[ROCK'N ROLL DIARY]

2005年8月30日
 HOT WAVEの収録。今回もゲストは、AKI、ペニシリン、ムックと、3組の豪華バージョンである。
 7月の野音で迫力あるステージを見せてくれたAKIくんは、黒のスーツにサングラスとシブく決め、しかもソファの隅にちょこんと座っている。「真ん中に座ればいいのに」といったら、「僕、隅っこが好きなんです」と、ライヴのイメージとは正反対のジェントルマンオーラ全開だった。
 2番手のゲストは、ペニシリン。なんと彼らはインディーズ時代に、HOT WAVEに出演したことがあるんだって! しかも、番組の収録で温泉旅行に行ったり、ボウリングやったり、いろいろ楽しいことやってたらしい。いいなぁ、最近はスタジオ以外で収録することなんて、全然ないよ〜。
 3番目のゲストは、ムック達瑯くんYUKKEくん。スタジオに来る前、達瑯くんがYUKKEくんに「トークの神様」が降りてくるのが見えたというので、司会陣は彼のトーク爆発に大期待! さて、その結果は……番組を見てのお楽しみ!!
夜は、のライヴへ。わたしの知り合いには、「元気になりたいから、Jのライヴに行く」という人が何人もいるんだけど、本当に彼のステージはいっつもエネルギー全開で気持ちがいい。あまりにも楽しかったもんだから、超久しぶりに打ち上げに参加してしまったよ。Jのライヴのあとのビールは、最高においしいからね!!
2005年8月28日
 深夜のファミレスで、ミーティング。実は、わたし、あんまりファミレスって行かないので、ドリンク・バーのシステムがよくわからなかった。で、おたおたと自分でアイス・コーヒーを注いでいたら、元帥に「なんだか、初めてのおつかいみたいですね」と笑われた。その場にいたのは、YURAサマ元帥。あれ、このメンバーって……。また!?
2005年8月26日
 ラクリマの取材。この11年間にSHOXXに掲載された彼らの記事を、一冊にまとめたSHOXX FILE用のインタビューである。わたしの担当は、TAKAHIRO。11年分の膨大な資料を横目に、「全部頭の中に入ってるから、資料なんてなくても大丈夫」と豪語するTAKAは、アマチュア時代のおいしいエピソードから最近の面白い話までいろいろと語ってくれた。対照的だったのが、HIRO。資料を見ても、「こんなことあったよね」とヒントをいっても、「うーん……」と眉間にしわを寄せて難しい表情。結局、「俺はいったい何をやってたんでしょうね」といつもの口癖であるダメ人間自慢になってしまった。でも、昔のこと細かく覚えてなくたって、ギターを持てば百人力! 絶対、HIROはダメ人間じゃないよ〜っ。

2005年8月25日
 遅ればせながら、「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」のDVDを見る。付属の本や特典映像も、ぜーんぶ見たよ。マイケル・ムーアやこの映像がすべて正しいとは思わないけれど、自分が知らないことがこんなにたくさんあるのかと呆然とした。たくさん考えさせられる映画だった。
2005年8月23日
 プチ夏休みで、海に行く。この前、海に行ったときは台風一過のピーカンだったけど遊泳禁止。今回は台風11号が接近中ということで、遊泳注意だったのが午後三時に禁止に変わってしまった。まぁ、海でガシガシ真剣に泳ごうとは思わないけれど、禁止といわれるとちょっと悔しい。かわりに、6個3000円!の超特大ハマグリを、バーベキューで食べたよ。一緒に行った人は、「一生分のハマグリを食べた気分」といってた。満足!
2005年8月22日
 ラクリマのライヴ。最近はもう無敵というか、毎回必ず満足のいくライヴを見せてくれる彼ら。この日も仕事関係なく(ライヴ・レポの取材が入ってたけど)、個人的にもおおいに楽しませてもらった。もう、99点あげちゃう! なんで満点に1点足りないかというと、CDを聞きまくりすぎて耳にこびりついている「HOT ROD CIRCUIT」のギター・ソロがツインじゃないから。だって、あの王道の泣きのツイン・ギター、最高なんだもん……。
2005年8月18日
 TUSKCRAZEを脱退、音楽活動からの引退を発表した。そのニュースを聞いてすぐに携帯に電話をかけてみたけど、彼と話をすることはできなかった。先月、CRAZEのライヴを見たときはそんな雰囲気を少しも感じなかったし、すぐに取材があると聞いてたので、楽屋に顔を出さずに帰ってしまったのが悔やまれる。本棚から久しぶりに彼の写真集「自滅回路」を引っ張り出して、彼の写真を眺めた。最後に直筆で、「ぼくはぼくのステージの上で、いつもどこまで自分でいられるかたたかっているんだ」というメッセージが書いてあった。毎年、お正月には必ず達筆な年賀状をくれる律儀なTUSK。彼の熱い歌声が聞けなくなってしまうのは残念だけど、彼のことだから考えに考えた末、出した結論なんだろう。また「近所で飲んでるんだけどさぁ」って電話くれたら、今度は夜中でもちゃんと駆けつけるからね!
2005年8月19日
 徳永英明さんの取材。徳永さんとは初対面なので、はじめはどんな方なのだろうとちょっと緊張した。でも、インタビューが進むうち、リラックスしてくれたのかジョークも多くなり、上手な歌の歌い方まで披露してくれた。そのときに、口ずさんでくれたのが、なぜか「アタック・ナンバーワン」のテーマソング。それを演歌風にこぶしをきかせて歌ってくれるもんだから、その場にいた人たちはみんな大爆笑だった。「でも、なんでアタック・ナンバーワンなんですか?」と尋ねたら、わたしの髪を指して「ヘアスタイルで、みどりちゃんを思い出したから」というお返事。つい、「みどりちゃんって、性格の悪い子じゃなかったでしたっけ?」といってたら、「主人公のライバルだけど、最後は仲良くなる。それに、美人なんだよ」といってくれた。わたしの髪を見て、美人キャラを思い浮かべてもらえて、光栄です(笑)。

