[ROCK'N ROLL DIARY]

2013年7月28日

 NINJAMAN JAPAN@O-EAST

 ART POPという個性的なレーベルに集うアーティストが出演するイベントに、呼んでいただいた。ステージが広いのでパリJAPAN EXPOの再現をすることになり、25分のステージの間に2回もアクションが入るという豪華編。しかも、一回は武器(刀)を使う新作アクションで、短いけれど見応えたっぷりのライヴだったよ。

派手なステージを見せたNINJAMAN JAPAN

 この日は転換中にサブステージが使えることになっていて、トークやらDJやら出演バンドは趣向を凝らした出し物を準備していた。NINJAくんたちも得意の小ネタトークとCM映像で笑わせて、観客の方にも喜んでもらえたようだった。このCM映像は、大島作。2日くらい前に、せこせこパソコンに向かって作ったのだ〜。Youtubeに公開してるので、見てやってけろ。

https://www.youtube.com/watch?v=zGNfeBHbOho

新加入のDEWEYくんが、いい味出してます♪
2013年7月26日

 今日は、テレビでもよく見かける有名ギタリストレコーディング。いやー、ホントにうまい! しかも、独創的! すごく弾きまくっているのに、全然、歌の邪魔にならない。それどころか、相乗効果で他の楽器がすごく生き生きと聞こえる。さすがだぁ〜。

2013年7月25日

 今日は、大好きなヴォーカリストの歌録り。彼の声の圧倒的な存在感にはいつもしびれているのだけれど、この日はDEAD ENDのハードな曲なので、いつもとは雰囲気が違う。でも、こういうワイルドな感じも、カッコいいな。

2013年7月23日

 今日は、某ドラマー某ベーシストレコーディングゲリラ豪雨東京地方を襲う中、スタジオの中ではまさに音の洪水のような迫力あるプレイが、繰り広げられていた。素晴らしい!

 夜は、オーロラ四人娘の打ち合わせ。ようやくオリジナル曲の振り付けも完成して、さぁ、次なる目標は……!?

2013年7月22日

 音楽サイト「リアルサウンド」が、VISUAL ROCK PERFECT DISK GUIDE 500の取材をしてくれた。本を通してヴィジュアル系シーンを語るという内容で、いろいろ質問されたよ。インタビューは前後編に分かれて掲載されているので、よかったら見てみてね〜!

・ブラジルやロシアにも...世界で増え続けるヴィジュアル系バンドの謎
http://realsound.jp/2013/08/200.html

・X JAPAN、Janne Da Arc......ヴィジュアル系大物の"秘めた青春"と、現シーンへの提言
http://realsound.jp/2013/08/post-28.html


2013年7月21日

 四鬼夜行「-五喰-」@赤坂BLITZ

 四鬼夜行とは、DEAD ENDが不定期に開催しているイベントで、今回はDEAD ENDcali≠gariBorisという3バンドの競演。実は、cali≠gariBorisは、DEAD ENDトリビュートにも、バンドで参加してくれているのだ。

 開演前に、プロデューサーの岡野ハジメさんと会場近くのカフェでお茶をしていたら、越中睦士くんが偶然通りかかって、一緒にお茶をすることに。彼は、shinyaくんと待ち合わせているといってた。実は二人も、DEAD ENDトリビュートに参加してくれてるんだよね。DEAD ENDのコンサートには、いつも彼らを慕うミュージシャンが多く集まるのが特徴でもあるのだ。

  Borisは初めて見たのだけれど、Nine Inch Nailsの全米ツアーのオープニング・アクトをやったことがあるだけあり、ボーダーレスでヘヴィなサウンドを轟かせるスリー・ピース・バンドだった。cali≠galiのヴォーカル石井秀仁くんは、ものすごいDEAD ENDフリークで、よくライヴ会場でバッタリ会う。それも、関係者席ではなくて、フロアの前の方で暴れているらしく、終演後に会うと汗びっしょりだったりするのだ(笑)。そんな素顔を知っているだけに、最後のアンコールでMORRIEと並んで歌う時、どんな表情をするのか興味しんしんだった。桜井青くんとも久しぶりにおしゃべりできて、楽しかったな〜。

