R&R DIARY

 

5月28日  

インペリテリ@O-EAST
世界最速といわれるギタリスト、クリス・インペリテリ率いるメタルバンド「インペリテリ」のライヴに行く。インペリテリは80年代の後半に活動を開始し、イングヴェイの二代目的存在としてメタルシーンで脚光を浴び、元RAIBOWのグラハム・ボネットがヴォーカリストだった時期もあることから、日本でも人気のあるバンドである。
久しぶりに、王道のクラッシック・メタルのライヴを見たと思った。どこをどう切り取っても、金太郎飴みたいに、王道メタル。日本の有名なメタルバンドの曲を彷彿させるレパートリーがいくつもあって、「彼らが日本のバンドに与えた影響って、大きいんだなー」と思った。
 

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ライヴの前に、むかーし買ったグラハム・ボネットが参加している「Stand In Line」を聞いて、バンドの復習しました☆


 
 
今回、彼らのライヴに行ったのは、TERUがゲストギタリストとして出演するからだった。なにしろ、クリスが大好きなTERUは、数年前に初めて彼に会った時、いろいろ話そうと思って一生懸命覚えてきた英語を緊張のあまりすべて忘れ、こともあろうに「I love you」とひとことだけいって、号泣したという心温まりすぎるエピソードをもつ。その時の出会いがきっかけで、今年3月にリリースされたインペリテリのアルバム「ヴェノム」のアートワークを、担当。それだけでも感動しまくっていたのに、なんと今回はステージで共演である。
往年のメタルバンドっぽくお洒落っ気のまったくないインペリテリの中に、JUPITERの衣装を着たTERUが入って大丈夫だろうか。シャイな彼のことだから、緊張しすぎてコケないだろうか……と、二階席の大島はほとんど父兄参観状態。でも、TERUは堂々とステージをこなし、インペリテリのお客さんからも暖かい声援を受けていた。
わたし以上に父兄参観状態だったのが、JUPITERのYUKIくん。ZINくんは二階席にいたのにYUKIくんの姿がないので、「来てないのかな」と思ったら、実はステージの袖で写真を撮りながら、感動でグスングスン状態だったんだって。他にも二階席にはTERUくんの父兄参観状態関係者がたくさんいて、彼がたくさんの人に愛されているんだなーと変なとこに感動してしまった。
でも、自分のいちばん好きなアーティストと、同じステージで共演するという、普通の人だったら実現するのはほぼ不可能な夢を、実現してしまったTERUくん。本当にこの日、ステージでギターを弾く彼の姿と笑顔は輝いていた。
素敵な光景をありがとう!
 
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2015-05-31