R&R DIARY

 

6月19日

Creature Creature@渋谷O-WEST
バタバタと忙しくても、「ライブがある」と聞くと、どうしても行きたくなってしまうバンドの一つCreature Creature。半年ぶりの彼らのライヴを見るため、O-WESTに行って来た。彼らにしか出せないダークでマニアックでテクニカルな空間に、何も考えずに酔いしれた3時間。変拍子や変わったコード進行、音使いの嵐なのだけど、これが癖になるというか、とても気持ちいい。
この日は、なんと新曲を3曲も披露。Shinobuくん、人時くん、MORRIEが作った曲だとMCで説明していて、それぞれの特色が感じられる個性のある楽曲だった。人時くんの新曲は今までのCreature Creatureにはないリズム感の曲で、跳ねるベースがとてもカッコよくて、まさに新境地という印象。このタイミングで新曲をライヴで演奏するということは、もちろんニューアルバムを作る予定があるらしく、ワクワク☆
本編は約2時間で終了したのだけど、この日はアンコールを大サービス! 最初に2曲演奏した後、恒例のお客さんからのリクエストを募り、なんと新曲3曲をもう一回ずつプレイした。さらに締めくくりに、定番曲を2曲プレイ。MORRIEのあのヴィジュアルからは想像できないゆるーいトークもたっぷり楽しめて、とても充実したライヴだったよ。
MCでも話していたが、Creature Creatureが最初に日本武道館でのイベントでそのヴェールを脱いだのが、2005年12月のこと。もう10年も前のことになるんだ。MORRIEが音楽活動から遠ざかっていた期間もニューヨークに行くたびにゴハンして、いろいろな話をしていただけに、彼がシーンに舞い戻って来て、勢力的に活動を続けているのは個人的にとても嬉しい限り。年齢を重ねてさらに広がるばかりの表現力と世界観、ポジティブな姿勢は本当に素晴らしいと思うし、きっと彼のライヴに「忙しくても、なぜか行きたくなってしまう」のは、そんなMORRIEからパワーをもらいたいと思っているからかもしれないな……。
 
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2015-06-29