2005年8月18日
 The FLAREのライヴ。彼らのステージを見るのは3回目だけど、なんだか格段によくなってる気がする。2人とも気負いがなくなって、ホントにいい感じなんだよね。終わったあと、SUGIZOYUNAくんに会ったけど、充実したとてもいい表情してたよ。新曲「真夏の恋人」はYUNAくん作曲のメジャーなアップテンポの曲で、The FLAREの新しい側面を前面に出したポップ・チューンなので、是非、聞いてね!
 ライヴのあと、ミカリンとごはんを食べに行く。TAKAさまからもらったリングを自慢してたら、ミカリンの親指には難なく入るんだよね。ガーン。やっぱりわたしの指が、太いってこと……(涙)。
2005年8月16日
 夜の7時だというのに、ビールも飲まず、健康的に夕食を食べる。メンバーは、元帥YURAサマKIBAくん。あとから、メタルくんもやってきた。あら、また、アラ・スタのメンバー??
2005年8月15日
 今年もyasuが北海道から蟹を送ってくれて、ちょうどお盆で住職が新盆供養に来てくれる日に届いた。おととしは「93年間生きてきて、こんなにおいしい蟹を食べたのは初めて」と感動して旺盛な食欲を見せていた祖母は、去年は入院中のベッドの上でわたしが持って行った蟹を「おいしい」といって食べていた。それなのに、今年は、遺影の前に供えることになってしまった。「風にのって」を聞きながら、おいしそうに蟹を食べていた祖母の姿を思い出したら、涙が止まらなくなってしまったよ。yasuには父が闘病中も助けてもらったし、いぢめてばかりいないで(笑)、彼の親孝行な優しいパワーをわたしもちゃんと見習わなくてはと思う。

2005年8月14日
 Shelly Trip Realizeのワンマン・ライヴ。カラフルでポップでハッピーな彼らの世界を、十分に堪能できるライヴだった。アンコールのときから目をウルウルさせてたメンバー。楽屋に行ったら、ウルウルどころか涙涙の大感激だった。泣き顔も可愛いところが、シェリーさんらしいけどね。帰り際、メンバーがデビュー・アルバム「BLLIANT WORLD」をくれたのだが、けんたくんのイラストが素晴らしいのにはビックリ。取材やテレビでイラストの話はずいぶん聞いてたし、モノクロ・バージョンは見せてもらったけど、プロ並みの完成版には驚いた。今度から、けんた画伯と呼ぼう(笑)。
2005年8月11日
 お久しぶりに柳ジョージさんの取材をしたあと、うちで「夏バテ防止焼肉食べよう会」が行われる。メンバーは、YURAサマ、メタルくん、元帥……他数名。あれ、これって、アラ・スタのメンバー!?
2005年8月6日
 ドレミ團のワンマンに、YURAサマと待ち合わせてして行く。渋谷のカフェで待ち合わせしたのだけど、彼は場所も名前も似てるんだけど違う(笑)別のカフェで、のんびりと待っててくれた。ちょっと遅れてしまったわたしが悪いのだが、悠長な雰囲気は「さすがYURAサマ♪」という感じだったよ。
 ドレミ團のライヴはすごく盛り上がってて、楽しかった。零華くんって、こーいうキャラだったのね。次にHOT WAVEに出てもらうときには、是非、いじらせていただきます! ライヴのあとは客席にいたメタルくんと3人でごはんを食べに行き、なすびさんも合流。マコトくんから「ライヴのあと興奮してて、CDを渡すの忘れてました」というメールが来たので、4人の写真を撮って送ったら、「いいなぁ〜、僕も行きたい!」という返事が。そのあとわたしは帰ってしまったのだが、みんなはマコトくんと合流したみたいだよ。本当に会うたびに忙しくて、「走り続けてる」っていう表現がピッタリなドレミ團だけど、来年のリキッド・ワンマンめざして、引き続きダッシュしてね!

