R&R DIARY

 

10月31日

Raphael「悠久の檜舞台 第壱夜 白中夢」@Zepp Tokyo
 
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1997年の結成から、20年。華月の17回忌。YUKITOの引退。……いろいろなことが交差しあい、昨年から「解散するために」活動していたRaphaelの2DAYS LAST LIVEの初日。とても切なく悲しく、でも、とても暖かく力強く密度の濃い3時間だった。多分、こういうライヴを体験することは、ものすごく希少なのではないかと感じた。
アンコールも含めて、全25曲。おしゃべり好きなYUKIくんの長めのMC、入れ替わり立ち替わり登場する豪華なゲスト陣、貴重な華月のテイクや映像も交えての演奏……と、見どころ満載、心を揺さぶられるシーンが何回もあった。
「僕たちは、やっぱりミュージシャンだから」「産みの楽しみを知っているから」といって、新曲も披露してくれた。十代で武道館公演を成功させ、これからという時にメインコンポーザーが急逝して活動休止。その後もメンバーは音楽活動を続けるも、苦難の日々だったことは想像するに難くない。そんな中で、メンバーがまた集まって、新しい音楽を生み出すのはいろいろな面で大変なこともあっただろうけど、この日にこうして宣言して演奏したことは、とてもよかったのではないかと思う。
 
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この日のライヴの長いレポを、オフィシャルブック「卒業」に寄稿しました。詳しくは、そちらを読んでね。
 

2016-10-31