[ROCK'N ROLL DIARY]

2006年10月31日

 HOT WAVEの収録。今回のゲストは、Kagrra,とアンティックー珈琲店ーだ。今回は両バンドとも、打ち合わせの時から笑いっぱなしで、本番もそのままの勢いでそーとー面白かった。
 Kagrra,は女雅くんのオープニング・トークの不思議なボケに続き、真くんも本領発揮で、司会陣とのチグハグさもかなり笑えるよ。普段はわりと真面目なイメージの彼らだけど、素な雰囲気がじんわりとにじみ出ているトークだった。

 アンカフェはにゃっぴーパワー全開で、最初からテンション高〜い。オープニング・トークの輝喜くんには、もってかれたよね。なにしろ、前半の半分は、ヴォーカルの(?)輝喜くんのしゃべりなんだから(笑)。みくくんのちょっと大人チック(エッチともいうも?)な言動も、見逃せないよ。

 この日のAKEMI’S BARは、先日うちで収録した坂本英三さんがゲストだったんだけど、トークのいちばんいい部分でカメラの前にウランが登場し、そのままリラックスしてテーブルの上に丸くなってるの。これが、また可愛いのだ(親バカ)。英三さんの貴重な本音トークと共に、ウランの尻尾の動きにも注目!!


2006年10月28日

 祝アラスタ3初日。2週間くらい前にYURAサマに会ったとき、「まだ台本ができてない」といってたし、前日、元帥からのメールに「今、明日のための映像を作ってます」と書いてあったくらいだから、毎度のことながらギリギリまで稽古に追われていたらしい。ラスト・スパート爆発!で、初日の幕が開いた模様。でも、回を追うごとに完成度が増してきて、今回も涙あり笑いありのとっても楽しい2時間だった。

 YURAサマの成長ぶりはいうに及ばず、KIBAくんは本職の役者さんみたいだし、3回連続出演のマコッチはおいしい役どころで殺陣までやっちゃうし、准くんは可愛いし、SANAサマも決まってるし。まだアラスタ未体験の方は、残りの公演をチェックすべし。

 さて、ちょっと微笑ましい話を一つ。劇中、「人の為」でKIBAくんが一生懸命お客さんにフリを教えているとき、袖にいたYURAサマもずっと一緒に踊ってたの。客席からはほとんど見えない場所だったのに、こんなところからアラスタ・ファミリーの結束の強さが生まれるんだろうね。  

2006年10月27日

 柳ジョージさんのライヴを、東京キネマ倶楽部に見に行く。未知の街=鶯谷に、2週間のうちに2度も来てしまったよ(笑)。

 ジョージさんのライヴはいつものようにレイドパックしてて、ゆったり素敵な空間だった。「心に染み入る声」というのは、ジョージさんみたいな声をいうんだな〜と実感。8月にスタジオに行ったとき、「歌詞が書けない」と悩んでいた新曲も、しっかり完成して初お披露目されてた。その時、「いまさら恋愛の歌詞でもないでしょ」としきりにいってたのに、新曲「Seasons」はしっかり大人のラブソングだった。いい気分で会場を出たあとは、立ち並ぶラブホのネオンまでちょっとロマンティックに見えたよ(笑)。  

2006年10月25日

 地味な原稿書きの自宅作業が続く中、思い立って紅葉を見に出かけた。昨年はメチャクチャ紅葉狩りにはまってて、日光那須長瀞鎌倉修善寺と、紅葉名所に行きまくってた。色とりどりの木々を見るたびに、日本って本当に美しい国だなぁと幸せな気分に浸れるからだ(誰かさんの「美しい国」発言とは、関係ないよ)。

 さて、今年は思い立ったのが遅かったので那須や日光の名所の宿はまったくとれず、それならまだ行ってない山梨に行ってみようということになり、ネットのニュースで「満開」と書いてあった西沢渓谷をめざす。でも、着いてみて、ビックリ。西沢渓谷のいちばんの見所は、駐車場から片道2時間往復4時間のハイキング・コースなの。「せっかく来たのだから」と歩き始めるが、1時間ほど歩いたところからすごい山道になり、断念してしまった。途中の山道も綺麗だったから、まーまー満足なんだけど、やっぱり最後まで行ってみたかったな。