 終演後は、LAから帰国したばかりでやはり時差ボケ組のSUGIZOくんが、「食欲がないけど、どうしても××のカレーが食べたい」というので、某カレー店へ。時差ボケで食欲がない時って、ラーメンとかカレーとか、味の濃いものが食べたくなることがよくあるんだよね。結局、SUGIちゃんは、カレースープとゴハン少な目カレーをしっかり食べて、「これからスタジオに行って、作業するんだ」といってた。そして、相変わらずパワフル&頑張り屋のSUGIちゃんを乗せた車は、スタジオに向って闇夜を疾走していたのであった。

2013年7月19日

 某リハーサル・スタジオにて、AliceNine九周年本のインタビュー。最初に5人全員インタビュー、そのあとに一人ずつのインタビューで、ぶっ続けに3時間越えの取材である。最初の集合インタビューでは、アリーナ37℃に今までに載ったページのコピーを見ながらしゃべってもらったんだけど、ゆうに厚さが5センチ以上はあって、見ごたえ十分。それでも、AliceNineの全掲載ページの半分くらいだというから、驚きである。しかも、そのほとんどの記事はわたしが書いたのだから、彼らをインタビューした総時間は、いったいどのくらいになるのだろう? なにしろ、週に一回くらいは会ってて、沙我くんに「学校のサークルみたいですね」といわれたことがあったくらいだからね(笑)。集合インタビューは、みんな勝手に過去記事を見て感想をいいまくり、まとめるのが一苦労だったけど、いろんな思い出話や苦労談が聞けてすっごく面白かった。

 ソロ・インタビューは一転して真面目な話を聞いたんだけど、全員がバラバラに「このままずっとAliceNineは続いていく」ことが大前提になっていて、すごく頼もしいなと思った。将くんが「15周年も20周年も、こういう風にお祝いできるバンドでいたいです」といってたのが、とても印象的。今の彼らの姿勢だったら、自然とそうなっていくんだろうな〜と思わせてくれる暖かくて素敵なインタビューだった。

2013年7月18日

 お昼から、某スタジオにて、打ち合わせ。どうやらスタジオ内ではダウトがレコーディングしているらしかったが、打ち合わせ場所が違ったので、メンバーには会えなかった。残念。

 それから、場所を移動して、DEAD ENDトリビュートのキーボード入れ。DEAD ENDは四人バンドなのでキーボードはメンバーにいないのだが、とても好きといってくれる某キーボーディストが参加してくれることになった。いやー、目の前でガンガンオルガンを弾いてくれて、もぉぉ、音が好みすぎて、大感激。めっちゃカックいー!!

 夜は、池袋のホテルのパーティルームで、ヴィジュアルワークス設立10周年の盛大なお祝いにご招待いただいた。このご時世、10周年をこんな豪華にお祝いできる会社は、あまりないと思う。ビンゴゲームの数字のかわりに、自社のキャラクターや番組タイトルを使っていて、さすがだ〜とビックリ。隣にいた杉本善徳くんはたくさん穴があいたのにビンゴには至らず、わたしはまったく穴があかないという(3つくらいはあいたかな?)悲惨な結果になったけど、かわゆいキャラクターグッズをお土産にいただいて、ニコニコ気分で帰宅した……ら、家にはまた大量のチェック文書が届いていて、またお仕事お仕事。ラストスパートは、つらいにゃん。

2013年7月16日

 ギルド宏一くんに、ロング・インタビュー。取材場所は、渋谷にある故樋口宗孝さんLOUDNESS)のメモリアル・バー。宏一くんは学生の頃から樋口さんにお世話になっていて、東京に来るとよくこのバーに来るのだそうだ。近くに住んでるのに、こんな場所があるのを知らなかった。さりげなくレアグッズがたくさん置いてあって、樋口さんを思い出させてくれる素敵なバーだった。

 そんな恩師を思い出させてくれる場所で、宏一くんの今までのヒストリーを聞いたのだけど、波瀾万丈でとても興味深かった。やんちゃそうな彼の真面目な一面がにじみ出てくるようなインタビューだったよ。

 取材を終えてバーを出たら、「DEAD ENDのリハーサル・スタジオに今すぐ来て」という緊急指令。数日前にようやく解禁になったDEAD ENDトリビュート・アルバムの打ち合わせ。わたしは帰国3日目、MORRIEもニューヨークから帰国して4日目と、お互いにまだ時差ボケを引きずっている時期。「すごい早起きになっちゃって、立っているだけでも眠い」というMORRIEだが、予定よりも多めにリハーサルをして「四鬼夜行」ライヴに備えていた。打ち合わせが終わって帰宅したら、家のパソコンに山のような要チェック資料が。あー、時差ボケなのに、今日も仕事は深夜まで続く……。

