9月23日
映画「先生と迷い猫」の試写会に行く。
以前からトレーラーを見て気になっていただけに、とても楽しみにしていた映画。すごくゆっくりと時間が流れているような、ほっこりとした内容で、とっても癒されたよ。
いなくなった猫を、元校長先生が一生懸命探すというストーリー。もぉそれだけで、胸キュンです。ちょうど約2年前、愛猫のサリちゃんが脱走して、昼も夜もなく必死に探していたわたしにとっては、校長先生のなりふり構わない行動がとても他人事とは思えず、ものすごく感情移入して見てしまった。
校長先生が猫を探すだけでなく、他にもいろんな伏線があって、それが見ている方の想像力を膨らませてくれるところも楽しい。見終わった後、「あの人は、あれからどうなったのかな〜」(ネタバレになってしまうから、こんな書き方)って思う人がいっぱいいて、長く余韻に浸れるよ。
ハリウッド製のCGびゅんびゅんの派手な映画とは対極にあるけど、秋の一日、あたたかい気持ちになりたい人にオススメでーす☆
10月10日公開だよ。
そして、試写の後、「ペットといると人生は面白い!」というパネル・ディスカッションがあった。ふむふむ、なるほど、そうだよね!と思うお話がいっぱい。わたし自身、本当に猫に癒され助けられてきたし、猫と触れ合っているだけで「幸せだな!」って実感することが多い。それが単なる気のせいじゃなくて、科学できちんと証明されているというのだから、嬉しい。ペットと一緒に暮らすことで、オキシトニンという幸せホルモンがたくさん分泌されるとパネル・ディスカッションでもお話しされていたし、いただいた小冊子にも詳しく書いてあったので、帰宅してじっくり読ませてもらった。
そんな風にぬくぬくと幸せ気分に浸っていたら、「猫が惨殺される事件が多発」 という悲しいニュースをテレビでやってた。抵抗できない小さな生き物を殺したりいじめたりするなんて、人として絶対に許せない。そういう歪んだ性格の持ち主って、きっとペットと触れ合う幸せを知らないんだろうな……。
こういうやりきれないニュースがなくなる、平和な世の中になりますように。
2015-09-23