[ROCK'N ROLL DIARY]

2008年5月31日

 スタジオにお邪魔して、ヴィドールの取材。数日前にツアー先で右手を負傷したテロくんは、黒い包帯を巻いていて見るからに痛そうだ。でも、インタビューが終わってからその顛末を聞いて、いっぱい笑わせてもらっちゃった。それで、ついhideちゃんが怪我したときのエピソードを話したら、いきなりテロくんの瞳がキララン!「hideさんも怪我したんなら、大丈夫ですよね!」と、変に納得されてしまった。ちょうどhide BIBLEの原稿書きの真っ最中で、彼の武勇伝をいっぱい書いてたからついついそんな言葉が出ちゃったの。そしたら、ラメくんに「今度、テロがステージにいなかったら、大島さんのせいですよ〜」といわれてしまった。ひぇぇ〜、そんなこといわないで〜。怪我なんかしちゃダメだよ、ミュージシャンは身体が資本なんだから!

2008年5月30日

 新宿の喫茶店で、リハーサル終りのMoranの取材。この日は肌寒いくらい気温が低かったので、薄いシャツ1枚のhitomiくんは見るからに寒そう。なのに、アイスクリームをオーダーして、取材中にも関わらず一心不乱に食べている。「寒いっていいながらそんなの食べたら、さらに寒くなるじゃない」といったら、「ホットココアにしようかどうしようか迷ったんだけど、この喫茶店の気温をすごく上げてアイスクリームを食べたら気持ちいいんじゃないかと思ったんです」と謎のお答え。とーぜん、喫茶店の室温が上がるわけもなく、hitomiくんは寒い中でアイスを完食しましたとさ(笑)。

2008年5月28日

 Daizy Striperの取材。前回の取材の時も和気あいあいで、ホントにメンバー同士仲がいいんだなって思った彼ら。今回も取材なのにみんなでおしゃべりしてるみたいで、とても楽しそうだったよ。

 その後、Vergeracのインタビュー。Zyの取材だったんだけど、編集Y氏が持参した握力計で「今月の裏テーマ」用に取材したミュージシャン全員の握力を計ってた。計る前から「えーっ、自信ない。いやだなぁ」といってたたつはくんだけど……。衝撃の計測結果は、7月1日発売のZy次号にて!

2008年5月26日

hide BIBLE」の取材で、HEATHに超ロング・インタビュー。昔、何でもベスト3という企画で、「声が小さいベスト3」にランクインしてたHEATH(選んだのは、わたしだけど)。やっぱり囁くような声で、いっぱいhideちゃんの思い出を語ってくれたよ。でも、テープ起こしをするのが大変そう〜(笑)。


2008年5月24日

 アンプラグドのCDを出すSugarの取材。彼らに会った瞬間、思わず「ねー、アンプラグドの意味、知ってる?」と聞いてしまったオーシマです(笑)。だって、電気楽器がいっぱい入ってるんだもん。和製英語じゃなくて、Sugar語ってことなんだろうね。

kayaくんのコメント撮影。原宿のラフォーレでファンとの撮影会をやっていたkayaくん、ショコラの衣装のままタクシーに乗って、取材場所までやってきてくれた。そう、フランス人形のようなあのメイクとあの衣装のまま。タクシーの運転手さん、さぞビックリしただろうな〜。

2008年5月23日

 hide BIBLEのために、Jくんのインタビュー。彼とはhideちゃんと一緒に遊んで経験もたくさんあるので、なんかインタビューというよりも2人で思い出話をしてるみたいな感覚だった。

 その後、武道館へ。

Acid Black Cherry武道館

 長いツアーも今日で終り。yasuからはソロ活動開始前にいろいろ話を聞いていたし、メンバーも全員知り合いなので、なんかちょっと感慨深いものがある。でも、単純にカッコいいライヴだったな。JUNJIくんが別人みたいにスリムになってたのには、ビックリだった。

