[ROCK'N ROLL DIARY]

2006年6月30日

 このHPその他でとてもお世話になっているESP学園で、特別講師をする。生徒さんの前で話をするのはすごい久しぶりなので、ちょっと緊張。ライター科だけでなくて、他のクラスの生徒さんもいたようで、みんな熱心に話を聞いてくれた。いつも話していることだけど、わたしの学生時代はこういう音楽の専門学校はなくて、わたしは少しでも音楽業界に近いと思う「DJ」と「コピーライター」の学校に通ってたんだよ。だから、ホントにちゃんとこういう学校でいろんなこと教えてもらえるみんながうらやましい。ただ、どんな職種でも同じことだけど、勉強するだけでは憧れの職業には就けないよ。一生懸命チャンスをつかむ積極性を身につけなくては! みなさん、自力本願で頑張って夢を実現してね!

2006年6月29日

 話題の映画「ブライアン・ジョーンズ〜ローリング・ストーンズから消えた男」の試写を見に行く。正直いってストーンズにはそれほど思い入れもないし、とくにわたしが知った頃にはもう他界していたブライアンのことは、あまりよく知らない。もちろん、アニタ・バレンバーグとの恋愛とか、ブライアン他殺説とかは知ってたけど、そういうことにはあまり触れてなくて、正直いってちょっと焦点がボケてるストーリーだった。でも、再現された60年代のカルチャーは興味深かったし、ブライアンも魅力的な人だったんだろうな〜と思った。まぁ、身近にこういう人がいたら、それはそれで困ったちゃんなんだろうけどね。

 
2006年6月27日

 ウォーター・ベッド崩壊に続いて、再びオーシマに大ピンチ! てか、すべて自分が悪いんだけどね。ホントにめまいがするくらいの大ピンチだったのだけど、周りのみなさまのおかげでなんとか乗りきることができた。「困ったときは、お互い様です」というある人の言葉が、天の声のように聞こえたよ。周りの人の暖かさが、身にしみた一日。

 
2006年6月26日

 祝アリーナ初表紙!アリス九號.の撮影&取材。真っ白な洋館で表紙用の写真を撮り下ろすアリスくんたちは、みんなニコニコ嬉しそうだったよ。この日は取材も、各個人のパーソナル+集合インタビューと、6本立て! 個人のパーソナルで虎くんが「NAOさんが、いざというときに必ずトイレに行く」という話をしてたのだが、そのあとに集合インタビューを始めようとしたら、ホントに「ちょっとトイレ」といって姿を消したのが、メチャクチャおかしかった。終わったあとにカメラマンさんのスタジオに行って、その場で写真チェックをして入稿とホントに超ハードな一日だったけど、みんな疲れた表情もなく、最後まで一生懸命にお仕事してたよ。長い一日、お疲れ様でした!!

2006年6月23日

 元シュヴァルツ・シュタインKayaくんの初ソロ・ライヴ。シュヴァルツ・シュタイン解体後、なんと2年ぶりのライヴだったんだって! チケットはソールドアウトで、Kayaくん独特のワールドを目いっぱい詰めこんだライヴだった。でも、会場がパンパンすぎて、せっかくダンサーやバレリーナがパフォーマンスをしていたのに、まったく見えなかったのが残念だった。「見えなくて、ごめんなさい」とあの優しい口調で謝るKayaくんに、「見えない人のためにも、今度はDVDを出して〜」と頼んでおいたよ。

 

2006年6月22日

 プチ・バカンスで3日ほど家を留守にして、帰ってきたらウォーターベッドが崩壊してた。あわてて水バックをお風呂場に持っていったら、穴があいて中の水が漏れてしまった! ピンチ!! これからしばらく、AKEMI’S BARのカウンターの下にマットを敷いて、寝なくてはならない。トホホホ。

