[ROCK'N ROLL DIARY]

2006年8月31日

 アラスタ3座談会が、夜の10時から行われる。出席者は、YURAサマGENSUI吉田メタルくんKIBAくん。こんな時間から取材が始まったのは、メタルくんが芝居の稽古中だったからだ。CD「アラスタのテーマ」も出来上がったし、出演者の初顔合わせも終わったのに、いざ内容の話になると、みんな口を揃えて「GENSUIの頭の中にはあるらしいけど、まだ誰も知らない」という。まぁ、1も2もそのペースでちゃんと出来上がったのだから、今回も心配はないでしょう。4人が揃っただけで、トークはそーとー面白かったから、本番も楽しみだなー。

2006年8月29日

 HOT WAVEの収録。今回のゲストは、天照しゃるろっと
  ファースト・アルバムのリリース直前である天照は、以前に取材したときに話していた露出度いっぱいの新衣装で登場。「ちょっと恥ずかしい」なんていってたけど、身体にピッタリのあの衣装を着れるというだけで、羨ましい限りだ。ホント、二人とも裏も表も、贅肉がまーったくないんだもんっっ。「2人とも、お腹(の肌)が出てるね」といったら、「オーシマさんも、お腹、出しましょーよ!」と声を揃えて頼まれる。んなこと、できるわけないだろーがっ(涙)!!
しゃるろっとくんは、全員顔のキラキラ度が増殖しての出演。普段はソファに置いてある熊のぬいぐるみを、椅子に座ってる密乗くんがリハのときから当然のように膝の上に乗せてたのがおかしかった。

 収録後は、武道館シドを見に行く。いい曲いっぱいだったし、アンコールのしんぢくんの弾き語り(?)も楽しかった。
  終演後、ミカリンのうちに仔猫を見に行く。知り合いのHさんが2匹の仔猫をもらうので、その野次馬。4ヶ月の仔猫はとっても小さくて愛らしくて、ホントに可愛かった。

 思い切り2匹と遊んで家に帰ったら、お腹をすかせたウランが玄関でわたしを待っていた。ごめん、ウラン! ちっちゃくなくても、ワガママでも、ウランがいちばんだからね〜!


2006年8月27日

 うちの近所を車で走っていたら、お祭り帰りのSHUSEにバッタリ会った。ちょっとだけ立ち話をしたのだが、昨日はステージに立ってた人と道端で井戸端会議してるのは、なんか変な感じだった。

2006年8月26日

 La’cryma Christiのライヴ。ニュー・アルバムが完成している彼ら、新曲も多くていつも通りカッコいいライヴだった。2階席の中央では、帽子をかぶったyasuが大ノリでライヴを楽しんでいた。でも、メンバーは誰も気づいてくれず、「せっかく手を振ってたのに、だーれも気がついてくれなかった」と、yasuはちょっぴりしょんぼりしていたよ(笑)。

2006年8月24日

 「ネリチャギ乙女」というまたまたインパクトありすぎのマキシをリリースするbisの取材。久しぶりに会う彼らは、全員黒っぽい髪で、ちょっと大人っぽい印象になっていた。でも、取材は相変わらず、笑いの連続。瞬介くんの「ウッドベースを弾きたい」発言がメンバーに大ウケで、「買え買え」「練習しろしろ」と大騒ぎだった。わたしの取材用録音テープには、彼の「ウッドベースを弾くぜ」宣言がきっちり入ってたよ。これは、大切に保存しておかなくちゃだわ。

2006年8月23日

 AKEMI’S BARの収録。今回のゲストは、日本が誇る女性ロックンローラー中山加奈子ちゃんだ。ニュー・アルバム「4ous」を引っさげたVoo Doo Hawaiiansの全国ツアーから戻ってきたところをつかまえて、ゲストに来てもらった。真っ赤な髪に、真っ白な服で現れた加奈ちゃん、やっぱオーラがあって可愛かったよ。
 彼女はご近所さんなので、収録の後よく行く居酒屋へ。またまた昔話に花が咲いたのだけど、わたしの周りでも彼女ほど80年代の東京アンダーグラウンド・ロックシーンに詳しい人はいないんじゃないかな。もー、雑誌になんて載ったこともないようなアマチュアバンドとか、ちゃんと知ってるんだもんね。もし、そういうカルトクイズがあったら、わたしと加奈ちゃんは絶対に優勝すると思う。
 その後、飲んだ勢いでその当時に活躍していたアイボリーゲイトロミーさんがやってるバーになだれこむ。実は、アイボリーゲイトは現在も活動していて、加奈ちゃんはロミーさんから最新のライヴCDとDVDをもらって、大切そうに胸に抱いて帰っていった。ホントに、永遠のロックンロール少女って、彼女のような人のことをいうんだろうな〜と思ったよ!