2013年7月14日

 VijuLoveCaféVijuLoveNight

 いつもは第一日曜日に生放送&開催しているVijuLoveCaféVijuLoveNightだけれど、7月はJAPAN EXPOに行くことが前から決まっていたので、第二日曜日に移動。今回もたくさんのゲストの方が来てくれて、楽しい一日だった。

番組初登場のJupiterと一緒に♪ ZINくんのトークが、面白すぎたよ。

 デビューシングル・リリース直前のJupiterが、VijuLoveCafé初登場! しょっぱなからZINくんの「チャンジャ」発言に、大笑いだった。結局、「チャンジャ」トークは最後まで続いて、この番組中、「チャンジャ」って単語はいったい何回登場したのだろう? 海外の視聴者の方は、「チャンジャ」の意味がわかったのか、ちょっと心配である。気になる人は、オンデマンドのアーカイヴをチェックしてみてね!

 そして、特別企画hideトリビュート座談会。今年はソロ活動20周年&来年生誕50周年ということで、続々とhideのトリビュート・アルバムがリリースされる。7月3日に発売された「hide TRIBUTE II&III -Visual SPIRITS-.」に参加しているNimoToshiRookie FiddlerA(エース))、seek&S(Mix Speaker’s,Inc.)、NAO(CELL)に、いろいろ今回のアルバムの苦労談やhideに対する思い入れを語ってもらった。

Viju☆Love☆Café初の座談会です♪

 DJコーナーは、濃ゆーいメンバーが集合。Zin&Hizaki(Jupiter)、KayaNimoToshiRookie FiddlerA(エース))という同じ空気感を持ってるアーティストが一堂に会した光景は、圧巻だったよ。わたしが黒い服を着ていったのも、実は彼らの雰囲気にあわせるため(笑)。普段から一緒にライヴをやったり、レコーディングに参加したりと交流の深い面々のため、トークも和気あいあいで盛り上がったよ。

このメンバーでバンドを組んだら、面白いかも♪(わたし以外)。

 そして、VijuLoveNight! 上記三組にオーロラ四人娘ぽっくんも加わって、大騒ぎ♪ それぞれのDJタイムに乱入するわ、ブースの前に来てお客さんをあおるわ、フロアに乱入してお客さんと一緒にヘドバンするわ。ちょうど来日中だったYOHIOもブースに登場して、大盛り上がりだった。

Viju☆Love☆Caféとは衣装替えして、着物で登場したZIN&HIZAKI 麗しいKaya姫は、今日もファッショナブル。
NIMOくんの持つ空ジョッキの数に注目! 笑顔全開、若さ全開のオーロラ四人娘。
飛び入りのYOHIOも一緒に。こちらも、四人娘!? あ、一人、殿方がいた(笑)。
Viju☆Love☆Night名物ブリッジも、自然発生。
出演DJ全員集合。お疲れ様でした!
2013年7月13日

 朝6時30分に、羽田着。日本、暑い〜! 朝からすごい日差しで、ビックリ。時差ボケと暑さでグッタリする暇もなく、明日のVijuLoveCaféVijuLoveNightの準備で、フル回転だ。頭を切り替えるのが、大変!


2013年7月12日

 帰国日。朝、ホテルを出発して、空港に預けておいたギターをピックアップ。行商のおばさんリターンズである。

 そして、飛行機に乗っている間に告知解禁になったのだが、ずーっとこの日記にも「謎のレコーディング」というファジーな文章で書かれていたDEAD ENDトリビュートの詳細が明らかになった。何回かにわけて、参加アーティストのラインナップが発表になって行く予定なので、楽しみにしててね! とにかくすごいラインナップ、すごい内容なので、乞うご期待!

特設サイト
http://avex.jp/deadendtribute/index.html

おまけ:パリの不思議写真

ハンバーガーをオーダーしたら、フランスパンが5切れもついてきました。
お水を頼んだら、スモールサイズで6ユーロ! 780円です!
2013年7月11日

 ……メールなんか無視して観光するぞと思っていたのだが、返事を要するメールを無視できない小心者なので、結局ホテルを出たのが11時過ぎ。メトロの入り口がわからずに手間取ってしまい、ベルサイユ駅に着いたのは1時近くになっていた。本当は宮殿とプチトリアノンの両方を見学したかったのだけど、チケット売り場の人に「ベルサイユ宮殿は広大だから、今から両方見るのは無理」といわれて、プリトリアノンは断念。残念である……。