2008年5月22日

 hide BIBLE音楽専科社から、7月下旬発売予定)のために、toLINAちゃんスタッフの山本さんと、連続して3人にインタビュー。今回、この本のためにあらためていろんな人からじっくり話を聞いて、一人一人hideちゃんに対するイメージって違うんだなぁと思って、すごく興味深い。もちろん、彼の根本的な人間性は同じで、取材をしていて「そうそう、そうなんだよね〜!」といってしまうことも多いんだけど、「へーっ、そんな一面もあったんだ」と驚くこともたくさんある。立場や時期が違えば当然かもしれないけれど、いろんな表情を持っていたからこそ、あれだけ多彩な活動ができたんだなと、思ったよ。

 スタッフの山本さんは、当初、インタビューは辞退されていたんだけど、取材の時にチラチラと出てくるhideのエピソードが面白かったので、強引にお願いして取材させてもらった。今まではあまり表に出なかったLEMONedの社長としてのhideの素顔が垣間見れたので、興味深いインタビューだったよ。

2008年5月20日

 今日は、天下の不思議キャラ・ミュージシャンを2人続けて、しかもパーソナル・ロング・インタビュー!笑いすぎて、腸がねじれるかと思った一日だった。

 まず一人目は、KAMIJO。彼とは10年くらい前に仕事で一緒にウィーンに行ったことがあり、その頃からずっと親しくさせてもらっている。今だからいえるけど、NEW SODMYAYAくんを紹介したのは、わたしなんだよ。まぁ、そんな仲だから覚悟はしていたけれど、ホントにメチャクチャ面白かった。なかなか素顔がわからない彼の意外な一面がわかるこのインタビューは、次号の「ROCKREAD」に掲載予定。

 二人目は、沙我さま。なんと彼の出身小学校で撮影というので、都内からかなり長いこと電車に揺られて沙我さまの地元へ。久しぶりに会った沙我くんが「おはようございます」と挨拶してaくれたのに、わたしの口から最初に出た言葉は「遠いよ!」のひとことだった。撮影中は懐かしい母校の風景に油断したのか(?)、仰天エピソードが次から次へと。実際の取材は沙我くん行きつけのファミ・レスで行って、その時は撮影の時よりは真面目にしゃべっているなと思っていたのだが、あとでテープを聞いたらめちゃくちゃおかしくて、何度も一人で吹き出しちゃったよ。衝撃の告白満載の沙我パーソナル・インタビューは、次号のアリーナ37°Cに掲載予定だよ〜。


2008年5月16日

MoranO−WEST
SuGO−WEST

「オー・イーストであるイベントにMoranが出演するので、その楽屋で取材日を決めましょう」と、編集S嬢に変な誘われ方をしてライヴを見に行く(笑)。この間見たときはまだ正式にバンドをスタートする前で、衣装も一人5000円で揃えたといってた彼らだが、今回はちゃんとバンドのイメージとリンクする衣装だった。やっぱ、独特の雰囲気あるバンドだなー。本人たちは「今日はちょっとアウェイだった」なんていってたけど、うしろのほうまでちゃんとお客さんに伝わってたと思うよ。

 そのあとに出演したのが、SuG。「初めて見る衣装だな」と思っていたら、なんとこの日が初お披露目だったんだって!なんかトクした気分。武瑠くん銀のキラキラパンツは、まぶしいくらいだったよ。

 SuGの楽屋の前で、大きなマスクをつけた姫苺迅くんにバッタリ。朝までレコーディングしてて、ちょっと風邪気味だからマスクをしてきたといってた。差し入れにドリンクの入った袋をぶら下げてたよ。仲良しなんだね〜♪

2008年5月13日

 いよいよアルバムと、謎のDVD「誤作動〜完全版〜」をリリースするkiyoの取材。前回の取材の時、開口一番「すいません、こんなアホなDVDを作って、すいません」と、いきなり謝罪攻撃で取材の口火を切ったkiyoちゃん。今回は、いったい最初に何ていうだろう……と興味シンシンだったのだが、やっぱり始めの一言は「すいません」だったよ!で、それに続く言葉は、「今度は、アルバム、作っちゃいました」だって(笑)。面白すぎ〜!!約1時間の取材の間に、彼が何回「すいません」っていったか、原稿を書きながら正の字を書いて数えておこうかな〜。


2008年5月10日

 ヴィドール赤坂BLITZ

 イベントでは何回もライヴを見てるけど、ワンマンは初めてのヴィドールさん。memorial summitラメたんに会って、「見に行くからね〜」と約束したので、仕事がたまってたけどブッチして会場に(笑)。ワンマンだと各メンバーのキャラがよくわかって、面白い。イベントは、MCが少ないからね。いいライヴだったよ。新曲「Blue star」もとてもいい曲だったので、リリースが楽しみだにゃー!

