ロックンロール日記は、1990年にP-5(音楽専科社)という雑誌で連載がスタート。
その後、1991年に創刊されたSHOXX誌上(音楽専科社)に移り、2012年2月まで同誌で連載していました。
web版は、1997年から2020年3月まで、ESPミュージカルアカデミーのホームページ内にて連載。
1997年から2012年までは雑誌とwebとダブルで連載されていましたが、基本的な内容はほとんど同じ。字数の制限がないweb版の方が詳しくて、そのダイジェスト版が雑誌連載ページという振り分けになっていました。写メを撮るのが日常的になってきた2000年代後半からは、web版には写真の掲載も多くなってきています。
日記をまとめた単行本が、音楽専科社から3冊刊行されています。イラストは、8ビートギャグでおなじみのロック漫画家シマアツコさんが手がけてくれました。
今回、復刻するにあたり、ESPミュージカルアカデミーの当時の担当編集者が手作業で文字に色をつけてくれた部分を始め、文章は当時のままにしてあります。最初の頃は文字の大きさやレイアウトも内容に沿って変化がついていて、担当編集者の愛を感じます。当時は「原稿を催促するコワイ人」と思っていましたが(笑)、大変な作業を黙々としてくださっていたことに、あらためて感謝します。