R&R DIARY

 

9月26日

音楽専科社でとってもお世話になった編集のカネやんが退職することになって、送別会が御徒町(シブい!)の居酒屋で開かれた。ずっと一緒に仕事をしてきた編集者の方やカメラマンさんやデザイナー、ライターさん等たくさんの仲間たちが集まって、ワイワイがやがや。しばらく会ってなかった懐かしい顔もいて、同窓会みたいでもあった。
 
カネやんは、わたしがライター稼業を始めた頃から「アリーナ37℃」編集部にいて、いろいろなアーティストの取材を一緒にしてきた。「Die in cries」の本を一緒に作ったりもしたなー。最近はアニメや声優さんの雑誌を作っていて、以前ほどしょっちゅう仕事をしてたわけではないけれど、ときどき「この人の歌はロック系だから」とか「イケメンだから、あけみちゃん、好きでしょ」といって、インタビューをさせてくれた。
 
最近、音楽雑誌がどんどん休刊になって、知り合いの編集者さんがみんな新しいお仕事を始めたりしている。違う雑誌の編集部に行く人もいるけどそれは稀で、web媒体だったり、全然違う業界に行ってしまう人もいる。わたしが音楽業界で仕事を始める前にお世話になってた講談社を始めとして、一般誌を作っている編集部も「本が売れない、雑誌が売れない」と悲鳴をあげている人が多い。音楽業界でもどんどんCDやDVDが売れなくなっていて、疲弊している状況は雑誌業界と変わらない。時代の流れといえばそれまでだけど、実際に手に取るもの(本やCD)が減ってしまうのは寂しいな……。
 

送別会の音頭をとってくれたのは、元アリーナ37℃名物編集長のナベさんでした。

送別会の音頭をとってくれたのは、元アリーナ37℃名物編集長のナベさんでした。


 
 

2014-09-26