[ROCK'N ROLL DIARY]

2005年7月31日
 スタイリッシュ・ウェイブ・イリュージョン日比谷の野音で司会。前日の天気予報は雨の予想が出てたんだけど、雲ひとつないドピーカン! 会場入りして出演メンバーと顔をあわせるたびに、挨拶は「おはよう」ではなくて「暑いね〜」だったよ(笑)。マル秘シークレット・ゲストは、なんとトゥールビヨン。実は、わたしは、トゥールビヨンとプラと一緒の楽屋だった。久しぶりに会ったRYUちゃんINOと話ができて、楽しかったな〜。2人ともすごくいい顔してて、こういう再会はとっても気持ちがいい。さわやかなトゥールビヨンのあとは、「笑顔と太陽が似合うバンド」ディスパーズ・レイと、「その格好で廊下をウロウロしないでね、ヒマワリくん」のダスタースリーウエイブと続く。ちなみに善徳くんは前日と同じようなゾーリを履いていたので、「昨日と同じ?」と聞いたら、「今日のはステージ仕様で、底が暑いんです」といってた。さすが。ライヴ後のトークでにのかたくんに「ヤキソバ、おごってください」といわれ、つい勢いで「いいよ」といってしまったので、akiプロジェクトが熱いライヴを繰り広げている中、ビールとヤキソバを買ってきてもらう。もー、すごく暑かったし、お祭り気分だったから、まだMCは残ってたけど、プラのライヴを見ながらビールを飲み始めちゃったよ。最後のMCのとき、「衣装チェンジしたんですね」とファンの方からいわれたけど、あれはただ単に普段着に着替えただけだったのだ(笑)。この日も長丁場だったけど、楽しかったよ〜。相当、水分を消費したと思うけどね。そーそー、この日はコレクターから借りた60年代デッドストックのへそだしサイケルックを着たんだけど、思ったよりもみんなの反応が淡白でちょっと拍子抜け。もっと「ドッヒャーン!」って感じかと思ったら、「普段とあまり変わらないじゃないですか」だって。わたしの普段着が、それだけ派手ってこと? トホホ。
2005年7月30日
「スタイリッシュ ウエイブ 真夏の狂演」最終日を、川崎のチッタに見に行く。出演バンドはHOT WAVEに出演してくれたバンドが多かったので、長丁場も楽しめた。わたしは二階席で見てたんだけど、隣にゾーリはいてる長身の人が座ってて、それは善徳くんだった。「ケータリングのカレーがおいしいって聞いたので食べに来たんだけど、知ってるバンドがいくつも出てるんで見ていくことにした」といって、カレー3杯とうな丼を食べたといってたよ。徹夜でレコーディングしてて脳がウニだった宇宙船隊NOIZのエンジェル・タカくん、「カンチ、AXしよー」ネタは、古すぎるんじゃないかい(といいつつ、わたしはウケてた)。バックステージに行ったらアンカフェのメンバーを紹介してもらったので、いきなりミクくんに「いつHOT WAVEに来てくれるの?」と、マネージャーも通さずに直談判←前回、コメント出演だったので、画面を通して「早くゲストに来て〜」と叫んだんだよね。しかも、最後にステージに呼ばれたときにも、しつこく「楽屋でHOT WAVEに出てって頼んだんだけど、どうせならお客さんの前で約束してもらおうと思って、出てきちゃいました」といったら、ミクくん、ステージに座りこんで、「こちらこそ呼んでください!」といってくれた。いきなり予定にないこといっちゃって、ごめんね。でも、これできっと、アンカフェは近々HOT WAVEのゲストに来てくれるだろう……ふふふ。終演後、みんなに挨拶して帰ろうとしたら、シェリーさんだけ楽屋にいないのね。物販コーナーにいるというので、彼らにエールを送るべく表から帰ることにする。8/14のワンマン・チケットを笑顔で売ってた彼ら、「ものを売る」というよりも、「ファンからのプレゼントに埋もれてた」って感じだった。ライヴ終わりなのに、やっぱりさわやかな笑顔だったよ! 出演者スタッフのみなさん、長丁場のイベント、お疲れ様でした!
