R&R DIARY

 

9月21日

Moran Last Live「夜明け前、最後の夜に永遠を紐解く方程式を夢む」@Zepp DiverCity TOKYO
結成以来、取材や番組やイベント出演等で、とても仲良くしていたMoranの解散ライヴ。
Fatimaの頃からhitomiくんの世界観が大好きだったので、初ライヴから見ていて、VeloくんやZillくんがいた4人編成時代は、今はもうなくなってしまった雑誌で、毎月のように取材をさせてもらっていた。
解散ライヴはたくさん見ているけど、こんなに散り際が美しかったバンドは滅多にいないというくらい、印象に残るライブだった。5人全員がまさに燃え尽きるんじゃないかと思うくらい、魂を凝縮させた演奏を聞かせてくれた4時間半。「今この瞬間の音にすべてをこめたい」という気合いと、「終わりたくない」という矛盾した気持ちがヒシヒシと伝わってきて、本当に切なくて美しいステージだった。
ドラマティックにエンディングを飾った後も、観客席からのアンコールの声はますます大きくなるばかり。でも、ステージにはまったく動きがなくて、後ろ髪をひかれながら席を立つ。2階席にいた康乃くん(Kra)や輝喜くん(アンカフェ)と「アンコール、ないのかな〜」なんて話していたのだけど、「でも、まだ代表曲の『Party Monster』をやってないな」と思い、一縷の希望を持ってしばらく待ってみることにする。
ずいぶん時間がたってから、ようやくステージに、衣装ではなくツアーTシャツを着たメンバーが戻ってきた。そこからまた、怒濤の演奏が約30分。名残惜しさを会場にいた全員が共有しつつ、Moranの最後の瞬間を全員で見届けた。
 
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Moran、やっぱりいい曲が多いよね。資料用にデータで音源は送ってもらってたけど、ちゃんと自分の思い出としてとっておきたいから、CDを買ってじっくり聞いてみようかな♪
 
 
 

2015-09-21