 旅行好きなので世界中の素晴らしい建造物や芸術品をたくさん見ていて、正直いってそこそこのレベルではあまり感動できなくなっているのだけど、「鏡の間」の豪華さには絶句してしまった。あの部屋を見ることができただけで、はるばる一人で電車に乗ってベルサイユ宮殿まで行った甲斐があったと思う。ますますプチトリアノンが、見たくなったなー。やっぱりまたフランスに来いって、ことなのかな(笑)。

観光客でごった返す鏡の間。
誰も写真を撮ってくれないので、シルエットを撮ってみました(笑)。
2013年7月10日

 パリに来てから、午前中はずっとパソコン仕事で、せっかくなのにもったいない気分。午後から銀行に行ったりともろもろやってるうちに、1日が終わってしまった。あら、全然観光してない。今日、帰国したヘアメイクさんからガイドブックを貸してもらったので(わたしったら、今回、ガイドブックのたぐいを何も持ってこなかったの)、にわかに観光熱がムクムク。ルーブルとオルセー美術館は前回来た時に行ったから、今回はまだ行ったことのないベルサイユ宮殿に行くことにする。早く行かないと入場するのにすごく混むと聞いたので、明日はメールなんか無視して観光するぞと決意して就寝。

2013年7月9日

 お昼過ぎまで、日本とメールのやり取り。その後、ちょっと人と会って、夕方、ホテルにマッサージの方に来てもらう。よりちゃんが紹介してくれたんだけど、パリにもマッサージの方がいるのね! しかもとっても上手で、バキバキだった身体がすっかりほぐれた感じ。生き返ったよー!

2013年7月8日

 メンバーが帰国するので、空港まで送って行き、その後、パリのホテルに移る。日本を発つ前からずっと寝不足続きだったので、ホテルにチェックインしたらバタンキューかなと思っていたのだけど、町中にあふれるSOLDの文字の誘惑に勝てず、街をうろうろ。滞在していたのは、サンジェルマン・デュプレのとっても雰囲気のいいプチホテルで、周りに可愛いお店が多かったからなのだ。夜は、JAPAN EXPOでお世話になった方達と会食。こっちに来てからずっとなんだけど、ビール一杯+ワイン1〜2杯で、すぐに眠くなってしまう。めっちゃお酒が弱くなった気がするけど、お財布的にはそのほうがいいよね。

2013年7月7日

 メンバーのフランス最終日。この日は夜まで予定がないので、よりちゃんがメンバーをパリの街で撮影をしてくれることになった。というわけで、またまた早起き。毎日30分ずつ起床時間が早くなっていき、4時起きである。ファッション誌のお仕事もよくやっているよりちゃんが、有名女性誌のグラビアを撮るというパリのおしゃれポイントで、メンバーを撮影。シックなパリの街並がメンバーにあってたかどうかは謎だけど(笑)、合間に撮ったコメントやお遊びビデオは本領発揮してかなり面白かったよ。加入したばかりのデューイくんがめっちゃお笑いの才能を発揮していて、それを見てるだけでみんな大笑いのとっても楽しい雰囲気の撮影だった。

パリの橋の上で、ポーズを決める!?NINJAくんたち。

 夕方、物販をひきあげるために、JAPAN EXPOの会場へ。ナイトメアのライヴも見ようと思っていたのだけど、聞いていた時間が違っていて、結局見ることができなかった。バックステージやインタビュールームで、メンバーには会って話をしていたのだけど、ホテルが違っていたのであまり会えずに残念だったな。

 そして、夜は打ち上げ。フランスでは日曜日がお休みの店が多いので、結局、ホテルの近くの日本食レストランで行うことになった。いっぱい飲んでいっぱい酔っぱらったけど、とても充実した楽しい時間だったよ。