2006年6月19日

 Daccoの撮影&取材を、代々木公園の近くで行う。梅雨の合間とは思えない、すっきりと晴れて、とっても暑い日! つい嬉しくなって、撮影場所までチャリで行く。ジーンズにタンクトップ、迷彩のサンバイザーと、ファッションもチャリ仕様。一方のDaccoさんはおなじみの白と黒のスーツで、炎天下の撮影に臨んでいる。まるでリゾートに行くような格好のわたしを見て、二人はうらめしそうな目つき。「大島さんがチャリこいでるとこなんて、想像つかない」(Lida)、「下り坂になったとき、シャカシャカって早く足を回してる姿を思い浮かべるとおかしい」(YURAサマ)と笑われるが、汗をふきふき取材を行う。

 取材が終わって二人を見送ってから(チャリをこいでる姿を見られたくなかった)、帰ろうとしたら、「大島さんじゃないっすか!」とドスの聞いた声。誰かと思ったら、UMEだった。ひぇぇ〜、こんな駅から遠いヘンピな場所で、しかもチャリ仕様の姿を発見されてしまうとは! UMEはいつもの調子で「相変わらず若いっすね」と、ニヤニヤ。しばらく雑談してから別れたんだけど、あんなところでバッタリ会うなんて本当にビックリしたよ!  
2006年6月17日

 Ra:Inのライヴを、小島Fカップまゆまゆ嬢と見に行く。会場にはゴッドてっしーはじめ、懐かしい人々が顔を揃えてる。開演前に「今日はきっと長くなるよ」といわれたけど、彼らの曲はインプロが多いから1曲が長くて、全部で3時間半! 本編最後の曲なんて3人がノリノリでなかなか終わらなくて、たぶん40分くらいあったよ。でも、とっても自由で熱くて、気持ちのいいライヴだった。

 この日はライヴ前からビールを飲んで盛り上がっていたので(ただのファン)、勢いで打ち上げにも出席。PATAちゃんと久しぶりに、ゆっくりじっくり話をしたよ。自然にノレる気持ちのいいロックとおいしいビール♪ 楽しい一日だった。
2006年6月16日

 セカンド・ワンマン・ツアーを終えたアリス九號.の取材。事務所の大きなテーブルを囲んで、一人ずつツアーの感想を聞いていく。まずいちばん端にいた沙我くんに話を聞くと、しばらくモゴモゴいってた後、「いちばん最初ってやりにくいっす」というから、「じゃ、いちばん最後にもう一回話してね」といって、先に他の4人に話してもらう。全員終わってからもう一度沙我くんの番になったら、またモゴモゴいった後、「最後だと話したいことみんなが話しちゃって、やりづらいっす」というの(涙)。「わかった。じゃ、今度から沙我くんが3番目になるように、話を聞いていくからね」といったら、他の4人が口を揃えて「沙我くん、ワガママ〜」といぢめてた(笑)。いつもどおり和気あいあいで、ほんわか楽しい取材だった。

2006年6月14日

 ISABELLEのラスト・ライヴ。入り口でイベンターさんが「今日は面白いですよ!」といってたので期待大だったのだが、なるほどこういうライヴだったのねと納得。タイトルの「死亡推定時刻21:00」の意味も、納得。19時ピッタリに始まって、21時ピッタリに音が消滅。演奏が終わったわけではなく、ホントに消滅した感じ。この日でISABELLEは活動停止になったけど、湿っぽい雰囲気はまったくなく、いかにも彼ららしかった。

 終わったあと、スタッフさんと輝喜くんとゴハンに行く。そしたら、オーダーした白い豆腐を見て、輝喜くんはなぜか「坊くんに、ソックリ!」と大喜びで写真を撮ってるいる。まあるくてプリプリで真っ白なお豆腐と坊くん……わかるようなわからないような(笑)。

2006年6月13日

 東京都現代美術館に、カルティエ現代美術財団コレクション展を見に行く。この美術館は初めてだったんだけど、こんなに大きなところだとは思わなかった。最近、よくあちこちの美術館に行くのだけど、TOKYOも捨てたもんじゃないよね、と実感。
  コレクションは文字通りモダンアートばかりで、度肝を抜かれる作品が多かった。映像作品もいくつかあって、写真家川内倫子さんの「Cui Cui」を見ていたら、涙が止まらなくなってしまった。彼女の家族の13年間の写真を、淡々とした音楽にのせて、スライドで見せていく作品。日本のどこにでもある家族の風景が、なんだかとても心に染みた。
  ミュージアム・ショップも充実していて、いっぱい買い物をしてしまった。地下のレストランもおいしかったし、周りは大きな公園だし、一日かけて遊びに行っても、損はないよ!

