R&R DIARY

 

3月9日〜ヘッドロックナイト

DJ-namijin2年ぶりヴォーカル復帰戦「ヘッドロックナイト.122」@渋谷ラママ

ナミジンは古くからの仕事仲間で、最初はプライベーツのマネージャー〜その後レーベルのA&Rディレクターとして活躍してた方。わたしがプロデュースした「KISSトリビュート」を最初に「作ろうよ!」と声をかけてくれた人で、他にもいろいろなシーンでお世話になった。
それが、十数年前に「やっぱりロックがやりたい」と会社を辞め、パンクバンドNUMBER.42と自分のお店「ヘッドロックカフェ」とイベント「ヘッドロックナイト」を始めためっちゃパワフルな方。最初のヘッドロックカフェ(高田馬場)にも何回か遊びに行ったけど、お店に渋谷に移ってからは生活圏が近いこともあって、時々飲みに行っている。
ところが、ナミジンは2年前に脳梗塞で倒れ、2ヶ月間闘病。その後、後遺症を克服するためにお店に立ち、最初は少ししゃべるのが不自由そうだったけど、「お客さんと話すのが、一番のリハビリ」と頑張ってきた。イベントもバンドも再開し、去年はバンド復帰イベントを行い、今回はとうとうヴォーカル復帰ライヴを行うまで回復した。そのあくなきバイタリティは、ホントにすごい。めっちゃ魅力的である。
ライヴは最初のTHE BERLINから、「ロックが好き」というオーラがビンビン伝わってくる演奏。ずーっとビールを飲みながらフロアでライヴを見ていたのだけど、なんだか音楽を見始めた頃の初心に戻ったような気がして、とても楽しかった。
ナミジンのヴォーカルも、事情を説明されても「え、そうなの?」と思うくらい普通で、ホントによかった。わたしは基本メタル派なので、パンクはあまり得意じゃないんだけど、この日の出演バンドの演奏を聞いていて、大学時代にラモーンズが大好きで、20代でニューヨークに行った時にライヴハウスに見に行ったことなど思い出していたよ。

ライヴ後に記念写真。右がナミジン、中央はhideちゃんの本「Never ending dream」の編集者さん。


ナミジンのお店はこちら → http://head69.com/cafe/top.html

2019-03-09