R&R DIARY

 

5月31日〜中山加奈子ワンマンライヴ

中山加奈子ソロアルバム「ROLLING LIFE」発売記念ワンマンライヴ@下北沢GARDEN
23年前の5月31日、加奈ちゃんは日本武道館のプリンセスプリンセス解散ライヴのステージ上で、「この解散が間違いじゃなかったと思える生き方をします」と力強く宣言していた。
それから、ニューアルバム「ROLLING LIFE」のタイトルそのままに、ソロ活動やバンド活動と常にロックし続けてきた23年間。ロックミュージシャンとしては、可愛すぎるルックスと可愛すぎるヴォイスを持ちながら、それを否定もせず押し出しもせず、ナチュラルに新しい女性ロッカー像を切り開いてきた。
そんな彼女の歴史がギュッと詰まったワンマンライヴ。新しいアルバムの曲も懐かしい曲も、どの曲もロックンロールしていて、加奈ちゃんは幸せそうに歌っていた。その気持ちが客席にも伝わって、熱くロックしているのにあったかくて優しい不思議な空間を生み出していた。

サポートバンド「新しめさば」と加奈ちゃん。


思えば、わたしが最初にプロデュースしたトリビュートアルバム「西城秀樹ROCKトリビュート」を作ることになったきっかけは、当時、「ROCK TO THE FURTURE」で秀樹さんと共演していた加奈ちゃんが「作ろうよー、きっと楽しいよー」って、いってくれたからだった。その次にプロデュースした「KISSトリビュートアルバム」にも参加してくれたし、家が近所だったこともあって、「呑んだくれシスターズ」なんて名前を自分たちでつけて、よく一緒に飲んで遊んでた。
そんなことを思い出しながら、2時間ずっとワクワクしながらステージを見ていた。
終演後は打ち合わせがあったので、サイン会をやってる加奈ちゃんにチラッと挨拶して、そのまま外へ。打ち合わせに行こうとしたら、知り合いが「近くのライヴハウスで、綾くん(BLue-B)がライヴやってて、今ちょうど終わったところ」と教えてくれた。ホントに徒歩2分くらいのところだったので、久しぶりに会いに行ってきた。
そしたら、「実は、さっき、道で大島さんとすれ違いました」というの! 声をかけてくれればいいのに、相変わらず、綾くん、シャイなんだから(笑)。今は3人組のインストバンドをやっていて、たまにライヴをやってるのだそう。今度、ちゃんと見に行きたいな〜。
打ち合わせが終わって、帰宅しようと歩いていたら、たまたまGARDENの前を通りかかった。店の前にまだお花が飾ってあったので「もしかしたら、お店で飲んでるのかも」と思ってのぞいてみたら、打ち上げをやっていた。もうそろそろ終わる頃だったけど、加奈ちゃんにちゃんと会えて話もできて、よかった。もう帰る予定だったのに、またビール飲んじゃったよ(笑)。

ニューアルバム発売、おめでとう!


 

2019-05-31