PROFILE

【PROFILE】

ラジオ・テレビのレポーターを経て、フリーランスのライターに転身。80年代から日本のロックを中心に数多くの記事を執筆する一方、少女小説、漫画の原作、バンドやイベントのプロデュースと、活動は多岐に渡る。「泣きたいくらいに抱きしめて」(講談社ティーンズハート)、「hide BIBLE」(音楽専科社)、「Never ending dream-hide history」(KADOKAWA)他、著書多数。猫好きが高じて、猫イベント「にゃんだらけ」を主催している。

 

【略歴】

白百合学園小学・中学・高校卒業

明治学院大学経済学部経済学科卒業

アナウンスアカデミーDJコース終了

宣伝会議コピーライターコース終了

NHKFM千葉放送局「ゆうべのひととき」「リクエストタイム」アシスタント

日本テレビ「ルックルックこんにちは」レポーター

講談社ミス・ヒーロー編集部委託

テレビ埼玉「HOT WAVE」パーソナリティ

 

【HISTORY】

小さい頃からピアノとバレエを習い、小学校時代から宝塚や劇団四季に憧れる。中学では演劇部に所属し、声楽を習い、真剣に「ミュージカル女優」を夢見ていた。読書が大好きで、シナリオを書いたり(文部省の賞をもらった。生涯で唯一の受賞歴)、漫画や小説を書く文学少女でもあった。

その一方、漫画「アタックNO.1」「サインはV」の影響で、バレーボール部にも所属し、部活に励んでいた。

  高校2年の時にロックと出会い、一気に方向転換。女子高だったため、ロック・バンドを組むためだけに明治学院大学経済学部に進学し、大学4年間はひたすら音楽活動に没頭する。

 

大学3年の頃、将来の進路について、「何でもいいから音楽関係の仕事をしたい」と考え、東京アナウンス・アカデミーのDJコースで、故糸居五郎氏に師事。糸居氏の推薦で、大学在学中からNHKFM千葉で、番組アシスタントをつとめる。

 

日比谷野外音楽堂で100円コンサートなどを開いていたアダン音楽事務所が、フリーペーパー「ADAN PRESS」のライターを募集しているのを知り、応募。ライヴレポなどを書いたり、神奈川大学オールナイトコンサート等で影ナレーションの仕事をしたりして、音楽業界への足がかりを作っていく。

 

大学卒業後も就職はせず、いくつかのラジオ局でレギュラー番組を持つ。再び糸居氏の推薦でテレビのレポーターのオーディションを受け、合格。NTV「ルックルックこんにちは」で3年間にわたり、芸能&事件レポーターをつとめるが、ある日突然、レポーターの在り方に疑問を感じ、すべての仕事を降りてしまう。

  そして、たまたま目にした雑誌an-anの「編集者になりたい」特集に載っていた講談社ミス・ヒーロー編集長に電話をかけ、「文章を書きたい」と直談判。委託のフリーランスだったにも関わらず、編集部内に机をもらい、編集とライターの仕事を始める。ミス・ヒーロー編集部は高校の部活動のような熱気があるところで、ここで叩き込まれた編集のイロハと人脈は、その後の人生において宝物となっている。

 

ミス・ヒーローが休刊になる前後から、音楽専科社の雑誌アリーナ37℃で、「メタルッ子新聞」という2ページの連載を担当する。当時はジャパメタ(ジャパニーズメタル)全盛期で、毎月、多くのバンドの取材をするようになる。

 

1989年に、音楽専科社のp-5で「ロックンロール日記」の連載を開始。2年後の1991年、創刊されたSHOXXに移り、2012年まで連載が続いた。1997年からはweb版もスタートし、2020年3月の終了まで、連載期間は31年に渡った。90年10月から92年6月までの日記をまとめた「ロックンロール日記第1巻」が、92年9月に単行本として発売。92年11月から96年9月までの日記をまとめた「第二巻」、96年10月から99年12月までの日記をまとめた「第三巻」も発売されている。→それ以降の日記は、R&R DIARY のページをご覧ください。

 

同時に、漫画の原作(講談社の漫画雑誌MIMI)、少女小説(講談社ティーンズハート)、ゲーム・ノベル等、定期的に創作活動も行っていた。

 

1990年代にヴィジュアル系バンドのムーブメントが盛り上がると、音楽関係の仕事が急増。海外での仕事も増え、1年に10回以上も海外(主にロサンゼルス)に渡航するような日々が10年近く続く。

 

Xライヴ写真集「ROSE&BLOOD TOUR」(音楽専科社刊)ツアーに同行密着し、すべての記事を取材執筆。

 