2005年7月28日
 NEVERLANDの取材→千聖くんの取材→打ち合わせ→CRAZEのライヴ。しかも、午前中からパソコンを持って出かけ、空き時間に原稿を書くと、めちゃハードな一日だった。
 CRAZEのライヴは昨年以来だけど、相変わらず熱くて男っぽいサウンドをガンガン聞かせてくれた。彼らは、今、マンスリーで各メンバー・プロデュースのライヴを行っていて(この前のアースシェイカーと同企画だ)、この日はSEIICHIデー。それを忘れて見に行ったわたしは、いきなり最初のMCで彼が話し始めたから、ビックリしたよ。でも、アンコールのZI:KILLとD’ERLANGERの曲は、メチャクチャ懐かしかったなぁ〜。今、彼らが元気に活動しているからやれることなんだろうけど、こういうサプライズは大歓迎だよ。

2005年7月22日
 高見沢さんの取材。今回はフールズメイト連載のギター対談ではなく、新雑誌「プレザンテ」のインタビューだ。大人向けの新感覚音楽誌「プレザンテ」の「わたしの音楽革命」という特集で、アーティストの方々から長く活躍してきた秘訣や苦労談などをお聞きしようという企画。この企画を聞いた瞬間に、「高見沢さんに取材したい!」と思ったんだ。高見沢さんはいつも対談取材の会話の合間に、31年間も不動のメンバーで活動し続けているTHE ALFEEのいろいろなエピソードなどを話してくれていて、それをちゃんとお聞きしたら面白いだろうなぁ〜と思ってたんだ。撮影が終わって、いざテレコを持って取材場所に行ったら、「こーいう感じで取材するの、初めてだね」といわれる。そーいえば、いつも対談だから、もう1人ゲストのミュージシャンがいるからね。初めてじっくりお聞きした高見沢さんの話、想像以上に面白くてためになった。ホント、このHPの中にある「音楽業界への道」にゲストとしてお招きしたいくらい(笑)。この特集の他の取材アーティストは、杏里さん及川みっちー上松美香ちゃんの4人。面白くてためになる話がいっぱいだから、是非、読んでね。プレザンテ創刊号は、10月5日に発売予定。
2005年7月19日
 アラ・スタのDVDを見る会が、うちで行われる。熱狂のうちに東名阪を駆け抜けたアラ・スタから、もう1ヵ月以上もたってしまってるんだね。集まったみんなも、「ちょっと懐かしいね〜」なんていいながら、最終日の舞台を録画したDVDを見ていたよ。「ここで生まれたアラ・スタが、ここに戻ってきたんですね〜」というメタルくんがしみじみとつぶやいたひとことが、とっても印象的だった。わたしといえば、相変わらずビール片手に「次もやんなよ〜」と能天気にみんなをけしかけていたよ。さて、本当にパート2は、実現するんだろうか?