2013年7月5日

 今日のライヴは午前11時スタートなので、昨日よりも早起きで準備スタート。 出番は、LIVE HOUSEのタイムスケジュールのトップバッターである。本番15分前にちょっとだけリハーサルの時間をもらえたのだが、途中でチラホラとお客さんが入って来る。早々にリハを切り上げて、メンバーはバックステージに戻ったのだけど、本番5分前になっても会場から昨日のような熱気が漂ってこない。心配になって様子を見に行ったら、ステージの前に2列くらいのお客さんがいるだけ。えっ、あと5分だよ!? いくら横長のステージだとはいえ、パリまで来てこの人数のお客さんを前に、あれだけ凝ったライヴをやるのは悲しすぎる……と、落胆しかけたとき。会場につながる細長い通路の方から、ざわめきが聞こえて来た。何だろうと思って目をこらして見ると、通路の向こうから、たくさんの人がドドド……と我先に会場に向かって走って来る。この光景を見た瞬間は、涙が出そうになるくらい感動した。お客さんがどんどんステージ前にたまっていき、それでも通路からは次から次へと人々が走って来る。後で聞いたら、JAPAN EXPOのチケットにはいくつか種類があって、最初にステージ前にいてくれたのは、優先入場権のついたプレミアム・チケットを持っていたお客さんだけだったらしい。

 2回目のライヴは、1回目よりもさらに素晴らしいステージだった。お客さんも前日の倍以上は来てくれて、「1回目のライヴの評判が良かったので、口コミで広がったらしい」とのこと。盛り上がりもすさまじくて、メンバーも確かな手応えを感じていたようだった。

 その後のインタビューでも、急遽取材したいという媒体さんが増え、最後は6組が同時にインタビューという記者会見状態。最後のサイン会もたくさんの方が来てくれて、NINJMAN JAPANのパリ公演は昨年のロンドンHYPER JAPANに続き、大成功をおさめた。

 関わってくれたフランスの舞台スタッフさんたちも、すごくNINJAMAN JAPANのことを気に入ってくれて、Tシャツを7枚欲しいという。2〜3枚だったらプレゼントするけど、さすがに7枚は無理だよといったら、お金を出して買ってくれた。プロであるライヴのスタッフさんに気に入ってもらえたのも、すごく嬉しいことだった。

NINJA チームご一行さま♪
2013年7月4日

 いよいよNINJAMAN JAPAN JAPAN EXPO第1日目!
  今日は、リハーサル→サイン会→ライヴ→インタビュー→トークライヴと、目一杯のスケジュールである。ホテルの同室がヘアメイクさんで、わたしたちの部屋をヘアメイクルームに使うことになっていたので、メンバーが来る前にシャワーをすませておかなくてはならず、5時起床。ようやく本番なので、メンバーも気合い十分である。

ところ狭しと衣装が散乱するわたしの部屋。悲しすぎる……。

 リハーサルには、助っ人として出演してくれるパリ在住の忍者くんたちも参加。とにかくステージが広いので派手にしようと、こちらに住んでいて忍者に興味のある人をよりちゃんが集めてくれたの。アクション隊長の桃太郎さんが丁寧に稽古をつけてくれて、フランス忍者くんたちも頑張ってくれている。バックステージではメンバーが動きの確認をしていたり、端から見るととてもロックバンドとは思えないリハーサル風景である。

リハーサル風景です。

 今回、わたしは音と字幕のポン出し、物販隊長、ビデオ撮影、その他もろもろと一人何役も兼任の大忙し状態。ずっとあちこち走っていて、スニーカーよりも歩きやすいサンダルを履いて来たのに、3日目にしてマメができてしまったよ。トホホ。

 そんなこんなでバタバタ状態のまま、本番の時間が迫って来た。NINJAMAN JAPANの前にステージに出ているのは、「」のPVにゲスト出演してくれた剣舞の川淵かおりさん率いるKao=S。お客さんの歓声がバックステージにまで聞こえてきて、その大きさにちょっとビビる。JAPAN EXPOLIVE HOUSEはブースがたくさん集まっている本会場とはちょっと離れているので、「見よう!」と思ってくれたお客さんだけが来るとのこと。NINJAMAN JAPANのライヴにも、たくさんのお客様が来てくれますように。

 そして、本番! それまでなかなかうまくいかなかった字幕映像もちゃんと出て、幸先の良いスタートを切る。お客さんもたくさん集まってくれて、しょっぱなから反応は上々。5曲終わってMCの前に暗転した時には期せずしてNINJAMANコールが沸き上がり、45分のステージを終えた後にはアンコールまで起こったほどだ。

ステージの両脇には、巨大プロジェクターが2台。
物販コーナーも、黒山の人だかりでした♪

 この時のアクションシーンの映像を、フランスのファンの方がすぐにYouTubeにアップしてくださった。

 撮影場所がスピーカーの真ん前なので音はよくないけど、公式映像がまだあがっていないので、取り急ぎ雰囲気は感じてもらえると思うよ!
http://www.youtube.com/watch?v=aEYBRGav3Mk
http://www.youtube.com/watch?v=q7vHhnyCYR0