2006年6月11日

 ミッチーの楽屋で会ったスティーヴ衛藤が、「これ、あげる」といってくれた二枚舌というバンドのDVDを見る。メンバーは、スティーヴD.I.EけんけんATSUSHIと、百戦錬磨の凄腕ミュージシャン。このDVD(というかバンド)、めちゃくちゃ面白いの! 
  ライヴ中、ギター&ヴォーカルのATSUSHIがヤフオクを見るために姿を消してしまい、メンバーはまったく動じないでMCでつなげてたりするのだ。←あとでD.I.Eちゃんに聞いたら、「DVDでは5分くらいになってるけど、実際はその倍はいなかった」というのだから、すごい。もちろん、音はとってもカッコいいので、そのギャップがかなり笑える。「二枚舌」というバンド名自体が、彼らのキャラとコンセプトを象徴してる気がするよ。
二枚舌が気になる人は、こちらへ。

http://www.222222222.net/
↑このアドレスが、既にキテルよね(笑)。

2006年6月9日

 先月に続き、サイキックラバーの取材。わたしが「腱鞘炎で手首にガングリオンができた」という話をしたら、2人は「ガングリオンって、新しい戦隊の名前みたいで、カッコいいですね!」と、目をキラキラ。ガングリオンって、手首にできるシコリのオバケみたいなもので、決してそんなカッコいいものではないんですけど……(涙)。しかも、取材後には、「ガングリマン?」(イマジョーくん)、「ガングリラ?」(YOFFYくん)と、不思議な進化を遂げて新語と化していたよ。
  その後、及川ミッチー光博の十周年記念ライヴを武道館に見に行く。ミッチーも、もぉデビュー10年なんだと思うと、ちょっと感慨深い。デビュー前に焼き鳥を食べに行って(飲みに行ったともいう)夢をせつせつと語っていたこととか、客がほとんどいない雨の野外ステージでも少し手を抜かずに派手派手衣装で歌い踊っていたこととか、ニューヨークで何十人ものダンサーをバックにPV撮影したこととか、いろんなことを思い出した。最近は俳優としての評価が高いけれど、やっぱりミッチーのライヴは楽しいし、ミュージシャンとしてもホントに頑張ってると思う。東海林のりこさんの横にいた飯島愛ちゃんは、ボンボン持って踊りまくっていたそうだよ。
  ライヴが終わったあと、都内某所でシークレットの十周年記念パーティが開かれた。ミッチーには内緒で、スタッフが企画したんだって。たくさんのスタッフにお祝いしてもらって、ミッチーはとても嬉しそうだった。会場に10年前の映像が流れてたので、思わず「ミッチー、今のがずっといい男だね!」といったら、「でしょ? そのために頑張ってきたんだから」と王子様スマイルで答えてくれたよ。ホントに楽しい夜だった。

2006年6月7日

 HOT WAVEのオンエア日をkiyoちゃんにメールしたら、こんな返事が返ってきた。携帯メールのノリも、ほとんど「kiyo風呂」と同じなので、つい吹き出しちゃった。

kiyoちゃん、勝手にメールを載っけちゃって、ごめんなさい。でも、これを見れば、彼が普段からkiyo風呂的思考回路で生きてるってことが、よくわかるかも(笑)。


2006年6月6日

 ムックの武道館。すごい久しぶりに、アリーナ席でライヴを見た。やっぱりアリーナ席は、スタンド席とは違う熱気があるね。この日はツアー・ファイナルで演奏曲も多く、まさに渾身のステージ!という感じだった。YUKKEくんのMCと涙に、ちょっと胸がキューンとしたよ。