2005年7月15日
 話題のクイーンのミュージカル「WE WELL ROCK YOU」を見に行く。正直いって、物足りなかった。前半にいろいろ伏線があって、最後に大どんでん返しでもあるのかと思っていたら、あっという間にハッピーエンドで拍子抜け。悪の親玉も、死んじゃった人も、主人公がギターを弾いた瞬間に、みんな元気に歌って踊っておしまいって、そりゃあないだろう(苦笑)。思わず隣で見てた友達に、「まさかこれで終わりじゃないよね!?」って、叫んじゃったよ。主役の2人がすごく歌がうまかったので、それは楽しめたけどね。いつも劇団☆新感線とか、何度もどんでん返しがある波乱万丈なお芝居ばかり見ているから、よけいにシンプルなストーリーは物足りないと感じるのかしら。それにしても、ビール一杯1000円は、許せん。

2005年7月14日
 TBS−BS「エンターテイメント・マザーズTV」の収録。今回のゲストは、サエキけんぞうさん。80年代によくサブカル系クラブやライヴでお見かけしてたので、昔の知り合いやよく行ったお店など、収録の合間にいろいろお話して面白かったよ。本番前にメイク室でメイクをしてもらって、ドアを開けて外に出ようとしたら、ドアの取っ手にごついロイヤル・オーダーの王冠リングが挟まっちゃって、とれなくなっちゃったの。当然指も抜けなくて、ドアから離れられない! ホトホト弱っていたら、楽屋にいたイケメン・アナウンサー安藤さんが助けに来てくれて、「そんな乱暴に抜こうとしないで、ゆっくり横にずらせばいいんですよ」といって、指を抜いてくれた。ドアの取っ手に指輪がはさまれて動けなくなるなんて、超カッコ悪いよぉ(涙)。しかも、それを本番トークでネタにされ、その様子を見ていたやるせなすの中村さんにも笑われてしまった。くすん。でも、婚約したばかりの安藤さん、優しかったかも。
 さて、この日のエントリーは5組だったんだけど、その中のDESTINYというバンドは、偶然、この間のアースシェイカーのライヴのとき、オープニング・アクトをつとめていたバンドだった。全然新人という感じじゃなくて、ふつーにライヴを楽しめたバンドだったので、オーディション番組で見るというのはちょっと不思議だったよ。結局、彼らは合格したんだけど、その理由として、飯島愛ちゃんに「だって、大島さんが(合格させろって)にらむんだもん」といわれてしまった(笑)。歌メロを大切にしたオーソドックスだけどとってもいいバンドなので、気になる人はチェック!
★「エンターテイメントTV!」
★TBS系BSデジタル放送BS−i/毎週土曜日よる11:00〜11:30
★番組HPは http://www.entertainment-mothers.com/tv/
2005年7月13日
 アルパ奏者の上松美香ちゃんの取材。23歳のピチピチ美香ちゃん、背が高くて細くてきれいで、撮影してるとこなんてモデルかアイドルみたいだった。わたしは民族楽器が大好きで、今、実はガムランを習っているんだけど、始める前に「ガムランにするか、ハープにするか」と悩んだくらいなので、初めて実物を見るアルパ(インディアン・ハープ)に興味シンシン。そしたら、「ちょっと触ってみますか?」といってくれた。アルパは基本的に一弦一音なので、素人のわたしがチョコっと触っただけでもとてもきれいな音が出たよ。ほんわかした美香ちゃんにピッタリの優しい音だと思った。いいなぁ、わたしも美香ちゃんのお母さんがやってるというアルパ教室に入ろうかしら。
2005年7月11日
 今日も可愛いShelly Trip Realizeの取材。前日の深夜にようやくアルバムのマスタリングが終わったという彼らは、寝不足で疲れているはずなのにみんなすごくすがすがしい表情をしていた。かなり苦労して出来上がったファースト・アルバムだもんね。でも、アルバムが完成したという自信からか、いつもよりちょっと大人っぽい雰囲気も感じた。ルックスだけじゃなくて、みんな性格も素直でまっすぐでまぶしいくらい。8月14日のワンマン、楽しみだな!