 フランス初ステージの大成功の余韻に浸る間もなく、楽屋に戻ったメンバーはすぐにインタビュールームに車移動。何本もテレビやネット、雑誌の取材を受けた後は、トークショー会場にまたまた車移動と、本当に大忙しの1日だった。

フランスのテレビの取材中。
2013年7月4日

 朝の7時半に会場に行って、物販を納品。今日から、巨大イベントJAPAN EXPOがスタートなのだ。その後、メンバーも合流して、ステージの下見をする。NINJAMAN JAPANは楽曲の途中に殺陣があったり、セリフがあったりするから、タイミング合わせやら場所のあたりを決めたり、本当にやることが多いのだ。

 会場に、HPのフランス語訳等をやってくれている友達のトマ(日本が大好きなフランス人、しかもイケメンくん)が来てくれる。今回、彼もJAPAN EXPOの期間中ずっと手伝ってくれて、NINJAチームの一員として大活躍してくれた。

 夕方から時間が空いたので、メンバーは今回唯一のオフでパリに観光(ショッピング?)に行く。わたしはトマとホテルに戻って、彼に漫画の翻訳をしてもらう。そのままもろもろ仕事をしていたら外に出るのが面倒になって、飛行機の中でもらって来た柿の種とビールで夕食をすませ、早めに就寝。メンバーはパリから帰って来てから、ホテルの裏の駐車場で殺陣の練習をしていたらしい。刀や武器を使っての殺陣は新作なので、いくら練習しても足りないくらいなのだ。

2013年7月3日

 朝からメールのやり取りをバタバタやって、午後からよりちゃんJAPAN EXPOの会場へ下見に行く。いやー、とにかく広い! そして、ライヴをやる会場も広い、広い!! なんせライヴを行うLIVE HOUSEという会場は、8000人収容という巨大なスペース。とにかく会場全体が広すぎるので、出演者の移動は車でするという。

8000人収容のLIVE HOUSE。とにかく広い!!

 夕方、空港に到着するメンバーを迎えに行く。今回のNINJAチームは、総勢9人。事前にステージが広いことはわかっていたので、殺陣やアクションをするBlack Satan Devils団役の俳優さんたち4人も、同行してくれたのである。物販を全員が手分けして持って来たので、ホテルの部屋でその仕分けなどをしていて、気がついたら夜の9時半。フランスはこの時期10時くらいまで明るいので、時間の感覚がイマイチずれがちである。昨日、ホテルの周りを散策して、お店やレストランが10時閉店だということをチェックしておいたので、大急ぎでピザ屋に行って夕食用のピザを購入。特大サイズを3枚買ったので、多すぎたかなと思っていたら、9人でペロリとたいらげ、最後に残ったピースはじゃんけんで食べる人を決めたという。さすがNINJAくんたち、長旅の疲れも見せず、元気いっぱい食欲旺盛である。

2013年7月2日

 NINJAMAN JAPAN@フランスのパリJAPAN EXPO

 午前発の便で、メンバーより1日早くパリに向けて成田出発。全員の衣装と特大サイズの3本のギター&ベース、武器(!?)やらバックドロップやら、「いったいこの人は、何をしにフランスに行くのだろう?」と空港のカウンターの人に疑いの目で見られながらも、チェックイン。わたしは貯まっていたマイレージを使って、ビジネスクラスで行くことにしたので、荷物の許容量がかなりあったの。どう見ても、「行商のおばさんパリに行く」って感じだったよ。

 12時間のフライト中に原稿を2本書いて、夕方シャルル・ドゴール空港に到着。成田では送りに来てくれたMetalくんLidaくんが荷物を預けるのを手伝ってくれたのだけど、到着した時は一人。とても女子一人で運べる量ではないのでちょっと不安だったけど、団体客用のポーターさんがいたので、頼み込んでカートに乗せて運んでもらう。空港には、今回、ものすごくお世話になることになるパリ在住のカメラマンよりちゃんが迎えに来てくれたので、彼女の車でホテルにGO!! JAPAN EXPOが開催されるのはパリから車で40分くらい離れた場所で(イメージとしては、東京と幕張みたいな感じかな)、ホテルのある場所も正直いってパリという雰囲気はあまりしないのどかな田舎。よりちゃんが作ってきてくれた玄米のおにぎりとビールの夕食で、これから始まる怒濤の日々への英気を養う。


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