2006年6月4日

 日本のロック&ビジュアル系に多大な影響を与えた伝説のバンドDEAD ENDのヴォーカリストMORRIEが、10年ぶりにソロ・プロジェクトCreature Creatureをスタートさせた。
昨年の12月に武道館で行われたイベント天嘉に、tetsu(L’Arc〜en〜Ciel)室姫深と共に出演し、観客をビックリさせた彼だが、実は4月から東京でレコーディングをしていたのだ(彼はNY在住)。
そんなMORRIEから、「今日でレコーディングが終わる」という電話がかかってきた。「じゃ、帰国するまでにゴハン食べよー」なんて話をしたのだが、その日の夜たまたまプロデューサーの岡野ハジメ氏BLAZEのライヴに行ったら、終わったあとに「スタジオに遊びにおいでよ」と誘われる。「ラッキー〜♪」と思い、二つ返事でついていく。だって、MORRIEの久しぶりの新曲、早く聞きたかったんだもん。
スタジオでは、最後の曲のTD真っ最中。もぉ、久々にやられたよ。MORRIEの声は以前よりもさらに艶っぽく深みを増し、ものすごい存在感。もちろん曲も演奏もいいんだけど、とにかく彼の声の魅力にノックアウトされた。深夜の2時頃、すべての作業が終わったら、スタジオから「お疲れ様」のシャンパンが出された。オマケのわたしも乾杯に参加させてもらって、レコーディングの終了をみんなと一緒にお祝いした。
7月19日に、「Red」「風の塔」「パラダイス」とシングルを3枚同時リリースするので、数多くのミュージシャンが絶賛する彼の歌を聞きたいと思った人は、今すぐ、CDショップへ!

Creature CreatureのHP
http://www.creature-creature.com/

2006年6月3日

 ドレミ團の取材まで1時間くらい空き時間があったので、「お昼ゴハン、食べよ〜」と一人で街をウロウロしていたら、いきなり道の横にバンが着いて、中からフルメイクの5人が手を振っている。しまった、ボーっと歩いてるとこ、見られてしまったわ。
 彼らはこの日の朝に大阪から着いたばかりのはずなので、「もうメイクもバッチリじゃん」といったら、「開店と同時にカラオケ屋に行って、メイクしました」というのね。
「へーっ、カラオケ屋ってそういう使い方があるのね」と感心していたら、「大島さんっ! イマドキ、カラオケ屋でメイクするのは、ビジュアル系の常識ですよ!」とマコトくんにいわれてしまった。
 取材は、謎の人物キヨシ氏が乱入し、いつにもまして大騒ぎのインタビューだったよ。第六のメンバー(?)キヨシ氏は、今度いつ登場するかわからないから、みんな、ちゃんと雑誌をチェックしてね。

 
 その後、ANCAFEのライヴを見に行く。ラスト近くに輝喜くんがマイクを持って坊くんのそばに行き、「坊くんから(みんなにいいたいこと)何かある?」と尋ねるシーンがあった。坊くんが照れ笑いをしているとそれを見た輝喜くんが、「みんな、坊くんがありがとうだって」と彼の想いを代弁した。「なんだか、どこかで見たことあるシーンだな……」と思っていたら、やっぱり彼らが敬愛する某バンドへのオマージュだったらしい。
  ちゃんと楽屋で打ち合わせしてから、本番に臨んだとか。二人してその打ち合わせをしているシーンを想像したら、なんだかとっても微笑ましかったよ。 
2006年6月2日

 天照のワンマン・ライヴに行く。普段、取材のときはいっつも爆笑に次ぐ爆笑、大祀くん晃くんの不思議キャラで楽しませてもらってるのだが、ステージの上の二人はまるで別人のようにカッコよかった。
  思わず、「わたしの知らない大祀くんと晃くんがいるわ」と思ってしまったくらい。待望のニュー・アルバムの発売も決まったし、ますます頑張ってほしいな〜。


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