雑誌アリーナ37℃で、「X HISTORY」(のちのX JAPAN)を連載。

 

雑誌アリーナ37℃で、「月刊レディース」(LADIES ROOM)を連載。

 

雑誌フールスメイト誌上で、「ゆばまんがしら」を連載。親しかったhide(X JAPAN)やその仲間たちとの交友録であったが、実は、この連載をきっかけに映像作品(「Seth et Holth」の次の作品)を作りたいというhideの壮大な計画があった。

 

 

1996年、西城秀樹ROCKトリビュートアルバム「KIDS WANNA ROCK!」(BMGビクター)を、プロデュース。翌1997年、YOSHIKIプロデュースのシングル「moment」レコーディングのために、2週間ロサンゼルスに滞在した西城秀樹に同行し、密着取材をする。

 

西城秀樹さんと、LAのホテルにて。

西城秀樹さんと、LAのホテルにて。

 

Bee-Fridayのゲストに来てくれた及川光博氏。ミッチーは、NYで密着取材をしたこともありました。

 

全員10代のロックバンド「BLue-B」(SMEJ)を、プロデュース。

 

X JAPAN「PERFECT BEST」(1999年/アトランティックレコード)小冊子「X JAPAN PERFECT HISTORY」を執筆。

 

雑誌撮影のスタジオに来ていた生後3ヶ月の猫に一目惚れ。この初代猫「ウラン」との出会いがきっかけで、すっかり猫好きとなる。

 

雑誌「らくだす」GACKTグラビア撮影。

雑誌「らくだす」GACKTグラビア撮影。

 

1990年代からレポーターとして時々出演していたテレビ埼玉の音楽番組「HOT WAVE」の、メインパーソナリティに。男性パーソナリティが3代変わる中、10年以上も出演し続ける。

 

HOT WAVEのMCを一緒にやらせていただいた星子誠一さん、ゲストのJくん(LUNA SEA)、明希くん(シド)と。

スタジオゲスト:the GazettE

 

雑誌アリーナ37℃誌上にて、Janne Da Arc「毛乳頭」を連載。

 

雑誌フールズメイト誌上にて、「ロックばん外伝高見沢俊彦(THE ALFEE)のヴィジュアル・ギターばん」を連載。

実は、大学の先輩、高見沢さんと。

 

海外に日本のヴィジュアル系バンドを紹介する「Visual-kei DVD Magazine」を、アメリカ企業MARU-MUSICの依頼で制作。全4作(日本では未発売)。

「Visual-kei DVD Magazine」を広く告知するために、「V-ROCK FESTIVAL」を企画。制作チームに、プロデューサーとして、参加。Vol.1は幕張メッセ、Vol.2はさいたまスーパーアリーナと、ヴィジュアル系フェスの先駆けだった。

 

1990年代からの友人である劇団☆新感線の吉田メタルがリーダーを務めるバンドNINJAMAN JAPANを、プロデュース。ロンドンの「HYPER JAPAN」、パリの「JAPAN EXPO」と、海外進出も果たす。

 

インターネットを使った2時間の生番組「Viju☆Love☆Café」に、企画&MCとして参加。個性的でトークが面白いヴィジュアル系ミュージシャンを、ひな壇に座らせる番組を作ったら面白いという発想から生まれた番組だった。

 

「Viju☆Love☆Café」スタジオ風景

「Viju☆Love☆Café」スタジオ風景

 

「Viju☆Love☆Café」と連動し、ヴィジュアル系の楽曲ばかりを流すDJイベント「Viju☆Love☆Night」を毎月開催。

 

2016年、猫好きが高じて、猫に関するあらゆるものが集まるイベント「にゃんだらけ」を立ち上げる。年に2回のペースで開催。

 

2018年、長年構想を練っていたhideの一生を綴った「Never ending dream-hide history」(KADOKAWA)を、没後20周年にあわせて発表。hideの著作は、4冊目になる。2020年4月には台湾版も発売になり、発売3日前には早くも重版が決定した。



《 主な出演番組 》

「リクエスト・スタジオ」「ゆうべのひととき」(NHKFM千葉)
「ロック・ステディ」(秋田放送、ラジオ福島他)
「ベイエリア・ポップショップ」(FM横浜/スターダストレビューの根元要氏とダブルMC)
「ルックルックこんにちは」レポーター(日本テレビ)
「Bee-Friday」メイン・パーソナリティ(パーフェクTV!)
「M-BROS ギャラクシー」レポーター(ディレクTV)
「スイート・トランス・ジェネレーション」(茨城、栃木放送)
「HOT WAVE」(テレビ埼玉、他)