2008年5月8日

 打ち合わせ三連発!

 ゴールデン・ウイーク中にたまった原稿を書きつつ、一気に3つも打ち合わせをした。最後は、星子さんと携帯連載小説「ワナビー」担当K嬢三茶でビールを飲みながら!もちろん、会議のお題は「ワナビー☆」について。いろいろ新しい試みをしようと計画してるので、お楽しみに〜!

 アクセス方法はトップページに書いてあるので、みんな是非是非読んでね!もちろん、無料だよ。

 でもって、打ち合わせのはずなのに、気がついたら終電間近。やっぱり飲んじまいましたぜ、にーさん(笑)。


2008年5月6日

 Versailles代官山ユニット

 意外なことに、これが初ワンマンのVersailles。hide memorial summitに2日間とも出演後、1日おいて初ワンマンとかなりハードスケジュールだ。でも、「あのステージに立ったら、もう何もこわいものはなくなった」(KAMIJO)という言葉通り、白熱したライヴを見せてくれた。しかも、彼らは翌日もライヴとか……。エライ、パチパチ。

 Versaillesの次のワンマンは、なんと12月23日のCCレモンホール。もう年末のライヴ予定が発表になるなんて……。てか、気がつけば、来月で今年ももう半分終りなんだよね。早い、早すぎる……。

2008年5月4日

 hide memorial summit味の素スタジアム

 当日になって、開演予定時間が13時に変更になる。GEORGEが開会宣言をやると聞いてたので、間にあうように会場に到着。「今日はhideさんのメモリアル・イベントだけど、ちょっとでいいからUMEのことも考えてやってくれ」という言葉には、感動した。急遽、出演が決定した東京ヤンキースLADIES ROOMのライヴは嬉しかったなぁ。個人的には、hideちゃんと仲良しのTUSKがヴォーカルだったZI:KILLも見たかったけど……。

 ラストを飾った無敵バンドも、ただただ懐かしかった。当時のスタッフたちから「無敵の旗を見たら、ジーンと来た」というメールを何通ももらったけど、みんな気持ちは一緒だったんだね。わたしも、無敵Tシャツを着てくればよかったわ(笑)。

 2日間で21アーティスト。hideちゃんが縁で集まったバンドたちの演奏を、最初から最後までしっかり楽しませてもらった(←ライヴ・レポだから、当然なんだけど)。変わらぬ信念を感じさせてくれたバンド、新しい息吹を感じさせてくれたバンド、hideちゃんの遺伝子はいろんな形でどんどん増殖していくんだね。

2008年5月3日

 hide memorial summit味の素スタジアム

 午後2時スタート。トップバッターのDJ OZMAhideちゃんのコスプレをして、「World Anthem」のSEにのって出てきた時には、爆笑したよ。きっと、ホントにX JAPANやhideちゃんが好きなんだろうなぁと痛感。

 サブ・ステージが2つあるので転換の時間もなく、参加アーティストが次々にライヴを行っていく。テンポがよくて楽しかったのだが、ライヴ・レポを書く身としてはトイレに行くのも大慌てで走ってたよ(笑)。

 hide with Spread Beaverは前日フィルム・ギグで見たばかりだったので、なんだか不思議な感覚。あれから10年たってるのに、変わらない7人の若者たちがステージの上にいる。なんか嬉しかったな。

2008年5月2日

 今日から3日間、hideちゃんライヴの密着取材。最初から最後まで、全部ベッタリ見まくるよーん!

 hideフィルム・ギグ川崎CITTA

 何度も見てるライヴ映像なのに、大きな音と大きな画面でみんなと一緒に見ると、違うもんだねー。2部制で合計約6時間。両方同時に見たのは初めてだけど、最初のツアーHIDE OUR PSYCHOMMUNITYとセカンド・ツアーPSYENCE A GO GOは、ルックスも音楽性もかなり違ってるのに今更ながら驚いた。あらためて、hideちゃんはどんどん変化してたんだなって、今頃になって思った。とにかく、懐かしいのひとことに尽きる……。


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