 でも、ヒーヒーお疲れ気味のわたしたちの横を、熟年の方々がすいすいと追い越して行くの。あー、自分の体力のなさを痛感。やっぱ、ヨガだけじゃ、体力はつかないんだな。自分の健康計画を、ちょっと見直したくなった日だった。  


2006年10月19日

 拓希の取材。初めて会うアーティストだけど、ミュージシャンの前にイベントのプロデューサー等を始め、さまざまな分野で成功をした人だという。事前に見た写真はちょっと恐いイメージだったけど、実際の拓希はにこやかに話す優しそうな印象の人だった。首の頚椎を損傷するという大事故から、3年のリハビリを経て蘇った彼だからこそ表現できる音楽を創り出していきたいと、熱く語ってくれた。こういう人がどんどん作品を発表するようになれば、音楽業界はもっと面白くなっていくかもね。

 その後、某ラジオのスタジオにて、jeal.kbの取材。前に取材した時もメチャクチャ面白くて(みんな本職だから、当然か)、すべてを原稿に書けないのがとっても残念だったんだけど、今回も思う存分笑わせてもらった。ただでこんなに楽しませてもらって、ちょっと申し訳ない感じ。でも、レコーディングの話になると真面目になって、ミュージシャンっぽかったよ。新しいシングル「Julia」の歌入れの時、haderuくんは実際に好きだった人のことを思い浮かべながら、歌ったんだって。ライヴの時、haderuくんがどんな表情をして歌うか、要チェックだね! 

2006年10月17日

 S.Q.Fの取材。話の中でNaoくんがごく自然に「サポメンが」っていうからウケてたら、Michi.くんに「以前もサポメンって言葉に、メチャクチャ反応してましたよね」という。だって、サポメンって他のバンドではあまり聞かない言葉だし、まるで健康食品の名前みたいなんだもん。そしたら、Naoくんが、「S.Q.Fを始めた頃、ライヴのアンケートにMichi.へのメッセージを長々と書いてくれたファンの子がいたんです。で、最後の一行にオマケみたいに『サポメンの皆さんもお疲れさま』って書いてあって、せめてサポートメンバーって略さないで欲しいのになってみんなで話してたんですよ」と、言葉の由来を教えてくれた。なるほど、そんなに歴史のある由緒正しい(?)言葉だったのね〜(笑)。

2006年10月14日

 Michi. with Mach Lidaerzのライヴを、鶯谷の東京キネマ倶楽部に見に行く。鶯谷にはほとんど来たことがなかったので、なんだか別世界に迷いこんだみたいで、ちょっとドキドキ。ライヴまで時間が空いてたので仕事しようと喫茶店を探したんだけど、駅前だっていうのにそれらしき店がないんだもの(笑)。
 少し早めに会場に行ったら、ちょうどINOHEAD PARKの演奏が始まるところだった。JO:YAくんが春に脱退してから、彼らを見るのは初めて。新しいヴォーカルが加入して、楽しさ&元気よさがパワーアップした感じだ。なのに演奏はうまいのが、彼らのあなどれないとこなんだよね。

 Michi. with MachLiDARZは前回見たときよりも、バンドとしてのまとまりが格段に出ていた。やっぱり、ツアーをすると変わるもんだね。でも、隣で見ていたYURAサマは、相変わらず「カッコつけてるLidaを見るのは、恥ずかしいっす」とモゾモゾしていた。ちなみに、彼が振り付けした「パラダイス」のサビの部分について(Michi.くんが数を数えるみたいに指を出していく)、「どういう意味なの?」と尋ねたら、「意味なんてないっす。何か意味がないとまずいですか?」と逆に質問されてしまったよ(笑)。
2006年10月13日

 INORANのソロ・ライヴを見に行く。久しぶりに見たINORANはほとんどギターを持たずに歌い、MCも臆すことなく普通に話している。LUNA SEA時代ははにかみ屋のイメージが強かったので、かなりビックリだ。歌もすごくしっかりしていて、堂々たるヴォーカリストぶり。終演後に会ったとき、「まだまだなので、暖かい目で見守ってやってください」といってたけど、いえいえ見守るどころか拍手喝さいだよ!!

