10月20日
とてもお世話になった編集者さん急逝の知らせを受けた。つい先月、長年勤めた会社を辞めることになり、送別会で一緒に飲んだばかりの方(9月26日の日記に、そのときのことが書いてある)。ご実家で土曜日に食事をしているとき、「気持ちが悪い」といって倒れ、そのまま亡くなってしまったのだという。
そんなのウソだ! 正直、信じられなかった。自分の耳を疑った。2ヶ月前にも大学のバンド仲間が亡くなって、そのときもとても悲しかったのだけど、彼は1年以上も病気と闘った末の旅立ちだった。7月にお見舞いに行った時、とても弱気になっていて、いやな予感がなかったといえば嘘になる。
でも、その編集者さんは本当に突然だったので、心の準備もできてないし、その話を聞いた時にはとっさに意味がわからないくらいだった。送別会で、来年、作る予定の本の話をしていて、「お仕事してね」っていってくれてたのに。受話器を置いた瞬間にだーっと涙が出てきて、数えきれないくらい一緒に作った本や雑誌の記事や山のような思い出が頭の中でぐるぐるして、自分でも収拾がつかないくらいだった。
かねやん、まだ若かったのに……。今は、ただただご冥福を祈るしかない。
心から、ありがとう。RIP
2014-10-21