R&R DIARY

 

11月20日

朝の5時に、電話が鳴った。寝ぼけ眼で出てみたら、親戚の叔父さんからで、叔母が急逝したという。叔母というか、母の従兄弟だから、正式には大叔母になるのかな。でも、母は一人っ子で、昔はその叔母の家族と一緒に住んでいたから姉妹みたいで、わたしにとってもとても近い存在の人だ。最近は会ってなかったけど、母とはよく電話で話してて、近況は聞いていた。
事業を営んでいた旦那さんがそろそろ引退して、二人でたくさん旅行に行こうと話していたんだそう。それで、叔母さんはちょっと太り気味で膝が悪かったから、旅行に行く前に足を直そうと思って手術をしたんだって。手術は成功したんだけど、その数週間後に脳梗塞を起して、突然、亡くなってしまったのだという。エコノミー症候群みたいなものだと、親戚の人が説明してくれた。
叔母さん自身も周りの人も、膝の手術が原因で亡くなるとは夢にも思っていなかったから、本当に驚いたそうだ。その話を聞いて、なんだか、とっても切なくなってしまった。そして、人間の命ははかないものだと、あらためて痛感した。
だからこそ、一日一日を、悔いのないように生きなくちゃ……だね。早苗ちゃん、どうぞやすらかに。
 

2015-11-30