 この日は、もう一つ嬉しい再会が。ギターがすっごい古い知り合いのOMMY16レッグス〜シルバードックス)だったのだ。最初に隣で見ていた友達が「あれ、OMMYさんじゃない?」といった時、思わず「似てるけど、違うよ。だって、若すぎる!」といってしまったほど、OMMYは昔と変わらずにパワフルで若々しかった。こーいう再会は、とっても嬉しい。INORANと一緒に、OMMYもバンバンカッコいいステージを見せて欲しいな!  


2006年10月12日

 アリス九號.の撮影&取材。最近、爆笑取材が続いてたけど、今日は渋谷公会堂のアフター・インタビューで、みんないつになく真面目な発言が多かったよ。

 取材の合間に、廊下で虎くんヒロトくんが台車に乗って遊んでるのを見て、いろんなミュージシャンが同じようなことして遊んでたのを思い出した。パッと浮かんだだけで、hideちゃんSUGIZOTAKUROくんLADIES ROOM……。なんだかデジャヴを見てるみたいで、不思議な気持ちだった。ミュージシャンって、台車を見ると乗って遊びたくなる習性を持っているんだろうか?

 この日のカメラマンは、昔から多くのミュージシャンを撮っていて、ミュージシャンの顔も持つ植田信さん。お久しぶりだったので、昔話に花が咲く。彼がテレビ番組「イカテン」に出た時の話になって、「暁美さん、その時hideさんと電話してて、『あ、今、テレビに植田さんが出てるから』って切ったんだよね」といわれる。そーいえば、記憶の彼方にそんな思い出がうっすらと。「あの時、暁美さんだけじゃなく、hideさんからも『電話、切られちゃったよ』っていわれたから、よく覚えてるんだ」という。植田さんにいわれなきゃ、そのエピソード、忘れたきりだったよ。本当に、人間の記憶って頼りないものだなぁ(とくに、わたしの記憶)。

 ぼんやりしていた過去の記憶が、ゆらゆらと蘇える不思議な感覚を覚えた日だっだ。やっぱり、まだ身体が揺れてたせいかしら。 

2006年10月11日

 船から下りてもまだ身体が揺れてるような気がするのだが、今日はAKEMI’S BARの収録。今回のゲストは、相棒山本のぼるの熱烈なリクエストで、ANTHEMアニメタルの熱きヴォーカリスト、さかもとえいぞうさんだ。わたしは昔アリーナ37°Cで「メタルっ子新聞」という連載をしていて、ANTHEMにもしょっちゅう取材をしてた。
 「えいぞうさんに見せたらウケるかな♪」と思って、バックナンバーを捜しておいたら、本人が来る前にスタッフが大喜びで、写メを撮る撮る。えいぞうさんは個人取材をしたことなど結構覚えててくれて、昔話で盛り上がった。その後もあちこちで顔をあわせてるので、アニメタルの日比谷野音の打ち上げでピンクレディーのミーさんと飲んだことなんかも話している。なかなか聞けないディープな話も多いので、11月のHOT WAVEをお楽しみにね!


 今、ANTHEMもアニメタルもツアー中なので、メタル・キッズは、是非、チェック!

さかもとえいぞうさんのホームページ→http://www.eizosakamoto.com/
2006年10月5日〜10月10日

 生まれて初めての船旅に行って来た。

 うちの父は昔から、「金婚式の後にママと世界一周の船旅に出る」というのが、口癖だったんだ。でも、金婚式を迎えることなく、3年前に他界。それで、金婚式の今年、母を船旅に連れてってあげることにした。さすがに世界一周というわけには行かず、6日間の九州奄美一周の旅。母の希望で今年就航したばかりの「飛鳥II」に、乗ってきた


 わたしは海が好きなわりに船酔いするタイプで、しかも回転性のめまいという持病を持っているので、船旅には一抹の不安があったんだけど、天候に恵まれて心地良い旅をすることができた。どこを見ても青い海と空というシチュエーションは最高で、海を見てればもれなく幸せなわたしには、本当に最高の日々だった。たくさん時間があるはずだからとスケッチブックや本を持っていったんだけど、船の中ではイベントがたくさんあって、母といろんなものに顔を出してたら、結構忙しかった(笑)。

 


 今度は、もっと長い船旅に出たいなぁ〜。世界一周も、いいかもしれない。でも、その前にお金貯めなくちゃ、だわ。



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