2005年7月10日
 超久しぶりに及川光博の取材。5年くらい前までは某音楽誌でちょこちょこ取材してたんだけど、ここんとこずっとご無沙汰だった。とはいえ、みっちーはもうお茶の間の人なんで、わたしは一方的に彼の顔はよく見てたけどね。「覚えてるかな?」と思いつつ取材場所に行ったら、「あけらー*、いつもテレビで見てるよ!」と人懐こい笑顔で迎えてくれた。彼と最初に会って朝まで飲んだ11年前のことも覚えてて、「あそこの焼き鳥、おいしかったね」とも。すごい記憶力! 最近、とみに記憶力の衰えているわたしごときが、「覚えてるかな?」と心配するなんて、おこがましかったかも。みっちー、すごく頭の回転が速くて、取材は本当に内容が濃くて面白かったよ。ダンディーでクレバーで、クールでカッコいい! やっぱり自分の意志で売れてく人は、本当に頭がよくて意志が強いんだなと、しみじみと感じた取材だった。
*あけら……語源は、もちろん、ひでら対あけら。
2005年7月7日
 相川七瀬のコンサート。彼女のライヴは初めて見るんだけど、イケイケGOGO思い切りハードロックで気分がよかった。なんせバック・ミュージシャンが、PATACOOL JOE真矢くんD.I.Eちゃんマーティー・フリードマンというスーパー・バンド。マーティ以外は全員昔からの知り合いだし、自分の身体の中にふつーに生息している音だから、自然とノルことができた。一緒に行ったプロデューサーの岡野氏は「DEAD ENDと、Xと、LUNA SEAと、スプレット・ビーバーと、メガデスが一緒にやってるんだよ! 信じられない」といってたが、本当にその通り。このメンバーでアルバムを作るっていってたけど、すごい音になりそー。楽しみだな!!
2005年7月6日
 すごーい昔の知り合いと、ごはんを食べた。大学時代からの知人で、音楽関係の仕事をしていた人なので、あちこちで顔をあわせてはいるものの、ちゃんとしゃべったのは超久しぶり。20年前の話とかポンポン出てきて、不思議な気分になったよ。昔の知り合いが、元気で頑張っているのは、よいことぢゃ(^−^)。

2005年7月5日
 HOT WAVEの収録。ゲストは、DUSTER−3Shelly Trip RealizeNEVERLANDの3組。のぼるさんと「今日のゲストは、みんなさわやか」をキーワードに司会をすすめたけど、まぁ一組だけお世辞にもさわやかではないバンドもいたよーな……(スネゲーズの3人)。NEVERLANDは日寿くんのキャラに笑わせてもらい、Shelly Trip Realizeはのぼるさんが笑顔のゆうすけくんに突っ込まれ……と、いろいろハプニングがあって面白かった。この日、けんた画伯にわざわざ直筆イラストを持ってきてもらったんだけど、番組中にくれくれくたこら発言をして、視聴者プレゼントにもらっちゃったよ。世界に一枚しかない貴重なイラスト、欲しい人は番組を見てね!!
2005年7月3日
 アースシェイカーのライヴを、さいたま新都心ヴォーグに見に行く。缶チューハイを飲みながら、気がつくと半分くらいの曲を口ずさんでいた。ライヴを見るのは久しぶりだったけど、楽しかった〜。マーシーの歌と同じくらいメロディアスなSHARAのギターも、気持ちいい。やっぱ、すごいよ、アースシェイカー。終演後、楽屋でついマーシーに「歌ものDAYだったら、なんで『ざわめくときへと』をやってくれなかったの?」と、ファン発言してしまった(笑)。
2005年7月2日
 トゥールビヨンの初ライヴ。しかも、武道館! オープニングの映像から、ステージングから、初の武道館とは思えない堂々たる大物振りを発揮していた(当たり前だよね)。打ち上げの挨拶で隆ちゃんは「新人バンドのつもりで、頑張ります」と挨拶していたけど、やっぱり楽曲も曲の作り方も彼らならではのオリジナリティあふれるものだった。 終演後、「Zyの原稿を書くために直帰しなくては」と固く心に誓っていたわたしだが、星子さんに「どうせどこかでメシ食うんでしょ?」と誘われ、ついフラフラとついていってしまう。で、わたしが司会をやらせてもらう7月31日のスタイリッシュ・ウェイヴ・イリュージョンの話を聞いたのだが、マル秘ゲストの名前を聞いて、ぶっ飛んだ! きっと当日まで秘密なんだろーけど、これは絶対すごい。見逃したら、後悔するよ。名前を書けないのがとっても、残念!! 

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