2006年8月12日

 ドレミ團のツアー・ファイナル。この日に配布するDVDが予定通り届かず、後送となるハプニングに見舞われた彼ら。終演後、マコトくんに「実は、DVDはシンガポールから届くはずだったんですよ。昨日、大島さんのメールを見て、『えっ』って思ってたんです」といわれた。なーんだ、だったら、わたしが飛行機で直接運んできたのにネ(笑)。
 アンコールで片足を引きずってたシンジくん、実は全治3ヶ月の重症なんだって。でも、最後まで頑張って、カッコよかった。これからもライヴの予定が詰まっている彼ら、シンジくんはギブスをしてステージに上がるんだろうけど、無理せずちゃんと治してね〜!
 ドレミ團のライヴが終わったあと、すぐ向かいのクラブエイジアに顔を出す。RaFF-CuSSのライヴがあったからだ。残念ながらライヴには間に合わなかったけど、久しぶりにメンバーに会えた。8ヶ月ぶりにライヴハウスに来たといってたLUNAくん、入院する前と全然変わらない様子で、もうお酒も飲んでるといってた。よかったぁ〜(^-^)。HIROくんヨシツグくん直也くんも、みんな元気そうだったよ。今度は、ちゃんと間に合うように行くからね〜。

2006年8月11日

 朝、成田に着いて、一度家に帰ってシャワーを浴び、ウランと遊ぶ間もなく、渋谷AXへ。今日からツアーが始まるアリス九號.のライヴの密着取材なのだ。正直いってかなり疲れていて、「一日もつんだろうか?」と不安だったけど、メンバーの元気いっぱいなテンションに触発されて、こっちも元気に取材することができた。ホントに彼らはいつも明るく全力投球で、見ている方までパワーがもらえる気がする。ライヴも前回のAX初日とは全然違って、肩に力が入ってなくて自由でパワフルなステージだった。
 アンコールの時。沙我くん将くんに「ぼくは誓うよ……」といいかけたとき、反対側でヒロトくんがパーカーの帽子をかぶって文字文字くんになってて、話がそれて彼の言葉が途切れてしまった。終演後、沙我くんに「あのとき、何をいおうとしたの?」と尋ねたら、「『将くんの斜め後ろで、ずっと頑張るよ』って、いおうと思ったんです」というの。それを聞いた将くんは「そんな感動的なことをいおうと思ってたんだ〜、話が途切れちゃって、ごめん」、ヒロトくんは「そんなつもり(話をそらす気)、全然なかったのに……、ごめん」と、謝ってた。なんだか、とってもすがすがしい光景だったよ。
 さて、今回の新しい衣装には、全員どこかに必ず星がついているんだよ。これからツアーに参戦する人は、見つけてみたら?

2006年8月3日〜11日

 シンガポールに行ってきた。「夏休みだし、バカンスでしょ」と思った人、大はずれ〜(笑)。妹一家が仕事で一ヶ月シンガポールに滞在しているので、母と2人、甥っ子2人の子守りに呼ばれたのだ。
 妹はH.Rカオスというダンス・カンパニーを主宰していて(以前、SUGIZOくんとコラボ公演をやったカンパニー)、シンガポールの舞踊団に演出振付として招かれたのだ。

H.Rカオス→http://www.h-art-chaos.com/

 新作で、しかも言葉も習慣も違う外人のダンサーに振付をするということで、妹もダンサーの白河直子ちゃんも毎日とても大変そうだった。一方のわたしは4歳と1歳の甥っ子に振り回されながらも、結構、シンガポールを満喫してた。子供たちを連れて行くという名目で、マーライオンやら水族館やらプールやら、ちゃんと観光しちゃったもんね。
 でも、いつも子供と一緒だったのでいいレストランに行くことはできず、夕食はほとんどテイクアウトだったのが、ちょっと残念。なのに、きっちり体重は増加。なぜだろうか!?


2006年8月1日

 38時間にも及ぶ大仕事を終えたばかりのアリス九號.の取材。翌日だったので、インタビューが始まる前もみんなはその話で盛り上がっている。どー考えたって寝不足のはずなのに、みんな元気だにゃん。
  さて、最近は取材のたびにメンバーの誕生日があり、編集K嬢がちゃんとケーキを用意してくれるのだが、この日も前日がNaoくんの誕生日! 前回の取材で「子供の頃は夏休みの最中でお祝いしてもらえなくて寂しかったけど、最近はみんなに祝ってもらえて嬉しい」といってたので、とーぜんK嬢はケーキを買ってくる予定でいた。が、しかし。取材40分前に電話があり、「校了が終わらないので、今日はどうしても行けません」という爆弾発言。そのことを告げてNaoくんに「ごめんね」と謝ったら、「いいです、どうせ俺はミジンコみたいな男だから」と、取材が終わるまでに3回もミジンコ発言をされてしまった。彼の悲しげな瞳を見たら、つい、「そのかわり、豪華なクリスマス・ケーキをあげるからね」と、意味不明なフォローをしてしまったよ(笑)。


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