「Viju☆Love☆Café」(Worldnet.TV)
「Akemi’s Bar」(Worldnet.TV)
「みゅージにゃんメイト」メインパーソナリテぃ(ねこみゅ!/フールズメイトチャンネル)



《 著 書 》

「男の子の泣かせ方」(KKロングセラーズ)
「アイドル殺人事件」(講談社ティーンズハート)
「グルーピー殺人事件」(講談社ティーンズハート)
「ヘビィメタル殺人事件」(講談社ティーンズハート)
「レディースルームにご用心」(講談社ティーンズハート)
「泣きたいくらいに抱きしめて」(講談社ティーンズハート)
「恋探偵、危機一髪~レディースルームにご用心2」(講談社ティーンズハート)
「大島暁美著作集1」(音楽専科社)
「大島暁美著作集2」(音楽専科社)
「大島暁美のロックンロール日記」(音楽専科社 復刻版出版)
「大島暁美のロックンロール日記2」(音楽専科社)
「大島暁美のロックンロール日記3」(音楽専科社 99年6月26日出版)
「アイドル・プロジェクト」(KSS)
「大島暁美のロックンロール・インタビュー」(音楽専科社)
「VISUAL ROCK PERFECT DISC GUIDE」(シンコー・ミュージック/監修)
「hide Perfect Treasures」(株式会社CSI)
「hide word FILE」(セブン&アイ出版/監修)
「Never ending dream-hide history」(KADOKAWA)



《 主な執筆本 》

「JAPAN HEAVY METAL大全」(音楽専科社)
「ザ・レコード会社」(音楽専科社)
「ロックンロール・ピックス」(音楽専科社)
「X BLUE BLOOD ツアー写真集」(音楽専科社)
「デランジェ・ツアーブック」(音楽専科社)
「メイド・イン・トシ」(音楽専科社)
「ダイ・イン・クライズ ラスト・コンサート・ドキュメンタリーブック」(音楽専科社)
「ルナシー写真集 ZOE」(音楽専科社)
「アート・オブ・ライフ」(フールズメイト)
「日本ヘヴィメタル大全」(音楽専科社)
「hide BIBLE」(音楽専科社)



《 作詞 》

川村万梨阿、島津冴子、鷹森淑乃他、多数の声優のアルバムに詞を提供。
その他、ザ・ノンダクレーズ、ラチエン・ボーイズ・クラブ、今滝真理子、BLue-B等。



《 プロデュース作品 》

CD-ROMマガジン「写真王Vol.1~3」(NEC)のすべての挿入歌のプロデュースと作詞を担当。
西城秀樹ROCKトリビュート・アルバム「KIDS WANNA ROCK!」(BMGビクター)
KISSトリビュート・アルバム「地獄の賞讃」(マーキュリー・ミュージックエンタテイメント)
Visual-kei DVD Magazine Vol.1
Visual-kei DVD MagazineVol.2
Visual-kei DVD MagazineVol.3
Visual-kei DVD Magazine番外編 ニンジャマンジャパン「緊急指令! Bijuを救え!!の巻」
How to enjoy Visual-kei
「Fly away』NINJAMAN JAPAN
「雷神/餞」NINJAMAN JAPAN
「翔-Show-」NINJAMAN JAPAN
「忍の戦士 ニンジャマン」NINJAMAN JAPAN
DEAD ENDトリビュート・アルバム「DEAD END Tribute-SONG OF LUNATICS-」(avex)



プロデュース・バンド 

BLue-B(SMEJ)
J+Jenius(DERIOUS)
NINJAMAN JAPAN



《 プロデュース・イベント 》

V-ROCK FESTIVAL’09(幕張メッセ)
V-ROCK FESTIVAL’11(さいたまスーパーアリーナ)
Viju☆Love☆Night(マンスリーDJイベント)
V-Love☆Live(新木場コースト)
にゃんだらけVol.1~



《 趣 味 》

海外旅行、サーフィン、スキューバ・ダイビング、ボディボード、料理、絵を描くこと、温泉。
とくに海外旅行は大好きで、仕事も含めて渡航回数は100回を超える。何も予定を決めないで長期間放浪する旅が好きで、3ヵ月間東南アジアを回ったり、ニューヨークとロンドンに3ヵ月滞在していたこともある。



《 愛猫 》

ウラン(1999〜2009)

 

タヌー(2009〜)

サリー(2009〜)

 

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