2005年8月2日
 HOT WAVEの収録。今月のゲストは、天照しゃるろっとTAKAの3組だ。
 初登場の天照は、以前に一度取材をしたときから「外見には似合わないさわやかなミュージシャン」というイメージをもっていたのだが、今回の収録でも「真面目ないい人ぶり」がいかんなく発揮されていたよ。2人が座っている間にはチョコンとクマのぬいぐるみが置いてあって、晃くんが答えている間とか、大祀くんがずーっとそのクマを撫でているの。そのミスマッチぶりは、そーとー笑えたよ。そのトークをボキッと折った山本昇には、ビックリしたけどね(笑)。
 二組目のしゃるろっとは、全員が浴衣を着て登場。しゃるろっと学園は夏休み中なんで、衣装も浴衣なんだそう。ちょうどわたしの座った位置から、はだけた浴衣の裾から十夜くんの足が見えて、視線のやり場に困ってしまったよ。和乃くんは胸元に引っかき傷が何本かあって赤く腫れてたので、本番のときに聞こうと思っていたのだが、話の流れで聞きそびれてしまった。収録が終わってからその話をしたら、「あー、そのことに触れて欲しかった〜。猫にひっかかれたんです」だって。なぁ〜んだ。
 ラストは、La’cryma ChristiのTAKAさま。会った瞬間、いきなり「大島さん、指輪のサイズ、いくつ?」って聞くのね。急にそんなこといわれてもわからないから、「えーっ、いくつくらいだろう? 9号? 11号?」なんて逆質問したら、「ちょっと、これ、はめてみて」といって、シルバーのティアラのリングを渡すの。それで、「これ、俺がデザインしたリングなんだけど、あげるよ」といって、プレゼントされてしまった。わーい、TAKAさまデザインのリングだ!! 彼は、今、Royal Junkieという自分のブランドで、シルバーやTシャツなどをデザイン、プロデュースしてるのだ。詳しく知りたい人は、ラクリマのHPの中のSPECIALというコンテンツの中に、Royal Junkieのページがあるので、のぞいてみてね!
 TAKAが「宣伝してね」といってたから、どこかでわたしを見かけたら声をかけてね。左手の中指にはめてるのが、Royal Junkieのリングだから。でもね、最初、TAKAは「親指」っていってたのに、親指には入らなくて中指にはめてるのだ。これって、もしかして、わたしの指が太いってことなのかな……(汗)。

2005年8月1日
 Janne Da Arcのツアー初日を、市川に見に行く。ステージでyasuが「市川は意外に遠い」といってたけど、ホント、車で行ったらそーとー遠かった。わたし、運の悪いことに事故渋滞に巻き込まれて、30分も遅刻しちゃったのだ(涙)。ノロノロ運転でイライラしながら、「ジャンヌはいつもほぼオンタイムだから、間に合わないだろうな〜。ああ、これがXだったら、どんなに気が楽なことか」と、しみじみ思ったよ。最初はいちばんうしろで立って見てたんだけど、途中でスタッフの人が「照明の横が空いているから」と席に座らせてくれた。そしたら、アンコールのとき、花道に出てきたyasuに発見されて、指を指されてしまった。しかも、楽屋に行ったら、「大島さん、最初からおらんかったやろ」と鋭いご指摘。ううう〜、ごめんなさい。でも、ライヴはツアー初日とは思えないほど、安定していた。細かいミスや、yasuが何度もコケそうになったりはしてたけど、そんなことも全部含めてとっても楽しいライヴだったよ。それにしても、yasuはとってもお肌が白かった。この前、会ったとき、「今年の夏はツアーだから、陽に焼ける暇がない」とぼやいていたけれど、身体に気をつけて夏のツアーを乗り切ってね!

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