまうのは寂しいな。また一つ、青春の思い出が消えていく……ちょっとだけしんみり。 
2005年6月5日
 飲み友達?の評論家市川てっしー哲史が、「ビジュアル系の10年を振り返る」(タイトルは未確認)本を出すらしく、対談を頼まれた。ツラツラと昔の思い出話をしゃべっただけなんだけど、やっぱり今思い出してもあの頃は楽しかったな。二人とも「今は、あんなこと、もう絶対にできないよね」ってセリフが、何度も出てきたからなぁ(笑)。他にも、YOSHIKIやSUGIZO、KIRITOが登場するらしい。発売日やタイトルとかちゃんと聞かなかったので←てっしーから「頼むよ」っていわれて、詳細も聞かずにOKしたわたしもわたしだと思うけど……(笑)、わかったここにアップするね。きっとかなり面白い本になると思うよ。
2005年6月2日
 ずいぶん前から「取材がある、ある」と聞いてて、リリースの関係上延び延びになってたThe FLAREの取材。久しぶりに会ったSUGIZOとYUNAくん、元気だったよ〜といいたいところだけど、SUGIちゃんは体調を崩してて、前日から高熱を出してた。午前中にラジオの収録があったからと頑張って取材もやってくれたけど、途中、氷で頭を冷やしたり、かなりつらそうだった。取材が終わってから病院に飛んで行ったけど、早く治してまたパワフルSUGIちゃん復活してね。YUNAくんとはREDの頃に一度取材したきりなんだけど、会った瞬間、「お久しぶりです!」と握手をしてくれた。もうずいぶん前のことなので、覚えてないかな〜と思っていたので、礼儀正しく挨拶してくれて、嬉しかったよ。取材の中では「決していいとはいえない状況を、打ち破っていくのは大変」と発言していた彼らだけれど、なんだかすごくすがすがしくいいオーラを放っている印象を受けた。インタビューのあと、とってもさわやかな気分で、彼らのあの素敵なエナジーをたくさんの人が受け取ったらいいのにな♪って思ったよ。

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